行程・コース
天候
曇り時々薄日。弱風。
登山口へのアクセス
バス
その他:
往路 自宅5時10分発→中央本線八王子駅発普通列車松本行6時33分甲斐大和駅着7時38分。高尾駅7時06分でも8時01分着バスに間に合う。6両編成2両目に乗車すると階段・トイレが近い。待合室に登山届ポスト有。上日川峠行バスは季節限定。8時10分発上日川峠着8時55分。1.000円。栄和交通。平日3本(8:10 9:50 14:50)、土日休日は5本(追加09:20 13:50) 。復路 丹波山温泉から15時42分発路線バス奥多摩駅着16時34分着。運賃IC 1.009円。西東京バス。19時自宅着。
この登山記録の行程
上日川峠発08:56…09:16福ちゃん荘09:19…09:23富士見山荘09:25…10:02大菩薩峠10:17…10:49フルコンバ小屋跡10:51…11:38ノーメダワ11:41…12:20追分12:45…13:39藤ダワ13:41…14:20越ダワ…14:31丹波山村役場前14:55…14:58道の駅「たばやま」丹波山温泉。
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
真っ白い富士山と南アルプスの3.000m峰に出会うことができて感動しました。また丹波大菩薩道を歩いて2人しか会わず、一人静かに歩けました。問題は、丹波山温泉15時42分発のバスに間に合うか、どうかです。ヤマタイムを活用して計画を立てて見ると、コースタイム以内で歩き、さらに昼食・休憩を20分以内に抑えれば可能であることが分かりました。そこで無理・無茶にならない程度にやってみようと思いました。
○上日川峠~福ちゃん荘~大菩薩峠
福ちゃん荘の先にある富士見山荘前から富士山が眺められ、うれしかったです。やっと白い富士山に出会うことができました。ここは、富士山のビュー・ポイントです。11月7日(火)雲取山から眺めた時は、初冠雪が台風による雨のために融けてしまい、黒い富士山になっていました。
大菩薩峠からは、大好きな南アルプスが一望できました。南から聖岳・赤石岳・荒川岳・塩見岳・農鳥岳・間ノ岳・北岳・仙丈ヶ岳・甲斐駒ケ岳等々。しかも3.000㍍峰は、雪をいただいて真っ白です。
女性が円形展望盤で山座同定しています。目があったので、私も仲間入り。南アルプスの奥深い場所にある光岳に登ったことがあるそうで、びっくりしました。テカリ石に感動し、2時間も過ごしたそうです。
○大菩薩峠~フルコンバ跡~ノーメダワ~追分
登山道には、平らな敷石があって、歩きやすかったです。古くから交易のために使われていたことが分かります。フルコンバ跡では、北方が開けていますが、雲取山は雲の中でした。小菅へ下る道と分かれて尾根を登って行きます。樹木の間から鶏冠山が大きく見えました。遠くには笠取山も眺められました。
ノーメダワでは、猟銃を担いだ猟師さんに会いました。シカとイノシシを探しているそうです。登山道が尾根の南を巻くようになると、今度は小金沢連峰の山々が望めました。だんだんと聳えるように見えはじめ、着実に下って来ていることを感じました。
登山道には落ち葉がたくさん。吹き溜まり入ると、登山靴がすっぽりと隠れます。落ち葉の下には、樹木の根や枯れ枝、石があり、何度もバランスを崩しました。それでも膝や足首にやさしくて助かりました。やっと追分に到着しました。登山者が一人いました。
○追分~藤タワ~越ダワ~丹波山村役場バス停~道の駅「たばやま」~丹波山温泉バス停
予定よりも1時間も早く到着したので、追分で昼食タイム。顔を上げると雲取山や七ッ石山が望めました。藤タワでは、丹波へ向かうコースが3つに分かれます。今回はすぐ林道に出るマリコ川沿いを歩きました。時間に余裕があれば高尾天平コースを歩いて見たいです。
丹波山村役場バス停には、14時21分に無事到着。バスが来るまで1時間19分もあります。ベンチでパンや菓子を食べていると、風が強く、寒気がして来ました。そこで歩いて道の駅「たばやま」へ避難しました。コーヒーを飲んだり、買い物をしたりして、過ごしました。青梅街道に上がり丹波山温泉バス停から乗車して、奥多摩駅へ向かいました。
大菩薩では、紅葉がほとんど終わっていました。往路では甲斐大和駅周辺がきれいでした。復路では、奥多摩湖の周辺に紅葉がまだ残っていました。特にモミジとイチョウが目立ちました。
今日は水平距離 約14.3㎞。積算標高差上り969㍍m下り1.931㍍。歩数32.800歩でした。持病となった膝とくるぶしの痛みが出なかったので、ほっとしました。また気管支喘息も吸引する薬をポケットに入れて歩きましたが、使わずに済みました。5時過ぎに出発し19時に帰宅。長い一日で疲労困憊しましたが、満足感・充実感がありました。
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