行程・コース
天候
1日目(夜間):濃霧、強風(台風18号の影響だと思われる)、わずかな降水 2日目:朝―濃霧(強風)、頂上は何も見えず。。昼12時からやや強い降水。
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
福島からR13(米沢)~R121(田沢町)~K4~K8~K378~登山道へ
・県道4号線は細くなっているところがあって注意が必要
・登山道までの5kmの道は舗装はされていますが、普通車ですれ違うのがギリギリもしくはすれ違えない細さであるので、細心の注意が必要
この登山記録の行程
【1日目】
大日杉(18:15)・・・地蔵岳(20:25)[休憩 10分]・・・切合小屋(23:15)[テント泊]
【2日目】
切合小屋(04:30)・・・本山小屋(06:10)・・・飯豊本山(06:25)[休憩 5分]・・・本山小屋(06:40)[休憩 20分]・・・切合小屋(08:15)[休憩 10分]・・・三国小屋(09:30)[休憩 10分]・・・地蔵谷(10:30)[休憩 10分]・・・牛が岩山(11:11)・・・五段山(11:35)
[休憩10分]・・・大日杉(13;05)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
正直かなりきつかった。20代で同年代より体力に優れていた自信があり、山の経験も
ある程度あったから夜間からでも登れたと感じたが、
心・技・体に物の準備すべてが万全でしか登れない山である。
→無理は遭難や死に直結するので。困難を乗り越える地道な積み重ねが必要である。
教訓としては、
・台風の予報にも反して決行した。
→傾斜が激しい山なので、悪天候では相当コースが悪くなると思うので登山を見送る勇気も必要。
・夜間に登山を開始した。(仕事で夜間の行動に習熟していた経験あり)
→慣れていなければ、かなり危険なのでまずは慣れた山のみでやる方が良い。
・手袋、トイレットペーパーを未装備
→安全管理と健康管理の観点からどちらも必要。遭難した場合は凍傷の危険性あり
・雨具、テント、着替え、登山靴の装備の強化
→どれも安い装備だったので、安全のためにはある程度のものはそろえる必要あり
・GPSに頼りきり
→ルート研究をしていなかったので、困難な山に挑むときは必ずやるべき。
まとめとして、
①万全な物心両面の準備が必要
②技術や体力にあったコース選定、全般計画の作成が必要
③当日の気象に応じた判断力が必要
④モチベーションを高くもって楽しくやるけど、命を第一に行き当たりばったりでも良いと思う。なぜなら山(自然)など予測はできるが、「絶対」はない。
フォトギャラリー:17枚
全体のコースマップ
スマホに保存して紙地図代わりに
大日杉登山口にある飯豊山のためにいろいろなことをした人が祀られている。
地蔵山までの最初の分岐
→が正しい。
左は断崖絶壁と見た。
左が山頂への道。右は余裕あれば見ても
切合小屋、たくさんの登山客でごったがえしていた。
時間等は調べておいてください。
岩場にか細い登山道が飯豊山の特徴
ここまでアップダウンの連続で心が折れる
山頂まであと一息
ここ付近でテントを張っていた人もいた
→台風で先に進めないという判断だと思う。
いいで山頂。2105m
暴風で何も見えず、3分で下山
長い旅路で思わず大声をあげてしまった!
登山でいっぱいにならずに、
きれいな景色にこそ心を奪われたい。
復路の種蒔山~三国岳まではアップダウンの連続
たった2kmが永遠に続きます。
たまにはこういった道も。
残り1kmが果てしなく長い・・・
三国小屋。新しい造り。ご主人はすごいやさしい方
鎖への自己確保(ナイロンスリング120cm)
ところどころ表れる鎖場と梯子、下りが難しい。
三国岳~地蔵岳の間は滑落事故や死亡事故も多発しているので、レベルが上がります。
無理や急ぎは禁物です。
下りの最後にやっと霧が晴れて一枚パシャリ
しかし1時間後に雨が・・・
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 |
サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | ホイッスル | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | GPS機器 |
燃料 | ライター | カップ | クッカー | ||
【その他】
・ハイドレーションシステム(給水) ・ウエストポーチ ・防寒バラクラバ(顔面覆い) ・自己確保スリング(120cm) |
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