HOME > はじめての登山 > Step2 コース選びのポイント
Step2 コース選びのポイント

往復、周回、縦走など、コースの取りはさまざま

山歩きのコース設定を知ろう!

山歩きでは、山頂を目的地として、登り下りのコースを計画しますが、めざす山頂へのコースや登山口が複数ある場合、コースはいくつかの組み合わせが可能になります。
コース設定の代表的なパターンとそれぞれの特徴とメリットを紹介します。

1往復型 登り下りとも同じコース。下山時も安心

 目的の山頂へ、登り下りとも同じコースを歩く、もっともシンプルなコース設計です。
往復型は、景色の変化という点では単調に思えますが、登りで歩いた道を下るので道に迷う心配も少なく安心して歩けるので、安全面でのメリットがあります。


2周回型 景観の変化が魅力。交通利用も便利

 登り下りのコースを変えて山頂をめぐるコース設定です。
登りと下りとで景色の変化が楽しめるのが、周回型コースの魅力です。
また、行き帰りの交通アクセスが計画しやすく、マイカー利用にも向いています。
コースのどちらが登り下りに向いているか、地形やガイドブックの記載などから判断する必要があります。

3縦走型 アルプス夏山登山の代表的なコース設定。
アクセスの交通手段も計画的に。

山の大小に関係なく、稜線で結ばれた複数のピークをつないで踏破して行くのが縦走型のコース設定です。
数日を要するコースの場合、稜線に位置する山小屋やキャンプ地に宿泊しながら進みます。夏の日本アルプスは長い稜線歩きが楽しめ、縦走登山の醍醐味が味わえます。

縦走型の場合は、入下山口が異なるため、アクセスの交通手段が公共交通機関に限定されるケースがほとんどです。
帰りの交通手段まで念頭に入れて、しっかり計画しましょう。

縦走路のイメージ。入下山口が異なるのが縦走型

4定着型 山麓や中腹の山小屋をベースにして、身軽に周辺のコースを歩く

縦走型のように、次々と山を踏破するのではなく、山麓や中腹の山小屋やキャンプ場をベースにして、周辺のピークを日帰りで往復または周回するコース設定です。

縦走型のようにすべての荷物を背負う必要はなく、その日の行動分の荷物のみで動ける、というメリットがあります。

注意

山歩きは、疲れの出てくる後半、下山時こそ慎重に行動しましょう。
道迷い遭難の原因は様々ですが、疲れが出る下山時、午後の時間帯に起きるケースが多くなっています。
上記の注意点を念頭にコースを選びましょう。

山を歩くイメージができましたか? 続いて、具体的なコース選びのポイントを紹介していきましょう。

■登山初心者におすすめの書籍

今から始める山歩き

今から始める山歩き

1,575 円

初めての低山日帰りハイキングから、山小屋泊まりの縦走登山まで、この一冊でまずは山歩きの基本を知ろう。

山歩きの基本がわかる本

山歩きの基本がわかる本

1,470 円

現役山岳ガイドのふたりが実際にお客様から聞いたリアルな疑問が項目ごとにまとめられ、即役に立つ、実践的な構成になっている。

山でバテないテクニック

山でバテないテクニック

880 円

近年、疲労を原因にした転・滑落事故、道迷い遭難が目立つなか、貴重なアドバイスを満載して遭難予防の一助となる実用書。

登山入門

登山入門

2,310 円

段階に応じた装備の揃え方、計画のポイント、歩行技術などを紹介するとともに、山の危険への対処や遭難対策などの基礎知識も詳しく紹介。