行程・コース
天候
晴れ
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
トイレなし。駐車場はけっこう広くて、三連休とかでも余裕がありそう。
R19は(一般道にしたら)高速コーナーが続き、普通の車も大型車もピュンピュン飛ばしてた。よく事故で通行止めになってるけど、納得。道の駅で寝て、帰りはあえて3時頃に起きて走ったら楽しかった。
この登山記録の行程
伊奈川ダム上登山口(04:50)・・・福栃橋(05:16)・・・五合目(06:12)[休憩 10分]・・・七合目(06:52)[休憩 10分]・・・越百小屋(07:37)[休憩 10分]・・・越百山(08:21)[休憩 15分]・・・仙涯嶺(09:25)[休憩 15分]・・・南駒ヶ岳(10:33)[休憩 10分]・・・摺鉢窪分岐(10:57)・・・空木岳(12:06)[休憩 55分]・・・木曽殿山荘(13:46)[休憩 5分]・・・八合目(14:31)[休憩 10分]・・・六合目(15:25)[休憩 5分]・・・ウサギ平(16:08)[休憩 10分]・・・伊奈川ダム上登山口(17:26)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
木曽山脈のすばらしさと厳しさを感じられる良いコース。ルートを示す〇Xや鎖なんかは、本当に危ない所にだけある。北アの感じで気楽には歩けないけど、逆にそれが良かった。仙涯嶺や空木岳の北西はなかなかの岩場が続いて、手を使う場面が多かった。できたて新鮮な落石も多かった。きつい岩場の下りで頻繁にしゃがむので、サポーターで擦れてヒザ裏に血がにじんでた。ヒザ裏に血がにじんだのは、鹿島槍の赤岩尾根、剱の早月尾根以来で、やっぱきつかったんだなとしみじみ。
水関係は今日もトレーニングで5L背負ってった。途中の水場でちょいちょい飲んでたし、下山時は2L残ってた。
フォトギャラリー:63枚
この看板先の林道入り口に、施錠された門があって。横も通れないみたいだし、駐車場に戻って道をあちこち探すが見当たらず。で、仕方なく門をのしのし乗り越えて行く・・・。途中で会ったお兄さんも乗り越えたと。
これ、帰りに裏からの写真。左側に通路があった!。表からだと、50㎝四方の岩がふさいでてぱっと見行けない。暗いと、これはわからんわ。
真っ暗な林道。澄んだ音色のクマ鈴が仏壇のおりんみたいで、「じいちゃん燃やしても骨がしっかり残っとったなー」とか思い出して歩いてた。そのうち、俺はほんとはすでに死んでるんじゃないか?あの世に向かって歩いてるんじゃ?と考えてた。
福栃橋からひたすら急登。ここ、技術的には単純で簡単な登りだけど、体力的にはかなりきついんじゃないか?。しかも歩きづらい。
標高を上げるとだんだんと色付いてくる
これ、こわいわー。裏も表もトゲトゲ。京都のヒトみたいって思ってたら、空木岳で京都のヒトに写真撮ってもらった。
これおいしそうやった。しょっぱいきのこ汁が食べたくなる。
小屋が赤い!!。ここまで突き抜けてると、かっこいい。でも、おれがかっこいいと思うってことは、普通のヒトには不評なんだろう。
小屋から越百山。まだまだ遠い。そしてまだまだ序盤。
今年はきれいな紅葉は少ないなー
足を取られて歩きにくい
越百山は良いとこやった。名前もステキ。後ろは御嶽山、乗鞍岳。そして赤い越百小屋が遠くからでもすごく目立つ。
南越百山方面。雰囲気良くてすごく魅かれるけど、日帰り専門なんで無理だわー。遠景に南アルプスの南部が。
左から鋸岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳。3回目の木曽山脈でやっと南アが見れた。
南駒ヶ岳と北沢尾根。こっちも登りがきつそう。
南駒ヶ岳、仙涯嶺。今日もあえてアップダウンがきついルートで。5日前は「大ノマ、弓折に負けた・・・」と、とぼとぼ帰ったので、負けっぱなしはいけない。
仙涯嶺が近づく。思ってたより厳しくないか?と、少々弱気に。
直下はなかなかの岩場が続く。〇やXが書いてないので、気を付けて進んでも戻ることがちょいちょいある。
仙涯嶺山頂から南駒ヶ岳
富士山ズーム。ってか、肉眼だとこのぐらいの大きさで見えるんだけど。塩見岳にちょい隠れて色っぽい。
仙涯嶺の北の岩場。ほんとに危ない所にのみ鎖がある。仙涯嶺で話したおじさんは「槍や奥穂の方が整備されてるから楽」って言ってた。
大岩を巻いて崖沿いを進む。道幅はあるし、そんなこわくない。実物よりも写真の方がこわく見える。
崖下をのぞく。色づいて良い雰囲気。相棒のマムートテトンくん。
仙涯嶺を振り返る。北側の方が危険。
紅くてかわいいかわいい
南駒ヶ岳への登り。ここ、砂地で靴がずぶずぶ沈む急登で大変。ロープがあるけど、ハイマツに結んである。引っ張ると木がぐわんぐわん揺れて怪しい。
南駒ヶ岳山頂が見えてきた。雲がいいかんじ。
南駒ヶ岳山頂から空木岳方面。奥には木曾駒ヶ岳も。越百山も南駒ケ岳も10℃なくて強風が吹いてて厳しかった。
御嶽山がずーっと見えてる。あたりまえだけど、近くてでかい。左に映ってるのは白山。
左から塩見岳、富士山、荒川三山、赤石岳、聖岳
南駒ケ岳の北から空木岳、赤梛岳。赤梛岳もけっこう登るよ。
擂鉢窪分岐から擂鉢窪。例の避難小屋も見えた。好きな山で終わるのは、ある意味幸せなのかな?と考えさせられた。合掌。
赤梛岳山頂。標識がぽつんと立たってる。
草紅葉が川のように。ステキステキ。
あとは空木岳に登るだけ。やっぱ空木岳はかっこいいわー。
お約束のニセピーク。ザレザレで足を取られて登りにくい。登りは得意なのに、足がザレに沈み込んでペースが上がらん。
疲れてると癒されるわー。そんで毎回300枚くらい写真撮ってるけど、いい休憩になる。
ニセピークを登り終えると本峰が。けっこう近くて良かった。もうバテバテで。
空木岳山頂から駒峰ヒュッテ、空木平。空木平が色づいててステキ。例年ならもっときれいな色付きなのかな?。そして空木平にも合掌。遠景は左から蓼科山、八ヶ岳、鋸岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳、北岳。
ほんと、晴れてるとステキやねー。8月に来たときはなんも見えんかった。
とんがってるのが宝剣岳。左に木曽駒ヶ岳、右に伊那前岳。左奥に穂高岳、槍ヶ岳も小っちゃく見える。
八ヶ岳にもまた行きたい
山においなりさんっていいんじゃない?って持ってきたら汁が。ビニール袋に入れてたけど破れててえらいことに。けど、甘くて食べやすくて癒された。写真で見ると、なんかヒワイでいやらしい。
そして南駒ヶ岳をバックにばんざーいを。京都のおにいさんに撮ってもらった。長野の山でよくばんざいを見るけど不思議に思ってたってさ。長野県民のばんざい好きを説明すると笑ってた。おっさんのばんざいはかわいいわー。
甲斐駒ヶ岳が、しゅっとしててかっこいい。黒戸尾根よりも今日の方がかなりきつかったわ。
富士山が動いてるよ。越百山では塩見岳の右にはなれてたのに、南駒ヶ岳は右に重なってて。空木岳では左に重なってる。おもしろいわー。
空木岳ちょい下から振り返る。いい雰囲気やねー。
と思ってたら、ここなかなかきついよ。ここはルートミスで即遭難って感じで、さすがに矢印や〇Xのペイントがあった。
ミスしたら運良くて骨折って箇所が続く。ここが一番危なかった。
下から見上げる。鎖も鉄の足場もあるから難しくはないけど、ちょい緊張する。上から覗いてるのが京都のおにいさん。彼も同じルートで日帰り。このへんまで前後して歩いてた。「家族がうるさくて泊りはなかなかできない」とぼやいてた。
その後も慎重に進む。景色はすごくいいから楽しい。
鞍部に木曽殿山荘が見える。一気に下るんで、下りでもきつい。木曾駒ヶ岳方面の東川岳への登りもきつそう。
木曽殿山荘下から空木岳方面。写真をお願いされた登りのおにいさんに「あれ、空木岳ですよね?」って聞かれた。ニヤニヤしながら、『ニセピークですよ』と。そんで『きついですよ』と。南北はどっちから来てもきつい。池山尾根(林道終点から)が一番楽なんじゃないかな?。
義仲の力水。今回のルートの水場はどれも十分な水量でおいしかった。
抹茶のロールケーキが食べたくなるわー
スギヒラタケがいっぱいはえてた。健康なヒトは今でも食べてるヒトはいるけど。
これおいしそうやわー。オオツガタケかな?根元を見ればわかるけど、採っちゃいけない。
あちこちで倒木が登山道をふさいでた。10か所はあったと思う。
これ!なんか声が聞こえて、よく探したら小っちゃい子がいた!!。声かけてくれなかったら、絶対に気づかないと思う。ムラサキフウセンタケにしては黒すぎるし、なんだろう?。ニコニコ微笑んでるように感じた。
精子が空に向かって「ぴよーー」と昇っていくように見える。学校の保健体育の授業が役にたったと初めて思えた。
北八ヶ岳と似た雰囲気。コケも森もステキステキ。
六合目、北沢の橋。にゅいんにゅいんって感じで揺れる。この先、ウサギ平まで地図に現れない小さなアップダウンが多い。15m進む間に高さ2mほど下って登って。これが延々と繰り返しでほんとにうんざりやった。
ウサギ平からの林道歩きは飽きる。あと〇㎞って標識が200mおきに立ってて、余計に長く感じる。駐車場はけっこう広くて、この下に二段目もあって満車になることはなさそう。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 修理用具 | 健康保険証 |
医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ |