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火打山。妙高山テント泊縦走

火打山、妙高山( 上信越)

パーティ: 1人 (山旅人 さん )

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行程・コース

天候

曇り時々晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 妙高ICから笹ヶ峰キャンプ場の登山口へ

この登山記録の行程

2日
笹ヶ峰登山口(8:20)・・・黒沢(橋)(9:22)・・・富士見平(11:30)・・・高谷池ヒュッテ(12:30)・・・テント設営後スタート(13:00)・・・天狗の庭(13:23)・・・ライチョウ平(14:00)・・・火打山(14:40~15:00)・・・高谷池ヒュッテ(16:30)
3日
高谷池テント場(6:20)・・・茶臼山(6:53)・・・黒沢ヒュッテ(7:20)・・・大倉乗り越し(7:52)・・・長助分岐(8:50)・・・火打山(10:15~10:31)・・・長助分岐(11:33)・・・大倉乗り越し(12:30)・・・黒沢ヒュッテ(12:55~13:20)・・・富士見平(14:00)・・・黒沢(橋)(15:24~15:35)・・・登山口(16:15)

コース

総距離
約23.1km
累積標高差
上り約2,162m
下り約2,168m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

当初、火打山単独を考えていたが、妙高山を縦走することにした。
先月、妙高山(燕温泉からの日帰り)2454mに登っている。
そのこともありついでに北側の山頂2445mをも登ることにした。
初日は
笹ヶ峰の登山口から木道を辿り高谷池ヒュッテへ。テント設営後サブザックで火打山へ。途中の天狗の庭はガスっていたが、高層湿原の中に木道が延々と山裾まで続きワタスゲの白い綿毛が一面に草原を彩っていて見事だった。池に映る山影と残雪もよいコントラストだった。山頂2461,7mでは眺望に恵まれなかったこともあり。また山頂と言うよりは単なる岩くずの広場だったので苦労して登頂した感慨に浸れなかった。

テント場に戻ると5張りのテントがあり。それぞれ単独の男性が食事の用をしていた。
テント場は粘土質の平地。雨が降るとドロドロになるが今回は乾いていた。それでも夜間の霜で汚れた。水は自由に取れた(煮沸が必要)。トイレも仮設が新設されて快適だった。

翌日は快晴で黒沢池ヒュッテまで行く。茶臼山を越えて黒沢池へ下り始めると、黒沢池周辺の湿原が見事に眺められた。小屋に荷物をデポして軽装で妙高山を往復。大倉乗り越しから妙高山が望まれたがあまりの遠さに気持ちが萎えそうだった。出るのが遅かったせいもあり帰宅を考えると迷いもあった。さらに急激な下りを体験するに、さらに弱気の虫に襲われた。帰りの登り返しが大きく心を支配していた。弱気を振り払って下り始めると次第に気力も戻って来た。結果は思っていたより体が動いた。時間にしては短いので体力的にはまだ余裕があった。山頂直下のダケカンバ林の急登にも疲れは感じなかった。
巨岩や絶壁の脇に白山シャジンの淡いブルーが群れとなって咲いていて励まされ癒された。
山頂下にある祠に手を合わせてから山頂2445.8mへ。山頂では広場があり20人位の登山者が憩いでいる。残念なことに眺望がない。近くの岩山に登っている人もいる。
少し休憩して下る。やはり水分の持参が気になった。余分に持ってきたが思っていた以上に消費がある。大倉乗り越しへ戻りついたが案外早かった。
昼食に小屋でラーメンを注文したが、外国人の小屋番だった。出てきたのはラーメンの形をした別物だった。出汁は肉の缶詰をそのまま使ったのだろう甘かった。水も出ないので500円でペットボトルを買って飲んだのでした。期待したことが裏目に出た。
こうして下山の道へ。帰りの木道はそのいやな気分を一掃して余りあった。黒沢池の広い草原と多くの花々、吹き渡る風に心を洗われた思いだった。


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登った山

火打山

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2,462m

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