行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
上越新幹線で越後湯沢駅 -(上毛線)-土合駅
この登山記録の行程
谷川岳ロープウェイ(07:30)…天神平(7:45)…天神峠(08:05)…熊穴避難小屋(09:00)…肩の小屋(10:00)…休憩30分…トマの耳(10:50)…オキの耳(11:10)…一ノ倉岳(12:30)…茂倉岳(13:00)…茂倉岳避難小屋(13:20)…30分休憩…矢場ノ頭(15:00)…登山口駐車場(17:00)…蓬橋バス停(17:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
11月2日 土合の天神ロッジに前泊
オーナー夫妻がオーストラリア人と韓国人、スタッフもセルビア人と国際的。土合駅近くにありますが、この時季の18時は途方に暮れるほど真っ暗。駅まで迎えに来てもらえて助かりました。宿に到着すると娘さんと犬のラッキーがお出迎え。お夕飯の後、子供たちは一緒にピアノを弾いたりゲームをしたり、とても楽しかったよう。スタッフのネーナさんにも色々山の話を聞かせてもらいました。
11月3日 6時に朝食。7時すぎオーナーとラッキーがロープウェイ乗り場まで送ってくれました。今回の目標は谷川岳を越えた一ノ倉岳と茂倉岳。登りは、ロープウェイを利用して時間を稼ぎます。
メンバーは、久々に参戦の次男(12歳)、自称登山部の三男(9歳)と私の3人。初めての父なし登山で、少々不安あり、ワクワクあり。いつも心配の尽きないお天気は、この日朝から快晴。気温も高く風もあまりなく絶好の登山日和になりました。
いつもは親が背負う補給と非常事用の水を、今回は何と次男から「俺が持つよ」の一言。これ聞けただけでも、今回谷川来て良かった~。
さて、ロープウエー、リフトと乗り継いで天神峠に。紅葉シーズンも終わりで混雑もなし。
8:30登山開始
さすが人気の谷川岳。木道がしっかり整備され、所々雪もありますが、歩きやすい道が続きます。30分程度歩くと岩場やちょっとした鎖場も出現。
「今回は水も次男に持ってもらってるし、もしかしたら子供のスピードで登れんじゃないかしら?」と淡い期待を持っていた私。登山開始30分であっという間に子供たちに置いて行かれ、後はいつもと同じ一人旅。
10時すぎ肩の小屋に到着
「カップ麺食べるなら、先に食べてて」と言ったのに、寒い思いしながら小屋の外で待ってる息子二人。あ~これでまた時間のロス。
肩の小屋は毎年11/3文化の日に営業を終えるそうで、小屋のおじさんが安堵しているようなちょっぴり寂しそうな。。。子供たちがラーメンをすすってる間、色々と山話を聞かせてくれました。まだ登ってないけど、三男お目当ての山バッチもゲット。
いつか泊まってみたい素敵な山小屋でした。
トマの耳、オキの耳と順調に進みます。山頂は登山客も多く写真待ち。山小屋のおじさんによると、紅葉シーズンなどは人のお尻を見ながら歩くような混雑ぶりもあるとか。真っ赤な紅葉もみたいけど、山の上でも人込みって嫌だなぁ~。
オキの耳を過ぎると登山客がぐっと減り、所々雪が凍結していたり、溶けてグチャグチャだったり、スパッツを忘れた事をかなり後悔。
一ノ倉沢側が切れ落ちてるので、ちょっと心配でしたけど、登山道はしっかりしてるので、何の問題ありません。ノゾキから見下ろした風景はちょっと殺伐。振り返って北側から初めて見る谷川岳が素晴らしい。
一ノ倉から茂倉岳まではのんびり稜線歩きが楽しめます。東に白毛門、朝日岳、尾瀬の山々も。西には、夏に登った八ヶ岳の赤岳が凛々しく、その後ろに南アルプス、遠くには富士山まで!まだお昼すぎだけれど、山のシルエットがホント美しい。先を行く三男と歩いて下さった爽やか山男さんに色々と山の名を教えてもらい、楽しい一時になりました。
茂倉岳の避難小屋は山頂から20分ほど下った所にあります。
小屋の中は広くて清潔。シュラフやマットも用意されていて、トイレもキレイ。よく整備された避難小屋で驚きました。山頂から大して下ってないのに水場もあり、水は細いけど、涸れる心配はないとのこと。
13:50下山開始
稜線を三男と歩いて下さった方によると茂倉新道は結構しんどい下りとのこと。樹林帯に入ると木の根が多く、その後も粘土質の滑りやすい道で転びやすいとか。そう言えば、肩の小屋のご主人も同じようなアドバイスしてくれていたなぁ~。
すでに予定より1時間近くの遅れ。「ヘッドライト持ってるよね??」と言われた言葉がイヤ~な感じで耳に残りつつ、避難小屋までご一緒して頂いた山男さんに別れを告げ急いで下山開始。息子が大変お世話になり、ありがとうございました!
下山開始1時間、あっと言う間に矢場ノ頭まで下りてきたけど、そこから先が長かった・・・。傾斜も結構急で、言われた通り巨大な木の根が沢山露出。そこを過ぎて落ち葉の道になると、今度は粘土質の道に足をとられます。
結局、嫌な予感通り、最後の30分はヘッドライトを付けて、漸く登山口に辿り着いた時は17時。土樽駅の手前までタクシーに来てもらい、越後湯沢駅まで行き、20分で温泉に入り(ぽんしゅ館、なんと18時半閉店です!)、急いでお土産とお弁当を買い、予約していた新幹線に乗り込むと心底ホッとしました。子供たちと約束していた駅の回転ずしには寄れなかったけど。。。だって、越後湯沢駅構内のお店、ほとんど18時か18時半には閉まってしまったので。
15年振りの谷川岳。昔と変わらず、期待を裏切らない山です。いつか、白毛門から谷川岳を眺めてみたいなぁ~。でも、山小屋ないんだよね。。。
フォトギャラリー:19枚
天神峠より登山開始
目指す谷川岳がはっきり見えます
木道
最初の鎖場
肩の小屋
トマの耳
一ノ倉と茂倉岳
振り返ってトマの耳
オキの耳
一ノ倉へ急な下り
ノゾキから
茂倉岳はすぐ
美しい山のシルエット
茂倉岳から振り返って一ノ倉と谷川岳
茂倉新道
矢場ノ頭
下の方は多少紅葉も
終点はもうすぐ??
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | グローブ |
着替え | 地図 | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
健康保険証 | 医療品 | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | |
【その他】 トランシーバー、ネックウォーマー、エマージェンシーシート |
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