行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
新穂高温泉(06:40)・・・新穂高温泉駅・・・穂高平小屋・・・奥穂高岳登山口・・・滝谷出合・・・槍平小屋(09:00)・・・千丈沢乗越分岐(10:30)・・・槍ヶ岳山荘(11:30)・・・槍ヶ岳(11:50)[休憩 10分]・・・槍ヶ岳山荘[休憩 30分]・・・中岳(13:50)・・・天狗原稜線分岐・・・南岳小屋(14:30)
【2日目】
南岳小屋(05:00)・・・A沢のコル・・・北穂高岳(07:00)[休憩 10分]・・・涸沢のコル(07:45)・・・涸沢岳(08:20)・・・穂高岳山荘[休憩 30分]・・・奥穂高岳(09:30)・・・穂高岳山荘・・・荷継小屋跡・・・重太郎橋・・・奥穂高岳登山口(12:20)・・・穂高平小屋・・・新穂高温泉駅・・・新穂高温泉(13:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
23日から一泊で槍ヶ岳から奥穂高岳まで登ってきました。
天候が良くとても楽しかったです。
今回は一人山行、下記をポイントとして実施。
・一日しっかり行動した後の疲労度のチェック。
および次の日への影響。
・水はしっかり携帯(フルで3L、1L以下にはならないようにする)
・水以外の補給・購入はなし(食料は全て持参)
1日目
23日1:45、名古屋出発、新穂高温泉に5:15頃到着も駐車場のオープンの問題で鏡平駐車場を利用。
そこから登山口までで道に迷い出発が6:45となった。
槍ヶ岳までは急登が続くがまだ一日目のAMなのでガツガツ登る。
登り基調なので初めてポールを使用、かなり助かることに感動、ペースを上げたら
頭がクラクラ、ちょっと高山病になった感じ。黙々と登り、槍ヶ岳小屋に到着。
ピークまでうっすらと見えていて人が少ないので(よく渋滞すると聞いていたので)
そのまま、すぐに頂上を目指す。周りの人を良く見ると皆さん荷物を持っていない、、、小屋に置いている様子。
私は10kgのザックをもって登って、かなりの急登、鎖や梯子のルートを恐々と登った。
頂上では、ガスがひどく写真を撮ってすぐに降りた。(11:50)
小屋に戻り、昼食をとり、大喰岳、中岳、南岳を経て南岳小屋、天気も良くなり景色も良好(14:40)。
ここでツエルトを張り、やることなく、17時からご飯、18時から寝るも寒くて寝れず、、、
20時過ぎに我慢ならず、山小屋に避難、消灯ぎりぎり前で、空いている部屋に通してもらい、
6畳間を貸切で使えた、、布団はやっぱり暖かく気持ちよく寝れた。
2日目
4:00起床。
ぱっとツエルトを撤収、朝ごはんを食べる。
そこでお話した方(山田さん)から、大キレットは渋滞するかもしれないのでうす暗い内から出発した方が良い、
と教えて頂き、5時に出発、とても良いアドバイスを聞けた。
だいぶ歩くと、山田さんに追いつき、大キレットを一緒に行く。
なんでこれがコースなのか?、、とこれでもか、というくらい危険なところが続き、
なぜ私がここにいるのか、、と思うくらい正直とても怖かった。
山小屋に宿泊のおじさんやおばさんたちもここに来るのか?と心配になるほどの危険さ!
手袋を持っていなかったので鎖や梯子が冷たく、息を吹きかけながら行く。
ヘルメットも必要だな、、と感じた。キレットが終わったあたりでかなり高い北穂高を見上げる。
「これを登るの?」と山田さんに聞いたら「手を使ってガツガツ登れますよ」と楽しそう。
いつの間にか、山田さんと別れ、北穂高岳に到着、安心感と素晴らしい景色にとても感動した。(7:00)
その後、最低コルを経て涸沢岳(8:20)、奥穂高山小屋でテントの張る練習をして、奥穂高岳へ。
ここでは槍ヶ岳の二の舞にならないように、サックをおいて貴重品だけ持ち登る。
あっというまに奥穂のピーク(9:30)。
ここから前穂高やジャンダルクが見えてそっちまで行きたかった。
ザックを置いてきたことが致命的、、良く考えたら西穂高までそのまま行けばよかった、とピークで後悔。
取りに戻ってまた奥穂経由で西穂高へ行こうかとも思ったがあまり無理をしてもしょうがないので
今回はあきらめ、そこから下山へ。
穂高山荘で補食をしていたら、上の方で「らくー」の多数の声が、、ふと見るとリュック大の大きな岩がごろごろ落ちていた。
コースからは外れていたがとても怖いシーンで、頭にでも当たっていたら致命傷、、ヘルメットは必要と思った。
下山ルートは白出沢方面、岩がごつごつして判りづらいルート。単調で急斜面、これを上がってくるのは
辛い感じ、、であまり上がってくる人はいませんでした。
崖の横など足場の悪い危険なところもあったりもした。
林道にでて(12:20)、そこからはハセツネの練習としてトレラン。
下り基調なのでそこそこ走れて新穂高温泉まで30分もかからず、ゴール。
落ち着いた登山センターで顔を洗ったりとリフレッシュしたが、その後の鏡平駐車場まで
また20分ほど急斜面登山、また汗が出てきた。
やっとのことで車に着き、本当のゴール。
奥さんに下山報告の電話をして、名古屋へ向かう。
途中眠たいところもあったが、一人運転なので大きな声で歌を歌ったりしノンストップで帰宅。
せっかくの車なので買い物をし、家で荷物を拡げてからレンタカーを返却(18:30)
今回の山行で感じたことは、
8時間位の行動はまだまだいける感じ。
ただ山では無理をしてはいけないので、今回のルートは余裕を持って終わったということで良かった。
特に下調べをしないで通った大キレットや北穂高の壁は、手袋やヘルメットの準備が必要であった。
水2Lは正直重かった、、2L位にしてこまめに補給という作戦もよいかもしれないが
万が一を考えると、妥当な感じもした。
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