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上高地~涸沢~奥穂高岳 穂高岳山荘でテント泊

涸沢カール、奥穂高岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (谷の料理長 さん )

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行程・コース

天候

初日:雨 2日目:曇りのち晴れ

利用した登山口

上高地バスターミナル  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: マイカーで沢渡のかすみ沢に駐車一泊600円なので2日間で1200円
沢渡~上高地バスターミナルまでシャトルバス往復2500円 30分位

この登山記録の行程

【1日目】
上高地バスターミナル(06:10)・・・河童橋(06:15)・・・明神(06:50)・・・徳沢(07:32)・・・横尾(08:20)[休憩 12分]・・・本谷橋(09:23)・・・涸沢(11:06)[休憩 20分]・・・ザイテングラート取付(12:25)・・・穂高岳山荘(13:38)

【2日目】
穂高岳山荘(06:00)・・・奥穂高岳(06:36)[休憩 5分]・・・穂高岳山荘(07:14)[休憩 20分]・・・ザイテングラート取付(08:40)・・・涸沢(09:30)[休憩 40分]・・・本谷橋(11:15)[休憩 5分]・・・横尾(12:06)[休憩 3分]・・・徳沢(13:00)[休憩 6分]・・・明神(14:10)[休憩 5分]・・・河童橋(15:02)[休憩 5分]・・・上高地バスターミナル(15:15)

コース

総距離
約36.0km
累積標高差
上り約2,576m
下り約2,576m
コースタイム
標準16時間40
自己14時間42
倍率0.88

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

初日は雨で横尾からの登山道は川のようになっていました。
でもしっかりと登山道が整備されていますのでそれでも登り易かったです。
雨が降り続いていたので休憩できるところも無く横尾から涸沢までほぼノンストップ河童橋から5時間位で到着。涸沢でテントのつもりでしたが、時間もまだ早いし体力が意外に余裕があったのでそのまま穂高岳山荘のテント場を目指すことに。

ザイテングラードでは少し疲れできつかったですが2時間位で白出のコル穂高岳山荘に到着。
この日はテント場は自分以外もう一基くらいでした。
設営料金は¥1,000で地面は平らで立て易いです。
気温は10度くらいで結構寒いのでダウン等それなりの防寒準備は必須です。やはりこの高度に雨風なので体感はかなり寒かったです。
今回は夕日、朝日は終始ガスってみる事が出来ませんでした。残念・・・。
本当は初日に涸沢岳山頂から夕日を眺めるつもりでしたが、ガスガスで雨風も酷かったので辞めておきました。

翌朝5時位まで結構雨風が強かったのでここで今回は諦めようか悩んでいましたが
6時頃には雨も止んでほぼ無風状態。と言う事で奥穂岳へ。

最初の岩場と鎖場、鉄梯子が少し高度感を感じますが気を付けて慎重に行けば問題ありません。でも雨と風の強い日は自分は怖いので辞めます。
山頂ではガスで残念ながら真っ白で眺望はありませんでした。
直ぐ下山しテント場に戻って下りのザイテングラードへ。下りは特に滑落事故が多いと聞いていたので慎重に下山しました。
途中早朝から登ってくる人も多くてその待ち時間が丁度良いペースになりました。
ザイテングラードを終盤に迎えたころ北穂の方からやっと晴れ間が見えはじめ、涸沢ヒュッテ側も晴れて二日目にしてようやく穂高岳全貌とご対面。
これがあの憧れの涸沢カールですか~!涸沢ヒュッテに到着したころが最高の天候になってくれました。  山の景色をみて今までで一番感動したかも。
涸沢ヒュッテのデッキでカレーとオールフリーを頂きこの景色がカレーを一段と美味しく感じさせてくれました。

紅葉の時期はもっと大きな感動を与えてくれるのでしょうが今回はこれで充分満足です。
また次回に楽しみは残しておきます。今度は重太郎新道から前穂、奥穂、北穂も登ってみたいです。もう少し経験を積んで帰ってきます。
帰りは晴れ晴れした気持ちいい下山になりました。振り返れば下山道では穂高岳が見え正面には大天井岳も見る事が出来ます。
本谷橋ではのんびり昼食戸休憩タイム 癒されました。
横尾までは楽しい下山でした。
しかし明神辺りまで来て自分の体力、足の筋力も限界に近づいて足はパンパン、退屈な樹林帯とぽかぽか陽気で睡魔と疲れで凄く長く感じました。そんなこんなでなんとか河童橋までたどり着けました。
でもこの苦難を乗り越えた先の達成感は何とも言えないものでこんなにくたくたなのにまた来たいと思わせる初涸沢登山行でした。
また秋の天気の良い日に来たいです。

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フォトギャラリー:69枚

早朝6時過ぎに河童橋到着。
残念ながら雨 勿論目指す穂高岳も見えず・・・。

明神

横尾大橋

横尾山荘

屏風岩

本谷橋
涸沢迄後2.4km

天気が良ければこちらでおにぎり休憩のはずが・・・。

沢ではありません
登山道がこんな状態でした(^^;
川を登ってる感じです

ガレ場をトラバース
落石注意とあちこちに標識ありました

たまにナナカマドが色付いていました

サラシナショウマ

水かさが増して音も水量も多いです

涸沢ヒュッテと涸沢小屋への分岐
今回はそのままザイテングラードへ向かうので涸沢小屋方面へ

涸沢小屋は見えましたが穂高岳は見えず・・・。

小屋で雨宿り。前穂、吊尾根方面。
雪渓がこの位あります

先ずはザイテングラード取り付へ

ザイテングラードへのカレバをトラバース

あちこちに目印がしっかりあるので安心です

いよいよザイテングラートの岩登り

15kgの荷物が降られて怖い

鎖場 ここ少し怖かった。
雨と重い荷物で疲れが無ければ…。

鉄梯子

穂高岳山荘到着!
本日はここまでで翌日奥穂にいく事に。

翌朝6時過ぎようやく雨風が無くなったので、奥穂高岳へ

最初の急勾配の岩登りに鉄梯子、鎖場
ここが一番の注意箇所です

結構しっかり目印があるのでわかり易いです

後は比較的緩やかなザレ場を登ります

山頂直下
西穂への分岐(ジャンヌダルム方面)
いつか右へ進む日が来るかな
今に自分にはとても無理ですが(^^;)

奥穂高岳山頂3190m
山荘から40分位でした
山頂の祠

方位盤
ジャンダルムも霧の中

残念ながらガスガスで真っ白(><)

鳴き声がして見つけました雷鳥発見!!見辛いですが真ん中辺りにいます。
全然逃げませんでした。

このガス状態なので渋滞等無く待ち時間無く帰って来れました。

なかなか高度感ありました鉄梯子

穂高岳山荘に帰ってきました。
往復75分位でした。
身軽だと早い♪

下山です!
8時頃奥穂を目指す人が
早朝からいて少し待ち時間もあり時間がかかりました。
でもこの位がスローペースで良い感じで下山できました

北穂方面から少しずつ晴れてきました

おおっ!晴れてくれ~

やった~初お目見え

急遽パノラマコースを選択してゆっくり涸沢カールを楽しみました。
チングルマ綿毛の群落地帯。これはこれで綺麗です

奥穂、吊尾根、前穂側
雪渓も綺麗に♪

北穂、涸沢小屋側
何て綺麗な眺めなんでしょうね♪

北穂、涸沢岳、穂高岳山荘方面

ヒュッテのカレー&車なのでオールフリー
カレーは1000円 ノンアルコールビールと(^-^)

常念岳側 

涸沢ヒュッテ
下山開始!!

ハクサンフウロ

ミヤマダイコンソウかな

チングルマの綿毛

昨日は雨で真っ白でしたが本日は振り返るとずっと穂高岳が見えてました。
ここまでの道のりが辛かった昨日見えて欲しかった(^^;)

本谷橋では沢山の登山者が休憩してました。

晴れていると屏風岩の眺めもまた違います

やっぱり上高地はこの澄んだ清流と流れる川音に癒されます

横尾に帰ってきました

樹林帯の木漏れ日が気持ちいい

徳沢で名物のソフトクリーム400円だったような。
多くの登山者が食べてました。
河童橋でも見かけましたがここまで来てのソフトクリームがたまらなく美味しく感じます

徳沢のテント場。
良い所です。

明神岳と奥は前穂高岳かな

明神に到着。
もうくたくた。足パンパン。
河童橋までの後1時間が苦痛でした

帰ってきました。河童橋

穂高岳は雲の中。

見納めの梓川
また来年♪

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ 着替え 地図 ノート・筆記用具 腕時計
カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証 医療品 虫除け 非常食
行動食 トレッキングポール GPS機器 ストーブ 燃料 ライター
カップ

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登った山

奥穂高岳

奥穂高岳

3,190m

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