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アイゼンで歩行するときは、まずしっかりと登山靴へ装着しましょう。いくら基本的な歩き方ができていても、アイゼンが途中でグラついたり外れたりしては元も子もありません。安定した場所で装着できるよう、早めの行動を心がけましょう。
アイゼンをつけての歩行はフラットフッティングが基本です。すべての爪が雪面に刺さるようにしましょう。
足を前へ運ぶ際は、左右のアイゼンの爪を反対の足に引っかけて転ばないように、かかとどうしを約10cmあけて足運びをするように常に心がけましょう。
緩斜面や下りでは左右の靴を平行にするのがよいですが、やや傾斜がきつい登りでは、左右の靴が平行だと足首が曲がりきらずにかかとが浮いてしまいます。直登の場合は足をガニ股(V字形)に開くといいでしょう。
フラットフッティングができないほど傾斜がきつい場合は、アイゼンの前爪を斜面に蹴り込むフロントポイントや、フロントポイントとフラットフッティングの併用で登りましょう。
以下にアイゼンを使用した歩行のテクニックについて紹介します。
Step7 山で遭難しないために |