行程・コース
天候
下は晴れ時々曇り、稜線のみガス
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:武蔵小山5:03→東急目黒線→大岡山5:08~09→〃大井町線→溝の口5:24~26→〃田園都市線→中央林間5:58~6:07→小田急江ノ島線→相模大野6:12~23→〃小田原線→新松田/松田7:03~23→御殿場線→御殿場7:58~8:30→富士急バス→十里木8:15
復路:原18:14→東海道線→熱海18:43~53→上野東京ライン→品川20:38~45→山手線→目黒20:53
この登山記録の行程
十里木バス停9:15→越前岳登山口870m9:19~22→展望台9:29→馬ノ背9:42→平坦地10:01→越前岳1504.2m10:20~25→呼子岳11:00~03→割石峠11:11→蓬莱山1296m11:19→鋸岳キレット11:38→位牌岳1457.5m12:40~50→池ノ平分岐12:56→袴腰岳1248m13:17→馬場平13:34→愛鷹山1187.5m13:56~14:08→東海大方面分岐/水場14:17~20→林道114:41 →林道2 14:52→舗装道路始まり15:13→東海大学跡地15:20→西井出バス停15:53→天然温泉ざぶ~ん(ジョイランド原)16:21~17:13→五味八珍 原店17:21~17:55→原駅10m18:05
合計7時間6分(天然温泉ざぶ~ん迄)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
8月26日(土)は、愛鷹連峰の愛鷹山と袴腰岳にまだ行ったことがなかったので、越前岳から呼子岳~鋸岳~位牌岳経由で縦走してきました。
最後は沼津市の原駅にある天然温泉ざぶ~んにザブ~ン♪
一応登山禁止になってる鋸岳は、涼しい季節で岩が乾いていればどうってこと無い山なんですが、今回は真夏でしかもガスってた関係で、崩れやすくて滑りやすい岩場がさらに夏草で覆われていて見えなくて結構難儀しました。しかも草につかまろうとするとトゲのある植物多いし…。
でも無理して通過した関係で、真夏の鋸岳は誰も来ない秘密の花園であることを発見しました。愛鷹連峰の他の山ははたいした花は咲いていなかったんですが、鋸岳だけは岩場で植生が違うのか、あたり一面お花畑!
ということで、御殿場発の十里木行のバスは、登山に使えるのは8時半の1本しかないので、それに乗って終点まで行きます。
越前岳の登山口はバス停からさらに500mほどバス通りを行ったところなので、そこまでジョギンクして行きます。越前岳の登山口にはトイレと広い駐車場があるので、見落とす心配はありません。
トイレで用を済まし、足洗い場で水分補給したら、9時22分スタート。電波塔のある展望台まで階段を登ります。
展望台で富士山の展望は無し。バスで来る途中はちょこっと見えていたのに…。
気分の良い草原状の場所を抜け、もう1つの電波塔の先から林の中に入ります。そしてひと登りで馬ノ背見張台に着きます。富士山の頭だけようやく見えた!
でもこの後、ガスの中に入り、10時20分、越前岳山頂1504.2mに到着するも展望はゼロ。今日は先が長いので軽く休憩したら出発します。
越前岳から呼子岳へ向かう尾根は、段差の大きい下りから始まり、その後も顔のあたりに灌木の枝がうるさくあまりスピード出しては進めません。しかも今日は下が濡れてて滑るし。
でもなんとか、呼子岳山頂に11時ちょうど到着。相変わらず何も見えません。
山頂にある「廃道」と書かれた道は、大岳に向かうバリエーションルートで、鋸岳へは行けないので、軽く戻り、割石峠への下る道にに入ります。
短いハシゴとロープを抜ければ、10分弱でキレット状になった割石峠に到着。ここから蓬莱山に登り返します。
蓬莱山1296mは、石仏と鋸岳方面通行止めの看板のある展望の無いピークで、一般の人はここまででストップ!でも今日は意を決して鋸岳方面に進みます。
鋸岳の岩場の特徴は、垂直20mの鎖場とかは無いんだけど、岩が脆くて乗ってる側から崩れて来ること。あと一応通行止めになっているので、夏草が結構繁り、その脆い足場が良く見えない箇所があること。おまけに今日は濡れてて滑るし…。
でもなんとか滑落せずに、鋸岳が一番ヤバ美しく見えるキレットのところまでたどり着きました。割石峠からこの短い距離に20分もかかった~!
先を急がねばと思うんですが、鎖場の連続攻撃に加え、ハクサンフウロ、マツムシソウ、ウスユキソウ、オタカラコウ、ソバナ等の予想外の亜高山植物の波状攻撃も加わり、さらに先に進まなくなります。あっまた足場が崩れた~!
そんなこんなで、予定の1時間の倍の時間がかかって、12時40分、ようやく位牌岳山頂1457.5mに到着しました。これで本当に愛鷹山まで行けるんかいな?
でも疲れたから、おにぎり食べて10分休憩。
でも人生苦もありゃ楽もあるさ~♪で、位牌岳から袴腰岳を経て愛鷹山へ行く道は、今までとうって変わって緩やかな下りの走れるえらいいい道です。
池ノ平分岐を過ぎ、右手に今まで来た山陵を臨みながら進みます。
あまりピークっぼくない袴腰岳1248mには約30分で到着。
さらに、広い平坦地にブナの巨木のある馬場平を過ぎ、気持ちの良い鞍部を下って登り返すと、14時ちょっと前、位牌岳から約1時間10分で、愛鷹山山頂1187.5mに到着しました。鋸岳に時間かかったけど、なんとか2時には着いた-!
愛鷹山山頂は芝生の広場になっていて、沼津の市街地が見下ろせるのかと思ったら、南の展望はなく、北側に今来た山々が見えるだけでした。
10分少々休憩後、南に滑りやすい急坂を下ります。
東海大方面分岐は、大きな看板があるのですぐにわかります。その左手に水場があるも、水は出ておらず。
東海大方面分岐を過ぎると、道はどんどん良くなり、途中2本林道を横切り
、どんどん下ると、15時13分、山頂から約1時間10分で舗装道路の始まる地点にまで到着。
さらに、その先7~8分で東海大学の校舎が、潰れて更地になっていて、何にも無い~!当然、期待していたバス停も、自動販売機も無し。
下るにしたがって、どんどん暑くなって行くなかを、茶畑を越え、東名高速を越え、国道1号と新幹線のガードを潜ってさらに進むと、15時53分、ようやく下の県道にある西井出バス停に到着。でも沼津行しなかく、原駅の温泉に向かうバスは無かったので、さらに自力で進みます。
そして田んぼの脇の道を抜けると、やっと天然温泉ざぶ~んに16時21分、到着しました。愛鷹山山頂から、約2時間15分かかりました。
天然温泉ざぶ~んは、ジョイランド原というパチンコ屋とボウリング場とゲーセンが一体となった複合レジャー施設の中にある温泉で、料金は土日800円、泉質は海が近いせいか塩泉です。中はサウナが2つあったりとか、スーパー銭湯並みに広いですが、結構混んでます。
ここで、鋸岳で引っ掻いたしみる体に鞭打って、縦走の汗を流した後、食堂は混んでたんでパスして、道の向かい側にあるばバカ盛りラーメンTABOOという二郎インスパイア系の店へ行ったら、まだ夜の営業前だったので、しょうがないから、もう少し駅よりの「五味八珍 原店」という「浜松餃子」の店へ!
浜松餃子って食ったことないけど、宇都宮餃子や餃子の満州とはどう違うんだろう?丸く盛りつけるのが特徴なのかな?
味的な違いは良くわからなかったんですが、結構旨かったので、ゆくゆくは武蔵小山の建設中のタワマンにでも進出して欲しいです。静岡に近い品川周辺が良いですね。下町は栃木県民が多いから駄目です。
ついでにビールも飲んで、原駅に着いたのは18時を回ってました。帰りは小田原から小田急に乗り換えた方が安いんだけど、さすがに時間が超遅くなるので、東海道線で品川経由で帰りました。
富士急/御殿場地区のバス
http://bus.fujikyu.co.jp/rosen/gotemba/
天然温泉ざぶ~ん
http://joyland.jp/contents/spa/
フォトギャラリー:66枚
装備・携行品
アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | トレランシューズ | バックパック |
水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 | タオル | 帽子 | グローブ |
サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
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