行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
福井方面からR158経由。大野に入り目前に荒島岳が見えてきます。今日は勝原ではなく中出絵コースなので、「中休」の交差点を右折。しばらく進むと手書きの看板で左折「荒島岳登山口」とある。5分程度、舗装された林道を進むと中出駐車場。綺麗なトイレと常に出ている湧き水と湧き水を利用した足湯ならぬ足水?が嬉しい。
この登山記録の行程
中出コース駐車場(09:27)・・・中出コース登山口(09:47)・・・小荒島岳(10:46)・・・しゃくなげ平(11:07)・・・もちが壁・・・前荒島(11:37)・・・荒島岳(11:44)(昼食~12:21)・・・前荒島・・・もちが壁・・・しゃくなげ平(12:45)・・・小荒島岳分岐(12:58)・・・中出コース登山口(13:38)・・・中出コース駐車場(13:52)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
待ちにまった三連休。暑さを避けて高い山に遠征しようと楽しみにしていたのに、深夜残業で準備する時間もなく(そもそも眠る時間もなく)、しかも連休ど真ん中が出勤確定となったためどこにもいけず。。。
ということで、呪いたくなるような運命に凹みそうになったが、どうせなら真逆の暑苦しくてとびっきりの急登登山で、頭も心もダル重状態を払拭してやろうと決めた。
目的地は、、、先輩に二度と登るものかと言わしめた福井唯一の百名山・荒島岳。
よく荒島岳は、なぜ百名山なのか不思議と言われる。個人的に最初の登山でそう思い、二度と、、、と言った先輩にも共感した覚えがある。しかし、荒島岳と地元大野のためにいうと、荒島岳の素晴らしさは雪山にあると思う。雪の荒島に登って以来、魅了されて毎年、冬には荒島岳を訪れている。(もちろん、今年も)
話が180度、外れてしまったが、何が言いたいかというと、雪山以外は辛い記憶しかない荒島岳に挑戦すべく、10数年ぶりに夏の荒島岳にやってきた。思う存分、急登を楽しもうではないか。
今回選んだのは、中出コース。個人的には勝原コースが気に入っているのだが、今回、戻ってきた際に、服を洗ったりと水が豊富に使えるという理由で中出コースを選んだ。
歩き出して思うが、荒島岳は勝原にせよ中出にせよ、とにかく登山口までが呆れるほどきつく長い林道が続く。
登山道に入ると、草をかき分け細い道が続く。勝原よりは荒れているが、草が多いというだけで決して迷うようなコースや危険な場所はない。杉林を抜けると整ったブナ林に出る。ブナ林まで来ると横方向への移動も増えてきて快適になる。シャクナゲ平へ向かう途中、いったん外れて小荒島岳の山頂へ登る。数分で着く。山頂からは荒島岳が目前に大きく、そして垂直のように見えるもちが壁が立ちはだかっている。急登好きにはたまらない。笑。
コースに戻って先に進む。シャクナゲ平に着いて、緑に囲まれて眺望がない風景に驚く。視線が低い。いつも雪がたっぷり積もった眺望の良いシャクナゲ平に慣れていたので、まるで知らない場所に来たかのような違和感があった。
もちが壁は、期待通りの急登。冬山も滑落しないよう注意が必要な場所だけど、足の負担的には断然、雪のない今の方がしんどい。
息が切れるのもかまわず、足が悲鳴をあげるのも聞かず、どんどん、とにかく一心不乱で登る。休憩したいと心が折れそうになった時、笹の葉から視界が開け、祠が見える。
ついに山頂。やっと着いた。期待通り、久しぶりにねをあげそうなるほどの登りごたえのある登山だった。
お昼ご飯を食べて今度は一気に降る。
降っている間、ずーっと考えていたのは、駐車場に戻ったら冷たい湧き水を頭からかぶってやろうと。
今日は相当の酷暑。果たして、駐車場にたどり着いたときはなだれ込む様に水道から流れる湧き水に頭を突っ込んだ。疲れが吹き飛びます。
そして、上にも書いたけど、ここには足湯ならぬ足水?がある。ベンチに座りながら、冷たい湧き水に足を浸せるようになっていて。これまた最高。暑さを忘れ、急登でヒートアップした足の筋肉を冷やしながら、今日の登山を振り返りました。
みんなのコメント