行程・コース
天候
初日(雨)、二日目(晴、9時以降はガス)、三日目(晴、稜線上はやや風)
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自宅→道の駅「信州新野千石平」(国道151)→JR平岡駅(国道418)→かぐらの湯(国道152)大休憩
→梨元停車場を過ぎて3分ほどしたところを左折で下栗の里へ向かう林道→一つ目の分岐は右、二つ目の分岐は左→下栗の里の下あたりを通過→北又渡→芝沢ゲート
自宅から芝沢ゲート駐車場までは片道約150km(3時間弱)
芝沢ゲートから易老渡(易老渡登山口)までは徒歩70分程度
第1Pは25台程度、やや下流に第2P(30台程度)路駐は厳しい。土朝6時で10台程度先客有。帰りも10台程度だった。
この登山記録の行程
【1日目】
芝沢ゲート(7:20)・・・易老渡(08:30)・・・面平(10:30)・・・易老岳(14:00)・・・三吉平(15:00)・・・イザルガ岳分岐(16:15)・・・光小屋(16:30)
【2日目】
光小屋(06:00)・・・光岳(06:10)・・・光小屋(06:50)・・・イザルガ岳分岐(07:00)・・・イザルガ岳(07:10)・・・イザルガ岳分岐(07:30)・・・三吉平(08:00)・・・易老岳(09:10)・・・希望峰(10:55)・・・茶臼岳(12:00)・・・横窪沢分岐点(12:10)・・・上河内岳(13:50)・・・南岳(14:40)・・・聖平小屋(15:40)
【3日目】
聖平小屋(04:30)・・・薊畑分岐(05:00)・・・小聖岳(05:50)・・・聖岳(07:00)・・・小聖岳(08:00)・・・薊畑分岐(09:50)・・・西沢渡(12:30)・・・便ガ島(13:30)・・・易老渡(14:10)・・・芝沢ゲート(15:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨年立てたプランだがなんだかんだで流れていた「南ア冬期開放小屋縦走」
今回のコースは、易老渡~易老岳~光岳小屋~光岳~茶臼岳~聖平小屋~聖岳~西沢渡~易老渡の周回ルート
テント泊でもなく、営業小屋でもなく、雪山避難小屋でもない、自分らしい小屋の利用方法だと改めて感じた。
当初はソロのつもりだったが、計4人パーティーとなった。ソロとは違う楽しさがたくさんあった。
初60リットル(20kg程度)ザック、初食当、初開放小屋、初メンバー、いろいろと初づくしだった。
中でも60リットル(20kg程度)のザックは凄かった。今までは迷ったら持って行かない。を信念としていたが、60リットルはウワバミのごとく要不要を問わず飲み込んでいく(笑)
秋の三連休のアルプスとくれば大混雑・・・と思いきやここは南アルプス南部、しかも雨。人も少なく落ち着いた雰囲気だった。
易老渡から易老岳までは急登(特に面平まで)。先を考えれば焦らず歩を進めるのがベスト。初日の終盤、光岳小屋付近の登り(沢のようなところ)が疲れつつある体には堪えた。
光岳冬期小屋は新築の如く綺麗で、宿泊者も少なく、室内で宴会が出来、極楽であった。たらふく鍋を食べ早々に就寝。いつものことだが、2~3時間ごとに起きては外を散歩。21時には星空が綺麗だった。
夜明け近くなると目の間に富士山。御来光はココロあらわれるひと時。
御来光を背に光岳へ、ひっそりとそこにある光岳ピーク。ようやく来れたと感動しつつ頂標にタッチ。
光岳の奥には光石。ここは光岳まで来たなら是非足を延ばすべき場所である。南アルプス、中央アルプス、遠くは槍まで見える絶景ポイントだ。
光岳小屋まで戻りデポしたザックを背負ってイザルヶ岳へ。こちらも絶景。オススメスポット!
易老岳、茶臼岳と進み上河内岳。朝は快晴だったが徐々にガスが湧き眺望が悪くなってきた。上河内岳山頂は360°パノラマのはずだが・・・結構な斜面を登ったが既成事実のみの写真を撮り先を急ぐ。
上河内岳から聖平小屋までが、意外と長く感じた。疲労が溜まってきたのだろう。食事をし寝ればリカバリー出来るはず。と黙々と歩いた。
聖平小屋は先日の光岳小屋のような静けさではなく、賑やかであった。学生パーティーがテント場で盛り上がっていた。
聖平冬期小屋も新築ではないかと思えるほど綺麗で、宿泊者もそこそこ居たものの個人スペースは十分取れた。食事こそ外だったが屋根付きの場所を確保出来たので今夜も満腹で就寝。朝までに何度か外へ出たが、星空はなかった。
最終日は予定より早目、ヘッデン点灯でのスタート。聖岳の登りは3日目の朝イチの体には十分過ぎる負荷だった。樹林帯を出ると若干の風があり寒がりの自分にはつらかった。
途中の小聖岳山頂では御来光。富士山の右肩からポスターのように顔を出す朝日は美しかった。
小聖から聖までは急登。標高も高くなってきているのでゆっくりと進んだ。聖岳山頂は風で寒かったが、360°絶景のパノラマビュー。目の間に赤石岳。一か月ほど前に赤石岳へ登ったがガスで何も見えず下山したのを思い出した。
楽しかった山行も後は下山を残すのみ。寂しさをおぼえつつも長い下りをスルスルっと下りていく。苔むした森を抜け西沢渡、便りケ島、易老渡、芝沢ゲート駐車場へ。
便りケ島はキレイな東屋付のテント場や聖光小屋など稼働していないのが勿体無い施設群だった。車両がここまで入ってこれるようになるのはいつなんだろう。
西沢渡から芝沢ゲート駐車場までの林道が長かったが、今回のロングトレイルを振り返るのには逆に良かったとも思えた。
で、富士山は見えたのか?
初日こそ雨で眺望ゼロだったが、二日目以降は富士山が常に見えていた。
光岳小屋からの富士、小聖岳からの富士はともに御来光!最高の景色だった。
金星と富士、これも良かった。富士は絵になる!
全コースにおいて危険個所はなし。
水場が限られているので水の管理には注意をしたいところ。
次回はさらに深南への挑戦をしたいと感じた。
メモ
食費:600円(初日)、400円(二日目)
交通費:ガス代のみ700円
計:1700円
風呂:かぐらの湯620円、夕飯(山賊焼定食:1000円)
自販機:120円
総計:3440円
フォトギャラリー:59枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | テーピングテープ | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |
クッカー | カトラリー | ||||
【その他】 コンタクトレンズ |
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