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秋の涸沢,パノラマコース2017

涸沢( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (キタ さん )

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行程・コース

天候

雨、ずっと雨

利用した登山口

上高地バスターミナル  

登山口へのアクセス

バス
その他: さわやか信州号(夜行バス)

この登山記録の行程

【1日目】
上高地バスターミナル(06:05)・・・河童橋(06:10)[休憩 5分]・・・明神(06:50)・・・徳沢(07:30)[休憩 5分]・・・横尾(08:30)[休憩 10分]・・・本谷橋(09:40)・・・涸沢(11:25)[休憩 30分]

【2日目】
涸沢小屋(08:10)・・・涸沢ヒュッテ(08:20)・・・屏風のコル(09:20)・・・奥又白谷河原(11:40)・・・徳沢(13:06)

【3日目】
徳沢(08:10)・・・明神(08:45)・・・明神池(08:50)[休憩 10分]・・・河童橋(09:50)・・・上高地バスターミナル(09:55)・・・田代橋(10:15)・・・田代池(11:05)・・・大正池(11:30)[休憩 5分]・・・田代池・・・田代橋・・・上高地バスターミナル(12:30)

コース

総距離
約37.9km
累積標高差
上り約1,965m
下り約1,965m
コースタイム
標準15時間40
自己14時間1
倍率0.89

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

朝から雨の中、雨具を着けて出発。雨のためか、人通りは少ない。徳沢まで快調に飛ばす。徳沢のテントは10張程度。本谷橋は仮橋だがしっかりして問題ない。涸沢から降りてくる団体がいくつもあり、何度も立ち止まる。ガレ場もしっかり整備されていて危険はない。頭上からの落石だけ注意して通り過ぎる。横尾から涸沢手前まで紅葉がきれいで、数は少ないが、ナナカマドの赤が美しい。涸沢ヒュッテでラーメンとおでんを戴く。雨の中なので余計にうまい!穂高岳山荘を目指したが、ガスが立ち込め、足の疲労もあってペースダウンしたため、予定を変更して涸沢小屋に泊めていただいた。お客は9名。1部屋に3名とゆったり過ごせた。
二日目も雨、明日まで雨、雪などの天気予報のため、下山を決める。ただ、往路を戻るのは残念なので、当初の計画通り、パノラマコースを通る。Youtubeで何人もの映像を拝見しているので、見覚えのある道だ。事前にルート確認できるのはありがたい時代だ。屏風ノコルまでは、よく整備されており、注意したいところにはザイルがつけられている。小屋の皆さんに感謝しつつ、3点支持を確実に守って、滑りやすい岩場や根を慎重に通り過ぎれば問題ない。屏風ノ耳を目指したが、吹き上げてくる強風がかなりきつく、夏場なら気にしないが、寒さがきつくなってきたので自重して賽の河原で引き返す。わずかに涸沢ヒュッテが見える程度。穂高の稜線は全く見えない。新村橋に向かって下山を始めたが、慶應尾根までの2つの沢のうち1つめが増水して、慎重に渡る。慶應尾根を乗り越して、奥又白沢出会いの前の狭い沢がひどく増水して、通常の渡渉点は通れない。白波を立てて轟音がしており、ひるんでしまう。エスケープも引き返すことも困難なので、気を取り直して、沢を登って渡渉点を探す。30mほど登って、何とか渡れそうな箇所を見つける。荷物を先に投げられる幅ではないので、荷物を背負ったままで慎重に渡る。対岸の岩に足を掛けて全力で登り切り、何とか渡れた。まだ、渡れる水量でよかった。岩場は何とかなるが、沢の増水は何ともできない。安堵と反省しつつ、皆さんには雨天時のこのルートは、お勧めしない。奥又白沢出会いは広い沢で渡渉は問題なかったが、増水していたので、右岸沿いの沢の中のルートを水流とともに下る。慰霊碑を通り過ぎ、サルが何匹も出てくるので心配しながら新村橋に到着。結局、徳沢ロッジまで、何度も多くのサルにお目にかかった。目を合わさないようにして無事下山した。

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フォトギャラリー:17枚

雨の早朝の河童橋。人はほとんどいない。ホテルの灯りが温かみを感じる。

本谷橋への登り。屏風岩はガスで見えない。

涸沢への登り

途中のナナカマド。まだ、残っていた。

涸沢周辺。ヒュッテまで、もうすこし。

登ってきた道を振り返る。ガスも出てきた。

涸沢カールから前尾根方面の雪渓を見る。

前穂北尾根と雪渓。Ⅴ・Ⅵのコルが正面。

翌日、パノラマコース。実際に通過してみると問題ない。

屏風のコル付近。視界が悪い。

屏風の耳の手前、賽の河原付近から涸沢カールを見る。

屏風のコルから、下山する方向を見る。

奥又白沢出会い手前の沢。通常の渡渉点は幅が広すぎて渡れない。水量も爆音も凄い。

沢の上部を見る。大きな岩のさらに上部を渡った。

奥又白沢出会いから、右岸沿い沢の流れの中を降りる。

ブナの黄色が美しい。

林道との出会い。表示はしっかりして登る際に間違えることはない。左が登り口。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック サブザック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス
ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品
熊鈴・ベアスプレー 非常食 行動食 テーピングテープ 軽アイゼン トレッキングポール
燃料 ライター カップ クッカー アウターウェア ロープ
カラビナ 安全環付きカラビナ スリング ヘルメット
【その他】 アクションカム

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