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マツムシソウに囲まれる四阿山&根子岳へ・・素敵な出会いも?

四阿山&根子岳( 上信越)

パーティ: 2人 (スーさん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

目まぐるしい天気変化  曇り→ガス→雨→晴れ

登山口へのアクセス

タクシー
その他: 国道17号より353号へ
中之条より145号へ
大津より144号へ
鳥居峠を過ぎて四阿高原ホテル方面へ
四阿高原ホテルを見送り菅平高原へ
菅平牧場は入村料200円/一人・・・人数が増えると結構痛い駐車場料金となる

この登山記録の行程

【車移動】
              自宅         4:47
  7:10     菅平牧場登山口駐車場 
【山歩き】
           菅平牧場登山口駐車場    7:25
  8:29        小四阿        8:32
  9:09        中四阿        9:10
  9:45       根子岳分岐       9:54
 10:10        四阿山       10:25
 10:38       根子岳分岐
 11:06        大スキマ      11:10
 11:33        岩ピーク      11:43
 11:53        根子岳       12:55
 13:40        あずま屋      13:50
 14:10     菅平牧場登山口駐車場
【車移動】
           菅平牧場登山口駐車場   14:37
 15:10    ホテルつちや(新鹿沢温泉) 16:20
       入浴料金   500円
    牧場よりの距離   約20Km
     〃   時間   約20分

 18:18      自宅

コース

総距離
約9.3km
累積標高差
上り約993m
下り約993m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

久々に、青空の山歩きができるかと期待して四阿山&根子岳へ出発します。
県境へ近づくにつれて雲行きが怪しくなり(でも山頂はくのも上に出ると思っていました)、牧場駐車場に(第二)駐車、久々に登山者の多いい姿を見る(皆、根子岳へ進んで行きました)

牧道を歩き登山口より牧場柵沿いの登山路に入ります、キキョウから始まり、ソバナが出てくると渡渉となります、再び牧道に出てから左の笹の生い茂った登山路に入ります、スパッツかカッパをとも思いましたが、そのまま進む、意外とこの笹の露が気になりメンタル面でダメージが積もっていき小四阿ピークまで遠かったこと、しかも景色はガスで全く見えませんし、記憶違いでここからルンルン稜線歩きと思っていたところまだ繁みを歩きます・・・ダメージ蓄積中。

 中四阿に到着しても展望は無い、一番根子岳稜線がきれいに見えるところなのに残念、ピークから下の登山路はガスで見えません、鞍部に降って四阿高原分岐までの急登にさしかかりここも笹露で濡れます、急登を登って分岐に到着(リンドウを期待してましたが咲いてません)
 
 先の小高いピークで疲れの為小休止(ここでガスが雨となり、カッパを着こみます)、山頂までの笹原の登山路を進み雲の中に向かう階段を登って、四阿山山頂へ到着、ガスで展望は無い、しばらくして少し雲が切れて来たので、根子岳では晴れると思い下山開始、

 根子岳分岐より大スキマへの急下りに入る、皆さん時計周りで両山するようでスライド多かったです、ガスの大草原を見て小休止、これから登る稜線を(ガスで下の方しか見えませんでしたが)ゆっくり登って(今度は体力が失せてきていました・・・最近の山散歩で体なまっています)休息ポイントの岩ピークへ登り上げてしばしの休息(・・・目の前のガスの中に根子岳山頂祠が見えているのに)、ここでカッパを脱ぎます、妻は大スキマで脱いでいたので登りつくまでしばしの休息。

 岩場の脇を通り、ゆるい尾根を登って(これもきつく感じる)根子岳山頂へ到着(無のぼらなくても良い安ど感がでる)マツムシソウ、ウメバチソウ、マルタケブキと沢山咲いています、休息中に青空が広がってきました、12時になってから、晴れたけど天気予報は外れですね・・・この山頂でゆっくり休息(時計回りだとこの開放感が出ないです)。

 下山開始です、最近の大雨の影響でガレの石が流さ掘れた登山路を下ります、左右のマツムシソウ花畑を見ながら、1ヶ月前の右足首の捻挫も完治していないので時々痛みが走ります、これも体力、メンタルを消耗させて、東屋まで遠く感じましたが、
 ここで思わぬ出会いが・・・カモシカの親子です、子供はゆっくりとこちらを見ながら森の中へ(早くおいでよと親に話かけているように立ち止まったりしながら)親は人目をはばからずにゆっくり食事中で満腹になったのか子供の後をゆっくり森の中へ消えて行きました、駐車場より青空の根子岳を仰ぎながら帰り支度をして本日の山歩き終了。

最近の山歩きは散歩程度の山歩きが多かったので今日の、四阿山&根子岳はメンタル面、体力面とも疲れました・・・散歩歩きのしわ寄せが発生

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フォトギャラリー:61枚

最初は牧場の道を歩きます
今回も、トラックで犬の散歩をしている人とすれ違う

牧柵沿いの登山路に入って
キキョウが咲いていました

キキョウの横顔

渡渉地点の橋です

渡渉地点には
ソバナが咲いていました

再び牧道に出て
もふもふの苔

ササの登山路に入ると
ツリガネニンジンが多く見られます

足元にはハクサンフウロウ

ウスユキソウ

だいぶ登ったあたりより
マツムシソウがお目見えです
これから本日は長~いお付き合いが始まりました

横顔のマツムシソウ

ヤナギランは背が低く咲いています

小四阿ピークの茂みに
シロタマの実が

秋が近づいていますね
アキノキリンソウも

黄色い花
オミナエシ

中四阿稜線には
ガスの中に
マツムシソウの花畑が

ウメバチソウも
白い花を咲かせています
本日期待していた花です

ヒメシャジンがしっとりと濡れて咲いて

下から覗いて見ます
花が大きいから、ソバナやツリガネニンジンと区別できます

イブキジャコウソウ
花をなでると
手に香りが移って来ます

ガスがいくらか晴れて
先の歩く登山者の姿が見えました
グループですね

中四阿より下った鞍部に
ウメバチソウの開花間もない花
隣に双子がいましたがピンボケとなりアップ断念

四阿高原分岐下の急登には
トモエシオガマが咲いています

掘れた登山路脇には
ヒメシャジンの花に水滴が一杯

雨に降られ出した場所に咲いていた
ハナイカリ

笹道を抜けると
ガスの中に登って行く階段が

約3時間かけて到着
四阿山山頂
雲の上にはでませんでした

ちょっと陽がさしてきたので
ブロッケンは?
展望は?
皆アウトでした・・・でも雨はやみました

陽がさして三角点ピーク方面のガスが取れて
最初で最後の展望です

ガスの階段脇には
リンドウの蕾がありました
これから咲きだしますね

登り時は雨の中根子岳分岐を通過しました
下山時は雨は上がりました

ガスの大スキマ
すごい、草原が続いているようです
ガスのおかげで広い草原も、もっと広々と見えます
時計回りの登山者とすれ違い多し

今日は小休止が多いい

根子岳への登りを見ますが
裾野だけ・・・でもきれいな緑です

一歩一歩の歩みがさらに遅くなりました
花越しに大スキマを見る

この岩ピークでまた休息
カッパを脱ぎ、妻の着くのを待っています

岩上で休息
歩かないと着かないから進みますか?

根子岳山頂直下に
ウメバチソウの大きな株がありました

根子岳山頂脇に
今季初めてのトリカブト

2人ずれの男性に撮ってもらいました
いつから「花の100名山」標識がついたのかな

ガスが飛んで行ってくれて
夏空景色ななった根子岳山頂

ちょっと遅すぎた(ガスが飛ぶのが?)
夏空が見えてます

山頂より
マツムシソウと四阿山山頂

クジャク蝶も
お日様が出て食事中です

根子岳の祠と四阿山と夏雲

祠の後ろから
志賀高原の山々が見え始めました

「私の領地だよ」と
クジャク蝶が羽根を一杯広げています

下山に入るとすぐに
マツムシソウの花畑が広がります

この花(マルタケブキ)も沢山咲いていましたが
これが一番きれいに咲いています

ピントの甘いソバナ

ハクサンフウロウも
下山に入ると群生が目立ちます

長い下りに感じた下りも東屋へ到着
出迎えてくれたのがカモシカの親子でした
後に子カモシカが見えますが解りますか

その子カモシカです
親に付き合ったいられないやと
トコトコと親元を離れます


その頃、
親は、
食事に精を出しています・・・迷子になっても知らないよ!

子カモシカは
俺たちの様子をうかがっています
それとも、「早く来てね」と親に催促のアイコンタクトかな?

カモシカがいなくなって
青空の根子岳を見上げます

東屋周辺は、花畑です
カワラナデシコの塊

天まで届け・・・背伸びするマツムシソウ
本日のマツムシソウの花見、これで終了します

牧場脇の草原内に
コウリンカの群生地がありました

葉っぱが円に着いていないので
コオニユリ
背の高い花は青空が似合いますね

写真写しの相性の悪い
キバナノヤマオダマキ

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え 地図
コンパス 腕時計 カメラ ナイフ ホイッスル 医療品
虫除け 熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 トレッキングポール ライター

みんなのコメント

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  • 10月中旬過ぎに予定しています。
    写真も多く、詳しい解説つきで、とても参考になりました。ありがとうございました。
    お花の名前に詳しくて素晴らしいです。
    あずまや高原ホテルに泊まるのですが、根子岳、四阿山、どこから登るのが正解でしょうか?
    あずまや高原ホテルに車を停めてすぐそばの登山道が良いかなと考えておりますが。
    もっと良い方法がありましたならご教授願いたいです。
    宜しくお願いいたします。

  • サリー さん こんにちは、
    コメントありがとうございます。

    色々と登山口はありますので、どのような日程で行くのかわかりませんが、返信させてもらいます。

    ※ 山を登ってから「あずまや高原ホテル」場合は
    菅平牧場登山口より時計回りで四阿山・根子岳と回った方が展望の良い山頂を持つ根子岳でゆっくりと休息できますよ、・・・この反時計回りがおすすめです。

    ※ 宿泊翌日なら
    ホテル駐車場より四阿山ピストンが一番安心ですよ、

    俺たちも歩いていないコースで周回も考えられますが
    あずまや高原ホテル→中四阿分岐を直進して石の祠→大きな岩に「8合目」と書かれた岩尾根に入り、牧場分岐へ→根子岳分岐→四阿山ピストン→根子岳分岐→牧場分岐で登ってきた道と違う道へ下る→中四阿→小四阿→ちょっと降って分岐有(見逃がしやすい)→一度も歩いた事ない登山路なので
    状況は解かりません→中四阿分岐に戻れます→あずまや高原ホテルの周回コース
    でもしっかりした情報を持っていないのでお勧めしません。

    天気の良いときに楽しんできてください。

登った山

四阿山

四阿山

2,354m

根子岳

根子岳

2,207m

よく似たコース

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四阿火山の主峰と菅平を象徴する山を結ぶ

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コースタイプ
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5時間
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四阿山 長野県 群馬県

ゴンドラで稜線へ、大展望と高層湿原

最適日数
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歩行時間
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