行程・コース
天候
晴れ時々薄曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
【往き】
東京駅八重洲口21:20発 ⇒(ドリーム鳥海号)⇒ JR象潟駅5:15着
JR象潟駅6:20発 ⇒(鳥海ブルーライナー)⇒ 鉾立口6:55着
【帰り】
大平山荘16:10発 ⇒(鳥海ブルーライナー)⇒ ねむの丘17:10着(入浴・夕食)
ねむの丘21:30発 ⇒(徒歩)⇒ JR象潟駅22:00着
JR象潟駅22:20発 ⇒(ドリーム鳥海号)⇒ 東京駅日本橋口6:15着
この登山記録の行程
鉾立登山口(7:20)⇒賽の河原(8:05)⇒御浜小屋(8:30/8:45)⇒御田ヶ原分岐(9:00)
⇒七五三掛(9:15/9:25)⇒御室小屋(10:35/10:55)⇒鳥海山・新山山頂(11:10/11:20)
⇒七高山山頂(11:50/12:00)⇒伏拝岳(12:20)⇒七五三掛(13:00/13:10)
⇒御田ヶ原分岐(13:20)⇒鳥ノ海分岐(13:35)⇒長坂道T字分岐(13:55)⇒河原宿(14:05/14:10)
⇒見晴台(14:40/14:55)⇒大平登山口(15:10)⇒大平山荘(15:25)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
夏しか行けない東北の山に登ろうと、往復とも夜行バスを使って鳥海山に0泊3日で行ってきました。登りは象潟口コースと千蛇谷コースを使い、下りは外輪山コースと吹浦口コースを使います。
【初日】
退社して夕食を摂り、東京駅八重洲南口へ。21:20発のドリーム鳥海号で出発。車内はカーテン付きの3列シートなので到着前に登山ウェアに着替えることができました。ちなみにこの便は予約で満席でした。
【2日目・①鉾立口→新山山頂】
象潟駅に5:10到着。6:20発の乗合タクシー「鳥海ブルーライナー(要予約)」に乗り換えて7時前に鉾立口に到着し、登山届を出してスタート。最初はコンクリ製の階段、少し行くと自然石の石段の道になりますが、幅が広くてとてもよく整備されてます。
賽の河原あたりから早くも雪渓がお目見え。今年は雨が少ないので雪がたくさん残ってます。更に進むと御浜小屋。暑い中、ダラダラ登り一辺倒で疲れましたが、眼下に広がる鳥海湖の素晴らしい絶景に心癒されました。
雄大でなだらかな扇子森のアップダウンの後、七五三掛に到着。千蛇谷に下る分岐はもう少し先に2ヵ所ありますが、1つ目の旧分岐は通行止めでした。そのため、さらに先の新分岐からジグザグ道で千蛇谷に下ります。すると、いきなり雪渓の横断ポイント。しかし、傾斜は緩いのでアイゼンなしでOK。谷の右岸を登っていくともう2度雪渓を横断しますが、そこもアイゼンは不要のレベルでした。なお、右岸歩行中、左岸(外輪山側)からの大きな落石を2度目撃しました。やはり、雪渓歩きは危険です。
山頂に近づくにつれてゴロゴロした岩が目立ち始めます。そして、御室小屋から山頂へは正真正銘の岩場登り。ストックは使えません。浮き石はなく、白ペンキに沿って進めば問題ないのですが、こけるとタダでは済まないので慎重に慎重に。で、ようやく山頂到着。山頂周辺の火山性の荒々しい岩場の風景が印象的でした。
【2日目・②新山山頂→大平山荘】
新山山頂からは七高山側の岩場を下ります。ここも慎重に。すると雪渓に遭遇。外輪山の下までこの雪渓を下るわけですが、傾斜があって結構危険です。踏み跡を丁寧にトレースしましたが、軽アイゼンを装着した方が良かったかもしれません。
外輪山コースに入るとアップダウンは緩やかで歩きやすくなります。ハシゴが架かった個所もありますが全然問題ないレベル感。ただし、要注意なのは伏拝岳の分岐。ここで七五三掛方面と湯ノ台方面に分岐するわけですが、分岐直後は互いに見える距離間で並走しますから、標識をよく見ていないと間違った方に行きやすいと感じました。
御田ヶ原分岐から吹浦口コースに入った途端、ガクッと人の数が減少。高山植物の群落もありますし、鳥海湖を間近で見られるのに何故でしょう?ともあれ、渋滞もなく快適に歩くことができます。
河原宿まで来ると大平山荘まで残り1時間半ぐらい。が、夜行バスの寝不足と直射日光、そしてトレイルの硬さで疲弊気味。トレイルは自然石を埋めて整備されていますが、凸凹が多くて躓きやすいです。しかも、硬いので足の裏と膝が痛くなりました。これだと象潟口コースの方が景色も含めて人気があるのはわかります。なお、河原宿には「水場」の表示が地図に載ってますが、そのまま飲める感じではありませんでした。
【2日目・③大平山荘→象潟駅】
予約しておいた乗合タクシーで大平山荘から町に戻ります。夜行バスの出発時刻までたっぷり時間があるので、乗合タクシー終点の道の駅「ねむの丘」まで行きました。ここにある日帰り温泉で汗を流し夕食を食べましたが、産地直売所の天然岩ガキが絶品。多少値は張りますが(大きさによって@400~800円)、夏の味覚を堪能できました。その後、ねむの丘から象潟駅まで徒歩15分。22:20にバスに乗り込みます。
【3日目】
朝6:15に東京駅日本橋口到着。疲れと酔いでバスに乗って5分でポテチンだったので、到着した時は頭も身体もスッキリでした。
往復に夜行バスを使い、山自体は日帰りというハードな日程でしたが、何とか乗り切れました。疲れたのは事実。が、鳥海山、鳥海湖、雪渓、岩ガキ等々、普段は経験できない体験が満載の3日間。大満足でした。
フォトギャラリー:36枚
装備・携行品
アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 | タオル | 帽子 |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
修理用具 | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | 軽アイゼン | トレッキングポール |
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