行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
今年はまだ交通規制が続いているため、市ノ瀬に車を停めてバスに乗り換える。白山のバスは片道500円と価格もリーズナブルでありがたい。
この登山記録の行程
南竜山荘(03:43)・・・アルプス展望台(04:34)(日の出鑑賞~05:33)・・・室堂ビジターセンター(06:20)(朝食~07:22)・・・御前峰(07:48)・・・紺屋ヶ池・油ヶ池(08:30)・・・血ノ池・・・千蛇ヶ池(08:47)・・・室堂ビジターセンター(09:20)・・・弥陀ヶ原(10:13)・・・黒ボコ岩(10:20)・・・黒ボコ岩・南竜分岐(10:59)・・・甚之助小屋(11:25)(昼食~12:08)・・・別当覗き(12:40)・・・中飯場(13:16)・・・別当出合(14:03)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
2時半に起床。こんなに爆睡したのはないというくらいよく眠った。みんなは寒くて毛布二枚重ねだったようだが、自分にとっては暑いくらいだった。
顔を洗いに外に出る。
満天の星空に圧倒。真っ先にオリオン座が飛び込んできた。目線を天上に向けると、一際、目立つ星の集合体。あれは昴だ。そういえば昴を久しく見ていなかったなあと、心の余裕がなかったここ最近を反省。
今日は、その分、しっかり自然のエネルギーを吸収しよう。
南竜に泊まるということはほぼほぼ目的は同じ。早めの出発にもかかわらず、展望歩道は人の列が出来上がっていた。抜けるように進みながら、なんとか列の先頭に出る。
展望歩道はアルプス展望までが結構登りごたえがある。登る途中で熊笹の間に走る物体があった。野ネズミだ。小さくてかわいらしい。
徐々に明るくなる空を見ながら、遅れがちな仲間に、もう少し!と声をかける。そこを曲がってもまだ先があっても、もう少し!だ。笑
急いだ甲斐もあってアルプス展望台はまだ人もまばら。一番先頭に腰を掛け日の出を待つ。
白んでくる空。それに従って雲海の向うに特徴的なシルエットが浮かぶ。
左手の大きなげんこつのような頂は御岳山。左に移って、乗鞍。更に穂高。大キレットも確認できる。そして見紛うことのないピーク。槍だ。先日、弓折乗越で見た槍が忘れられない。アルプスの山々が連なって美しいシルエットを作っている。更に左に目を移すと、槍ほどではないが、大きくとがった頂がある。剣岳だ。立山の山々。
空はほぼ快晴に近かったが、穂高に一部残っていた雲に遮られ、残念ながら日の出は見ることができなかったが、それでも待つこと30分ほど、山々の美しさにただ時間を忘れて堪能することができた。
すっかり明るくなった空を背に、今度は室堂目指して登る。
展望歩道から室堂は、美しいハイマツの中を歩く。室堂よりも先に、御前峰山頂が確認できる。今日は澄み渡った青空で、頂の祠の緑色の屋根がはっきり見える。
室堂には6時過ぎに着いた。
間に合った。何が間に合ったかというと、6時半から始まるラジオ体操。山頂でのラジオ体操は新鮮な空気の中でとてもいい。しかもここは第二まで流れる。すっかり第二なんて忘れてしまった。 :)
早朝の食事を終えて、いざ、御前峰。石畳の整った登山道が続く。
山頂に着くと、今日は絶景が広がっていた。前回は目の前にあるのに全く見えなかった剣ヶ峰や大汝峰もくっきり。
嬉しくなって、久しぶりに御池めぐりをする。急な岩場を降り、御池を巡る。
水面の向こうに白い雲が見える。なんとも不思議な風景だ。
この前白山に来てから1ヶ月も立っていないというのに、すっかり雪渓も小さくなっていた。クロユリも姿を消し、代わりにトリカブトの鮮やかな紫が目立っていた。
日差しは暑いものの、気温はひんやりするくらい。もうあと少しで9月。高山は既に夏も終わり秋の準備を始めている。
名残惜しい白山の山頂を後にして一気に降る。また、来年もこのメンバーで来たいものだ。
フォトギャラリー:13枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
非常食 | 行動食 | GPS機器 |
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