行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
駒ヶ根高原(08:10)…池山林道終点(09:13)[休憩 5分]…池山小屋分岐(09:51)[休憩 15分]…大地獄…分岐点(12:40)[休憩 15分]…空木岳(13:42)
【2日目】
空木岳(05:10)…木曽殿山荘(06:04)…東川岳(06:26)…熊沢岳(07:44)[休憩 15分]…檜尾岳(08:55)[休憩 15分]…濁沢大峰(10:05)[休憩 15分]…極楽平(11:08)[休憩 10分]…三ノ沢分岐(11:22)…宝剣岳(11:50)[休憩 5分]…宝剣山荘(12:06)[休憩 15分]…中岳(12:30)[休憩 5分]…木曽駒ヶ岳(12:49)[休憩 10分]…宝剣山荘(13:23)…乗越浄土(13:25)…千畳敷(13:51)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
中央アルプスの空木岳から北上し、宝剣岳を経由して木曽駒ヶ岳まで縦走登山してきました!
かなり早いペースなので一泊で行けましたが、標準タイムの場合、2日目の工程で11時間程度掛かります。
空木岳からは稜線ほぼ岩稜なので歩きにくくアップダウンが激しいです。時間稼ぎしにくい稜線でした。
断面図では登ってく一方に見えますが、実際はアップダウンの連続です。
また途中に山荘や小屋が殆どなく、無人の避難小屋しかありません。
水汲み場もないので水や食料の量には気を付ける必要があります。
時間や体力に余裕がない限り、極楽平から千畳敷に下りた方が良いと思います。
千畳敷から駐車場や駅までは、ロープウェイ→バスの利用が必須です。
この日はロープウェイ2時間待ちの大渋滞でした。利用者が多いので臨時便が出ていましたが、何時まで運転しているかは事前に確認した方が良いと思います。
木曽駒ヶ岳はロープウェイがありハイキング客も多く、景色も良いので休日は超混雑します。千畳敷ロープウェイ乗り場の混みっぷりが凄まじいですが、そこ以外は静かな登山を楽しめます。
天気が良ければ中央アルプス一帯、北アルプス、南アルプス、八ヶ岳を見渡すことができます。中央アルプスは北や南と比べると独特の景色だと思います。
この日は天気が悪かったので、ほぼガスでしたが2日目の朝方は素晴らしい景色でした。
フォトギャラリー:109枚
菅の台バスセンターのすぐ手前の道を駐車場背中にして真っすぐ進むとスキー場があります。そこに登山口があります。ちょっと解りにくいです。
ここは正確には登山口ではないです。この道越えるとスキー場の駐車場に出ます。
スキー場の登山口の入り口です。駐車場内にあります。ほんと解りにくい。
池山周辺はハイキングコースになっているようです。空木岳はハイキングコース沿いではないので注意を。
地図上にある池山林道終点です。
ここがほんとの空木岳登山口ぽいです。駐車場があるらしいです。タクシー呼ぶ場合はここまで来れるみたいです。近くにトイレと屋根付きの待合室みたいなのがあります。
この日は天気は悪いようです。ガスも濃く雨が降りそうな感じでした。
しばらくこんな道が続きます。日があまり当たらないのでちょっと暗いところもありますが、涼しいです。展望はしばらくずーとありません。
池山林道終点からすぐのところに分岐がありますが、真っすぐ進みましょう。
この分岐から池山に行くことができます。小屋の分岐で合流できます。この日は天気悪かったので池山はパスしました。
池山分岐まできました。飲めそうな水汲み場があります。この先長いのでちょっとここで休憩します。近くに小屋もあります。
しばらく樹林帯を登ります。
池山小屋分岐からの合流地点です。
ガスが濃くなってきました。小雨も降り始めました。
地図にあるマセナギってところらしいです。特に何もないです。というか一面ガスで真っ白w
この辺りから道が狭くなり、道も険しくなります。
ガスで良く見えなかったですが、すぐ下は断崖絶壁です。この道結構狭いのですれ違う場合は注意必要です。
梯子や階段、鎖場・ロープもあります。狭い道が続くので譲り合いながら進みましょう。
避難小屋の分岐まできました。まだこの先長いのでちょっと休憩…どちらからも空木岳に行けます。川が恋しくなったので、左の避難小屋を経由することにします。
やっと空木岳が見えてきました。
避難小屋に到着。ここは無人です。特に何もないです。地図に水マーク付いてましたが水場らしきものはないです。天然の川が流れています。
沢を何度か渡ります。水が透き通っています。暑い日はとても助かります。
沢沿いを歩く場所もあります。道標ないのでどれが道だか解りにくい場所ありますが、よく見るとテープや赤いペンキマークあるので、外れないように注意しまょう。
沢越えたらガレ場が続きます。ここから頂上まで急登です。山頂が見えてるだけ近くに感じますが実は結構遠い…
森林限界地点なのか、日差しを遮るものがないので晴れている日はなかなか厳しそうな道です^^;
しばらくガスまみれの樹林帯だったので、景色が良いところに出ると心が晴れますね。
ガスが抜けてやっと晴れてきそうです。
空木岳がくっきり見えました!山頂から近いところに駒峰ヒュッテがあり、今回はここで宿泊します。
駒峰ヒュッテから駒ヶ岳側。駒ヶ岳は遠すぎて見えませんけど。明日は駒ヶ岳まで行く予定ですが、ここから見るととても遠く感じますw
駒峰ヒュッテかは標高が高い地点にあり、展望場所にもなっています。中央アルプス見渡せます。
檜尾岳だと思います。ほんと遠いな…
空木岳、東川岳側。
晴れたり雨降ったり、ガスだらけになったり天気が落ち着かない日です。
南駒ヶ岳側も見えます。雲が抜ければ奥まで見れそうです。
空木岳は明日登ることにします。駒峰ヒュッテから20分弱で登れます。
2日目。駒峰ヒュッテから空木岳へ。頂上にはすぐ着きます。一面ガスで何も見えません。
今日はこの霧の先を進みます。先々不安になります。
日が昇ってきました。キレイですね~!
奥に見える山の先まで行きます…遠いw
霧で数メートル先しか見えず、しかも狭い。
心なしか晴れてきました!
東川岳。ガスで先が見えません…
南アルプスが見えてきました!
振り返ると空木岳が!迫力のある山です!
ガスが抜けた空木岳。
木曽殿山荘と東川岳が見えてきました。
檜尾岳側はまだ頂上付近がガスってます。
木曽殿山荘に到着。ここは予約制で所要人数少ないのでいつも予約で一杯になります。トイレはありましたが水汲み場はなかったです。この先しばらく小屋はなく無人の避難小屋しかありません。
東川岳の山頂に到着!ガスで見えません。しかも風が強い!
次は熊沢岳です。
北アルプスが見えてきました!写真じゃわかりずらいですが槍ヶ岳が見えます!
こちらは南アルプス!
空木岳がキレイに見えました。縦走がんばれよーと言ってくれてるようです。
南アルプス側に富士山も見えます!
中央アルプスの名峰!空木岳!!ほんと素晴らしい景色です。早朝は最高ですねー!
北アルプスもよく見えるようになってきました。
中央アルプスの稜線(岩稜)を歩きます。まだまだ先は長いです…
槍ヶ岳がくっきり見えます。
手前が東川岳、左が空木岳、右は南駒ヶ岳でしょうか。とても美しい景色です。しばらく見惚れてました。
南アルプスの山々が雲海の先に見えます。
駒ヶ岳側が見えてきました。すごい稜線ですね。
南アルプス側に富士山がはっきり見えます!
熊沢岳の山頂に到着!
木曽駒ヶ岳は奥の山のさらに先ですw
次は檜尾岳を目指します!
中央アルプスの風景は独特で美しいですね。
檜尾岳の山頂に到着!
まだまだ先は長いです。
濁沢大峰に到着!もうすぐ極楽平!
木曽駒ヶ岳の丁度下くらいにある三沢岳だと思います。
木曽駒ヶ岳側がガスってきました…
このピークを越えて下れば極楽平です。
極楽平の分岐にやっと到着!
宝剣岳の分岐点。千畳敷に下りるか宝剣岳に行くか運命の分かれ道。
宝剣岳の鎖場!噂通りの険しさです。さらにガスがあるので余計に危ない。
晴れてれば景色は最高なんでしょうね。
宝剣岳の山頂です。超狭いし断崖絶壁です。
この岩が最高点らしいですが、命おしいので登るのやめましたw
宝剣山荘に到着。宝剣岳のすぐ下にあります。結構大きい小屋です。休憩してる人がたくさんいます。やっと水を補給できそうです。
中岳を通って最後の木曽駒ヶ岳に向かいます!
振り返ると宝剣岳。
中岳の山頂。ハイカーがたくさんいます。
最後の木曽駒ヶ岳へ!最後の最後の登りがキツイw
駒ヶ岳頂上山荘です。宝剣岳山荘で休憩したのでスルーします。
空木岳から木曽駒ヶ岳山頂へ縦走!よくぞここまで来ましたw
下りは中岳通らずマキ道へ。マキ道っていっても結構狭く登りもあります。
帰りの千畳敷へ。
この標識下れば千畳敷のロープウェイ駅です。さすが木曽駒ヶ岳!道標が多い。こんだけあっても道間違えて遭難する人多いらしいです。
千畳敷のロープウェイ乗り場に到着!すごい人の数でした。
長谷部新道の方面だと思います。
木曽駒ヶ岳はロープウェイあるのですぐ来れますが、渋滞が凄まじいです。
装備・携行品
アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | トレランシューズ | バックパック |
ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 | |||
【その他】
水 2.0ℓ+ペットボトル550ml ウィダーインゼリーx4、プロテインゼリーx2、アミノバイタルx3 1日目の昼食、2日目の昼食 ※地図、コンパス、時計、GPS、カメラはスマフォアプリ |
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