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石鎚山 1泊2日

石鎚山( 中国・四国)

パーティ: 1人 (CMLみらい さん )

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行程・コース

天候

全行程を通じ晴れ時々曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: しまなみ海道今治川終点から一般道をひたすら経由し、石鎚登山ロープウェイ乗り場前の京屋旅館駐車場へ

この登山記録の行程

【1日目】
山頂成就駅(10:55)・・・石鎚神社成就社(11:15)[休憩 30分]・・・八丁鞍部(12:15)・・・休憩所(13:10)[休憩 30分]・・・夜明峠(13:50)・・・二ノ鎖(14:15)・・・石鎚神社(15:15)

【2日目】
石鎚神社(08:25)・・・二ノ鎖(08:50)・・・夜明峠(09:00)・・・休憩所(09:15)[休憩 30分]・・・八丁鞍部(10:05)・・・石鎚神社成就社(10:30)[休憩 30分]・・・山頂成就駅(11:25)

コース

総距離
約8.4km
累積標高差
上り約1,073m
下り約1,073m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

当初の予定では山頂成就駅から成就社までは徒歩だったが、実際には成就社付近の展望台までは観光リフトを利用し、時間短縮を図った。
成就社で昼食をとり、登山口へと向かった。最初は下り坂からのスタートだったので、意外と楽だったが、八丁から急に上り坂になり、またコースの途中でも時々上り下りが逆転する場面があり、少々戸惑いながら足を踏み出していった。先日まで台風が来ていた関係か、八丁付近は登山道がぬかるんでおり、やや注意が必要だった。
道中、鎖場が3か所あるが、すべてう回路が設定されているので、体力に自信がないなど、鎖場を避けて通りたい理由のある人向けにも問題なく登山を続けることができるようになっていた。
六合目付近に休憩所(売店あり)があり、正直、傾斜がきつくてかなり体にこたえている状況では、この場所はまさに癒しのスポットとなった。麦茶やあめゆ、石鎚の力水やソフトドリンク、軽食など、また記念品などが取り扱われている。
八合目付近と思われるくらいで、道中最後のトイレがあり、気になる方はここで用を足しておくことをお勧めしたい。なお、設備保全等のため、基本チップ制(たぶん強制ではないと思うが)になっている。また、このトイレには休憩所(避難小屋的な性質あり?)も設けられており、同様にチップ制になっている。
頂上山頂が近づいてくると、だんだんと階段が目立つようになってくる。石鎚山では登り(登山)の人のことを「お上りさん」、下り(下山)の人のことを「お下りさん」と呼んでいるらしい。お上りさん、お下りさんとも、それぞれ進行方向に向かって「左側通行」と定められているので、それに従って進んでいく。
九合目あたりになると、もう真上には頂上山荘が見えているのだが、正直、かなり上の方に存在しているように感じられた。確かに、ほとんどが階段のコースで、頂上までは一気に登っていく感じになる。気が付くと頂上山荘にたどり着いていた、という感じだった。
頂上山荘に隣接し、石鎚頂上社(神社)があり、この付近を弥山と呼び、実際の頂上(最上の標高)は、いったん鎖場を降りて、ナイフリッジを渡っていく「天狗岳」といわれるところになる。ただ、危険が伴うので、初心者の方や体力に自信のない方にはお勧めできない。実際、弥山からの眺めで十分最高である。
神社では、夕方の17:00と朝の6:00に礼拝が行われる。出席したい人は自由に出席できる(山小屋の館内放送でも案内がある)。
夕食は17:30~(ただし、宿泊者の人数が多い場合は2部制をとる)、朝食は6:30~(同様に、多い場合は2部制)となっている。
消灯は21:00。売店は7:00~19:00までの営業である。
食事はセルフサービスとなるが、座席のグループは決まっている。また、宿泊時の寝る場所も決まっているので(ただし、もちろん雑魚寝である)、その辺は混乱することなく対応できると思われる。
今回は翌朝の天気が良かったため、日の出を見ることができた。当日は朝早くからみんなごそごそと起き上がり、日の出を待つ準備をしていた。自分はあらかじめ日の出時刻を調べていたので、大体その時刻付近を狙って準備をし、日の出を待った。今回は非常に美しい日の出を見ることができた。
朝食後、しばしの時間を山小屋で過ごし、チェックアウト時刻が8:30なので、それに合わせて出発した。
一度リニューアルしている山小屋だということで、確かに比較的こぎれいな感じになっていた。頂上でしか買えないという、レアなグッズなどもあり(記念バッジやTシャツなど…)そちらも必見である。
トイレは男子(小)・和式・洋式とあるが、洋式トイレについては、消灯後は発電が止まってしまい、水が流せないため、使用できなくなるので注意!
ちなみに水は雨水を利用しているため、貴重なので節水にご協力を、とのこと。洗面所もあるが、こちらも水は限られているので、トイレの手洗い程度にしか使えず、まして歯を磨いたり顔を洗ったりは言語道断(笑)である。その点は注意したいところである。
山小屋(ここで書いている山小屋=頂上山荘のこと)では、自炊の設備などはなく、また火気厳禁のため、基本的にクッキングストーブやコッヘルなどは持って行ってもあまり役に立たないかもしれない。同様に、寝具も準備されているので、シュラフなどを持っていく必要もないのは大変ありがたい。ただ、枕カバーはないので、気になる人は枕にタオルを巻くなどした方がいいかもしれない。
下山の際、帰りもリフトを利用するのであれば、特に足を痛めないように注意しておいた方がいいと思われる(リフトに乗るときは問題ないとしても、降りるときにうまく着地できないと、かえって危ないので…)。焦って下山しなくても、じっくり歩いて行っても十分時間的には余裕があるはずである。登りも下りも無理をしないことがやっぱり基本だと感じた。
なお、成就社のところには旅館もあり、一般の人も飲食ができるようになっているため、昼食を済ませてから登山を開始するのも可能である。
また、ロープウェイ乗り場(下側)の京屋旅館は、駐車場だけではなく、日帰り温泉や食事なども提供しているので、そちらも利用されるといいと思う。
ちなみに、京屋旅館駐車場は普通車1日700円、日帰り温泉は500円である。食事はメニューがいろいろあるので、自由に選ぶとよいだろう。
車でのアクセスの際、急カーブや道の狭い場所がなんか所もあるため、あまりスピードを出したりせず、無理のない運転を心がけ、安全快適な登山を楽しみたいものである。
ロープウェイ・観光リフトの往復乗車券は通用2日であるため、山小屋泊をしても帰りの切符はそのまま使用できるので、その点はご安心を。

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装備・携行品

アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル 帽子
グローブ 着替え 地図 コンパス 腕時計 カメラ
登山計画書(控え) 健康保険証 医療品 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食
GPS機器 ストーブ クッカー

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