行程・コース
天候
曇り。スタート直後に一時強い雨、道中に小雨
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
7:40 粟ヶ岳県民休養地キャンプ場駐車場スタート
7:55 中央登山道登山口
8:55 四合目
9:00 大栃平
9:20 三連梯子
9:30 垂直な岩の壁
9:40 粟庭の鎖場
9:45 六合目(粟庭ノ頭)
ここで反転
10:00 粟庭の鎖場
11:30 中央登山道登山口
11:45 駐車場着
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は六合目まで行きましたので、そこまでの感想です。
予想外の高度感に堪え切れず引き返しましたが、近いうちに再戦します。
【ルートの分かりやすさ】
多くの登山者が歩く登山道は踏み固められ、整備もよく行き届いていてとても分かりやすいと思います。ただしこの時期、落ち葉が大量に登山道に積もっているため、木の根の這い方や足場の形が非常にわかりずらいです。滑りやすい問い感覚はなかったですが、慎重に行きたいところです。
【きつさ】
常に、というわけではないがとてもきついと言えると思います。登り始めると平坦なところや勾配の緩いところを織り交ぜつつ、梯子が出てくるあたりから勾配が急になってきた感覚。絶対的な勾配は黒檜山と同じか、それよりも若干緩いくらい?でも距離が長い…。一歩ごとに歩幅を大きく登る必要があって、心拍の上昇が激しい。とはいえ休み休み行けば体力的な心配は問題ないと思いました。それよりも足への負担が大です。特に下りはきつく、富士山以来の筋肉痛と膝痛になりました。。今思うとトレッキングポール持って行かなかったのも途中敗退の原因の一つでした。水は2リットルとスポーツドリンク500ml持っていきました。汗かきまくったせいか、それでも結構ギリギリの量でした。。
【難度】
ここさえ登れれば日本の大概の山は登れる、とベテランが口をそろえるのが粟ヶ岳ですが、まさにその通りでした。とにかく色々出てきます。林道から始まり普通の土の道、砂利道、岩場、痩せ尾根、岩場、ロープ場、鎖場・・・。個人的には途中のロープがかけられた垂直な岩壁と粟庭の鎖場がきつかった。滑落したら死にそうな所は高所恐怖症持ちにとってはとにかく怖い。痩せた尾根を歩くのが多いので、それだけでも徐々にメンタルが削られていき、岩壁と鎖場でごっそり持っていかれ、粟庭ノ頭で痩せ尾根の稜線道を見て無事心が折れました。。ただ、難所を二か所クリアできたのは大きな収穫でした。慎重に、遅くても一歩ずつ進んで行けば怖いところも抜けられるんですね。実に攻略のし甲斐がある山です。
【眺め】
基本的に稜線を伝う感じの登山道なので、ところどころで展望が開け風景を楽しめます。程よく風が吹き抜け、寒すぎることも無く気持ちよかった。大栃平にはしっかりしたベンチがあったので休憩しながら景色を楽しめました。山頂から5合目くらいまでは紅葉も綺麗でした。と言っても眺めている余裕なく、撮ってきた写真で楽しんでます。歩いていると風景を楽しむ余裕がなくなるので、カメラは必須ですねw
【感想】
体力的には問題なかったですが、精神的な要因で負けました。登っている間は怖くて仕方なかったです。鎖場や岩登りのところは生きた心地がしなかった。。これ、落ちたら絶命するまでにどのくらい痛いのかな?と思っていました。。でも下山した後は生きている喜びと同じくらいに悔しさを感じます。雪に閉ざされる前に経験者と一緒に再戦したいです。個人的にトレッキングポール使っていると四足歩行の安定感からか、高さへの恐怖は少し和らぐので次回は必ず持っていこうと思います。
フォトギャラリー:15枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 帽子 |
グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 |
カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 |
行動食 | ストーブ | 燃料 | カップ | クッカー | |
【その他】 カップヌードルBIG、カップのコンポタ、キャラメル、一本満足 |
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