行程・コース
この登山記録の行程
中尾高原口(06:57)・・・中尾高原(07:26)[休憩 5分]・・・焼岳登山口(07:48)・・・中尾峠(09:55)[休憩 20分]・・・焼岳北峰(11:12)[休憩 45分]・・・中尾峠(12:48)・・・焼岳小屋(13:01)[休憩 15分]・・・中尾峠・・・焼岳登山口(14:52)[休憩 20分]・・・中尾高原・・・中尾高原口(15:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
天気が良かったので北アルプスで日帰りが出来る焼岳に登ってきました!
焼岳は今でも噴煙がある活火山で、日本百名山でもあります。
近くの北アルプスの南部では穂高岳や槍ヶ岳、笠ヶ岳が人気なので焼岳人気なさそうですが、山頂付近からの展望は抜群です!
コース次第では短時間で登れるのでオススメの山です!
硫黄ガスがすごそうですが、一部の場所以外あまり気になりません。
なお、現在の噴火警戒レベルはレベル1のようです。
焼岳はコース複数あります。今回は人気が一番少なそうな中尾高原コースをピストンしました。
他は上高地から、中ノ湯温泉から、西穂高岳の山荘からのコースがあります。
一番人気で有名なのは、上高地か中ノ湯温泉だと思います。こっちのがCTは短いです。
中尾高原コースから登る場合は、アクセスと駐車場が重要です。
バスの場合は、中尾高原という足湯があるバス停が一番近いようです。
車の場合は、駐車場に気を付けてないといけません。
新穂高温泉駅、ロープウェイが近いので週末や祝日は混雑します。
第二駐車場は第二ロープウェイに近いですが、焼岳登山口からだいぶ離れています。
なので、中尾高原口のバス停付近か、さらに登った先の焼岳登山用駐車場に駐車することになりますが、どちらも10台、20台程度しか停められません。
中尾高原口から焼岳登山口まで30分以上歩きます。早朝の早い時間に着いて駐車場確保しておいた方が良いです。
中尾高原コースは標高差が1,750m程度あり、ずーーと登りで中尾峠の分岐まで樹林帯です。
樹林帯は見どころは殆どないですが、日差しが当たりにくく風もあるので、とても涼しいです。この時期でも鬱陶しい虫は飛んでませんでした。登りは結構快適でした。
登ってる方向と反対側に笠ヶ岳が良く見えるところがあります。天気が良い日であればくっきり山様が解るくらい見れます。
途中、白水の滝と書かれたところがありますが、展望台で滝の近くには行けません。
展望台以降は神社まで特に何もないです。神社には座れるところがあるので、休憩しておきましょう。
神社からすぐのところに焼岳小屋側に向かう分岐があります。このコースをピストン登山する場合は、焼岳に直接向かった方が良いです。
焼岳小屋側は登りが急で、かつ小屋から中尾峠も登りが続きます。その先の焼岳の登りが一番つらいので、登りは短縮しましょう。
中尾峠まで来ると一気に視界が開けます。上高地、西穂高からの分岐点でもあるのでハイカーも増えてきました。
後方に笠ヶ岳、左側に西穂高岳、手前に霞沢岳があり絶景地点です。焼岳登り途中もさらに景色が良くなり、槍ヶ岳や奥穂高岳も見えるようになります。
峠から頂上までよく見え景色は素晴らしいですが、ここからがきっついです。日差しが強いと直射日光の中、ガレ・ザレ場の滑りやすい急登を登ることになります。蜂などの虫も飛んでいます。
距離は短いですが実際1時間程度掛かります。
頂上付近は道標がなくちょっと解りにくいです。右側の煙がもくもくしてるのがが北峰です。
向かって左側は行き止まり。「×」マーク付いてます。
奥は南峰の山頂は通行止め。中ノ湯温泉コースに繋がっています。
北峰の山頂は岩道で急なところもあります。硫黄ガスのところは近づきすぎなければ問題ないです。
硫黄ガスがすごい勢いで噴出する噴気口やカルデラ湖が見えます。南峰の途中道とカルデラ湖は山頂から見えます。
山頂は360度の大パノラマです!!
北アルプス側は笠ヶ岳、裏銀座(水晶岳、鷲羽岳、双六岳、野口五郎岳、西鎌尾根)、槍ヶ岳、穂高連峰、霞沢岳、常念岳と北アルプスの名だたる山々を一望!!
後方側は中央アルプス、焼岳の南峰、乗鞍岳、その左側に南アルプスも見えます。南アルプス方向からは富士山も見えると思います。この日は山頂だけ見えました。
いつまでもいたくなるような素晴らしい絶景です。帰りがピストンだけに下りるモチベーションがなく、山頂にしばらくいましたw
下りのザレ・ガレ場は注意しておりました。滑りやすく石や岩がゴツゴツしてるので事故りやすいです。滑ってる人も何人か見ました。
帰りは焼岳小屋に寄りました。小屋の前に一部登りありますが大した登りじゃなかったです。焼岳小屋は結構立派な小屋でした。トイレもありペットボトルも売ってます。
西穂高岳から縦走する場合は重宝しそうな小屋です。各コースの分岐点になっておりいい位置にあります。
小屋から中尾高原コースの分岐まで結構急な坂です。しかもかなり狭く雨後だと歩きにくい道です。分岐からは登ってきたコースをそのまま下ります。途中の神社ぽいところで休憩して一気に下ります。ほんと何にもない樹林帯なので下山は特に飽きてきます…
登山口から駐車場までアスファルトですが、冒頭の通り駐車場選定に失敗しました…
中尾高原口バスの駐車場に停めたので、結構時間掛かりました。
日帰りが行ける焼岳ですが、予想以上の展望でとても満足しました。
今度は、上高地から焼岳小屋を経由して西穂高岳に縦走し新穂高ロープウェイから下山するコースで行ってみたいです。
フォトギャラリー:60枚
新穂高ビジターセンターです。目の前の山々が雄大です。駐車場が空いてなくうろうろしてました。
道を戻り中尾高原口のバス停に何とか駐車。ここからスタートします。後から気が付きましたがもっと奥に駐車場がありました orz
道の途中に焼岳がよく見えるスポットがあります。ここから見ると遠いな…
中尾高原のバス停です。足湯スポットがあります。ここは開けてて静かでキレイなところです。
焼岳登山口に一番近い駐車場がここです。10台くらいしか停められませんが。
焼岳登山口。川を渡ったところにあります。このさらに先に登山口と書かれてるところがありますが、登山道が始まるのはここからです。
このコースでは唯一の川です。北アルプスの天然水ですね。硫黄臭くはないので触っても大丈夫です。
こんな樹林帯がずーと続きます。
白水の滝が見えます。展望台になっていて滝まで行けません。
レベル3になるとここにも来れなくなりますね。
笠ヶ岳が見えてきました!木が邪魔ですw
また木が邪魔ですが笠ヶ岳が見渡せます。
ヒカリゴケが生えているところがいくつかあります。暗いところ覗くと生えてますね。
緑ゴケがキレイに生い茂っています。
日が指して緑に反射して神秘的です。
大きな岩のところに神社があります。座れるところがあるので、ここで休憩します。
焼岳小屋との分岐点。小屋にはトイレがあるので寄りたい場合は左へ。焼岳目指すなら直接右に行った方が良いです。左は急登で焼岳までさらに登りが続きます。
分岐越えた辺りから視界が開けてきます。目の前は焼岳ではないです。
やっと笠ヶ岳に邪魔が入らず全容が見えるようになりました。
中尾峠付近。この辺りから腰ほどの木は殆ど生えてないです。
こちらが焼岳。ここでもまだ山頂が遠く感じます…
峠の向こうに見えるのは霞沢岳だと思います。
焼岳の山頂までは険しい登りが続きます。
穂高岳が見えてきました!
奥に見えるのが西穂高岳と奥穂高岳だと思います。
笠ヶ岳は目の前にドーンと見えます!
槍ヶ岳も見えてきました!穂高岳連峰とセットで。
左が槍ヶ岳。真ん中が西穂高岳です。西穂高岳山荘とロープウェイがくっきり見えますね。それにしても遠く感じます。日帰りで縦走できる距離じゃないな…
上高地と霞沢岳。奥が常念岳でしょうか。
山頂に近づくにつれ険しさが増してきます。白いのは硫黄ガスではなくただの雲です。
南峰と北峰の分岐点。南峰の山頂は通行止めなので注意しましょう。
乗鞍岳が見えてきました。
こちらは南アルプス。あの南アルプスが遠く感じます。雲の上にちょこっとだけ富士山見えました^^
焼岳の北峰山頂に到着!360度の大パノラマです!!
南峰側は噴出口があり、もの凄い勢いで硫黄ガスが出ています。その下にカルデラ湖。長時間居るとガスでやられるので、風の方向に気を付けて反対側で休みましょう。
中央アルプスも見えました!
北アルプスをバックに!
山頂から霞沢岳側。
上高地と穂高岳連峰と常念岳。
槍ヶ岳、裏銀座ルート。
笠ヶ岳側。
中央アルプス側。
乗鞍岳側。
南アルプス側。
いつまでも見ていたい大パノラマです。
この下の町ぽいところから登ってきたんですね。ここまで下りるのがしんどい…
帰りの焼岳。全体見るととても勇ましい山です。迫力あります。
中尾峠まで戻ってきました。下山は焼岳小屋方面に向かいます。
振り返るととても大きい山ですね。
中尾峠から焼岳小屋までピークがありますが、そこ越えれば小屋はすぐです。結構しっかりした小屋でした。トイレもあり、ペットボトルも売ってます。今度泊りで利用したいと思います。
帰りは同じコースをピストンしました。同じコースを下山するのは精神的にキツイですね。しかもこのコースかなり時間掛かる上に途中何もないで飽きてしまいます。
装備・携行品
アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | トレランシューズ | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
GPS機器 | |||||
【その他】
水 1.5ℓ ウィダーインゼリーx2、プロテインゼリーx1 昼食 ※地図、コンパス、時計、GPS、カメラはスマフォアプリ |
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