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たんけん四寸道 お馬を連れて越生駒

越生駒ヶ岳(蒔山)、峰山、猿岩山、武巌琴宮(蟻ノ門渡り?蟻ノ戸渡り?蟻の門渡り?蟻の戸渡り?)、関八州見晴台、黒山三滝( 関東)

パーティ: 1人 (鋸太郎 さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 黒山三滝無料駐車場

この登山記録の行程

黒山三滝駐車場(6:00)……横吹峠(四寸道入口)(6:20)……越生駒ケ岳(蒔山)(6:40)※休憩5分……御嶽神社(6:55)……②地点(7:05)……峰山(7:30)……猿岩山(7:40)……529P(8:00)……武巌琴宮(8:40)※休憩5分……704P(9:00)……関八州見晴台(9:10)※休憩20分……花立松ノ峠(9:50)……日照水(10:20)※休憩5分……黒山三滝(男滝)(10:45)……黒山三滝(女滝)(10:50)……黒山三滝(天狗滝)(11:00)……黒山三滝駐車場(11:10)

コース

総距離
約12.0km
累積標高差
上り約1,329m
下り約1,375m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

埼玉の越生(おごせ)の四寸道(しすんみち)を中心に、越生駒ヶ岳から武巌琴宮、関八州見晴台、黒山三滝を回って来ました。
  
当初は越生駒ヶ岳にだけ行ければいいかな程度で歩き始めたのですが、四寸道が思った以上に面白く、右に左に寄り道しながら結果結構ハードなお散歩となりました。
四寸道をそのまま素直に歩いていれば普通のハイキングだったでしょうが、寄り道のお陰で完全に登山をしてしまいました。
  
まず越生駒ヶ岳、標識としては存在しますが「山と高原地図」上では「蒔山」、その山と高原地図上の駒ケ岳の位置にはピークがなく、あえて神社の説明を用いれば「御嶽山」という結果でした。
地図上の駒ケ岳の位置まで降りてみたりしたのですが、よく分かりませんでした。
ネットでも色々調べてみたのですが、難しいですね。
  
次に写真でも述べてますが、今回の無茶はやはり、武巌琴宮への登りでした。
元より何かあるなーとは思ってましたが、ひと言大変でした。
堰堤から適当に東(実際には南)からアタックした訳ですが、とにかく山肌が柔らかくてずり落ちない様にするのに神経を使いました。
登ったら登ったで、ひとつ間違えば結構な事故になりそうな蟻ノ門渡り。
しかも雨後ですべるすべる。
何このラスボス。最後はまたがって這って進みました。
クライミングシューズが必要に感じる程でしたが、ともあれ無事に帰ってこれて何よりです。
正規のルートは東に抜ける様ですが、東から来たので黄色テープの「蟻ノ門渡り」付近で西に折り返しました。
(南から岩の西に出たので、岩自体は西から登ってます)
  
関八州見晴台は快晴の上独り占めで、最高でした。
特に西と南の展望が良く、富士山から丹沢、奥多摩が良く見えました。
あとは台風直後で水量豊富な日照水をガブ飲みしたり、黒山三滝をゆっくり眺めたりして、越生のハイキングを堪能しました。
やるな越生、楽しかったぞ!と言うのが偽らざる感想です。
  
前回の槍穂高で何か足りなく感じていたもの、山行でのぼっち成分も今回は十分補充しました。
関八州見晴台を越えて猿岩林道に戻るまで誰にも会いませんでしたし、好条件の日のお山独り占め感は、単独行の醍醐味です。
奥武蔵は歩き甲斐がありそうですので、また来るかも知れません。

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フォトギャラリー:79枚

「…………」
前回の槍穂高で置いていかれたのでご機嫌ナナメです。
お馬のお山に行こっかなー。
「……ヒヒン?」

越生駅午前5:30。台風一過です。
夜明け前はまだ風が強く、何度も車ごとあおられました。

さてハイキングのまち越生。
ここに日本一低い駒ヶ岳があると聞いて今回はやって来ました。

でも駅前のハイキングマップには書かれてませんね。

まあとにかく出発します。
四寸道自体、山と高原地図でも破線扱いですから仕方ないのかも知れません。

まずは龍隠寺を目指します。

横吹峠で御嶽神社分岐があります。
ここから四寸道に入ります。

尚結構好き勝手歩いたので、まずは大体の地図を。

四寸道の最初はV字谷状。
前夜の台風もあって結構大変でした。

ですがすぐに歩きやすい山道になります。
破線?

程なくして「越生駒ヶ岳こっち」と。

分岐から5分で着きました。

三角点もあります。

お馬、越生駒ヶ岳に立つ!
……満足かな?

ただ、地図上ではここは「蒔山」なんですよね。
駒ヶ岳は御嶽神社の後ろに書かれています。

その御嶽神社に行ってみました。

お社の前には立派な岩があります。

地図上の駒ヶ岳を探して尾根方面に降りてみると、小さな祠がありました。

②の位置です。

良い尾根ですが、特に駒ヶ岳を記すものはありませんね。

戻りましょう。
結構厳しい登りですが、祠もありましたし、昔はこちらからの参拝もあったのかも知れません。

さて四寸道に戻って少し進むと、地理院地図にも山と高原地図にもない分岐が現れました。
峰山への分岐です。

峰山山頂、③です。
分岐道から山頂へは薄い踏み跡を辿りますが、すぐです。

ここです。

テープですが、山頂標識があるとうれしいですね。

戻って尚も進むと、また何やら小ピークが。

予想外のお猿さんが!
猿岩山と書かれています。④です。

ちなみにここです。

その後一度猿岩林道に出て、再び山道に入ります。

こうなると他のピークも行ってみたくなります。
529Pを道なりに巻かずに、⑤の急登をよじ登りました。

529P、⑥です。
結構頑張ったのですが、残念ながら山名標識は見つかりませんでした、。

こんな感じで。

取り付きは大変でしたが西はなだらかでした。
再び四寸道に合流します。それにしても、本当に何で破線?

再び猿岩林道に出ました。
左に進みます。

小さな堰堤がありました。
右には切り立った山肌が。
ここを直登すれば武巌琴宮ですね。
よじ登ります。

ここを目指します。

その武巌琴宮への登りが今回のハイライトでした。
雨後の柔らかい土、あてにできない倒木、急登。
一足一足確実な足場になるまで信じず、かつ三点支持を続けました。

というか三点支持が普通に出来ちゃう角度です。
アイゼン欲しい。蹴りこみたい。

途中でプルタブの空缶発見。
サントリーのロゴからも、推定30年以上前のものですね。

ようやく登ったその頂上には、とどめの巨岩が!
雨後で滅茶苦茶滑るわ斜面は急だわ、おまけに自分は登山靴だわ、でも行ったるわ!

かなり神経と筋肉を使って何とか登ると、そこにはお札が!
黄色テープには「蟻の門渡り」?
なんですかそれ?

よく分かりませんが、ここがその「蟻の門渡り」のてっぺんなんでしょうか?
GPS上ではそれっぽいですが。⑦です。

奥に抜けると逆方向ですね。
西に向かいたいので例の岩をずりずりと引き返しました。

蟻の門渡りから北の眺めです。
赤城山が見えています。

行き当たりばったりばかりだから変なよじ登りしちゃうんだよなぁ……。

キリンビールの空缶を発見。
これは40年は固いなあ。

704P、⑧に来ましたがこちらも山名標識などは見つかりませんでした。

地図上は道がありません。ですが踏み跡はあります。

そのまま関八州見晴台を目指しましたが、これまた大変でした。

ささささ!
雨後の笹はキツいですがよじ登ります。

裏からだけど、関八州見晴台についたー

結構登ってきました。
今日はハイキング程度のつもりだったんですが。

右端に武甲山!

ん?

富士山だー!
左手前は御前山ですね。

山頂(?)のお社です。

快晴!独り占め!

大山と高尾山のツーショット!
高尾山は一つ手前の稜線です。

左から丹澤山、不動ノ峰、棚沢ノ頭、蛭ヶ岳です。

それでは黒山三滝を目指しましょう。
ですが四寸道より厳しくないですか?

猿岩林道まで結構な斜面でした。

花立松ノ峠付近です。
バイク、自転車の方に結構会いました。

奥に日光男体山が見えます。

筑波山かな?

台風の影響で、登山道も沢の如しでした。
すべるすべる!

気温が上がって、路面の雨水が一気に蒸発していました。

夏の雲ですよねー

黒山三滝への分岐です。
上から行くと見落とし兼ねません。

男滝

男滝の虹です。

さすが新日本観光地百選、立派な標識です。

女滝

男滝と女滝のツーショットです。

夫婦橋を渡って天狗滝に向かいます。

天狗滝。
これで今回の山行は終了です。
なんか思ってたよりハードにしてしまいましたが、楽しかったです。

根っ子食堂はお休み。

黒山鉱泉は(大分前から?)休業中でした。

日照水のお水と

越生「藤屋」のとうふレアチーズケーキをお土産に帰りました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル グローブ
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け
ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
【その他】 風力計

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  • 跨ぐのも、怖く脇に逃げました。ぼっちだとつい。素晴らしいです。

登った山

関八州見晴台

関八州見晴台

760m

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関八州見晴台 由緒ある古刹と展望の山旅 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
4時間40分
難易度
コース定数
21
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