行程・コース
この登山記録の行程
深田記念公園駐車場(08:20)・・・分岐[休憩 3分]・・・女岩[休憩 5分]・・・女岩のコル[休憩 5分]・・・茅ヶ岳(10:35)[休憩 20分]・・・千本桜分岐[休憩 30分]・・・分岐[休憩 5分]・・・深田記念公園駐車場(13:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
自分が小学生の頃からその存在が気になっていたのが「ニセヤツ」である。
甲府で暮らしていた当時、山男でもあった親父が、車でどこかしらに遊びに連れて行ってくれる度、「あれがニセヤツ」と車窓越しに教えてくれていたせいである。
社会人となり、親父の影響もあって、ごく自然に就職先の山岳部に入部し、北アルプスや南アルプスなどの登山を経験した。いろいろあって転職後、しばらく山からは遠ざかっていたが、個人的に仲の良い同僚が山にのめりこんでいくのを見、次第に自分の心に山への情念が湧いてきた。そこからはその仲間と山岳部を勝手に立ち上げ、今は4人で活動をしている。
そんな中、「ニセヤツ」には茅ヶ岳という"正式な"名称があること、また100名山の生みの親でもある深田久弥氏が亡くなられた山でもあることを知り、わがままを行って公式山行に組み入れてもらい、齢50にして「ニセヤツ」山行が実現したのである。
山自体に関しては、スケール感は大きく感じなかったものの、頂上直下からの岩場急登はかなりきつかった。山頂は360度見渡せる、というわけにはいかなかったが、暑いくらいの日差しで、南アルプスの稜線、とりわけオベリスクの雄姿が我々の目を楽しませてくれた。
帰りに地元民から愛されている「旭温泉」で疲れを癒したあと、ICへ向かう道中、
「ニセヤツ」と本家「八ヶ岳」が左右に見渡せるポイントがあり、その微妙な"酷似さ"に唸った。これは確かに間違えるわな。
ニセヤツ、行けてよかった。今はもう齢のせいで山に登ることもなくなった親父にも報告しよう。
フォトギャラリー:2枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
非常食 | 行動食 | GPS機器 |
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