• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

20171111 筑波山登山

筑波山( 関東)

パーティ: 1人 (まさゆき さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

白雲橋コース

コース

総距離
約5.9km
累積標高差
上り約655m
下り約653m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

日本百名山の一つ、筑波山へ。

百名山で一番低い山の筑波山。夏は暑そうということで、秋の終わりまで取っておいたが、さすがにもう快適に登れるだろうと考え、この度挑戦。
ただ筑波山の紅葉がちょうど始まる時期で激混みが予想されたので、午後2時過ぎから登り始め、頂上で日の入りを見届けた後、ロープウェイで一気に下山するというプランにした。

2時ごろ登山口の駐車場に到着すると、案の定、登山客でバス停は長蛇の列となっていた。
これは普通に登ったら頂上はテーマパーク並みに混んでいただろう。

白雲橋ルート口のバス停は高台になっていて、関東平野を一望できる。
もう午後のため霞がかっていたが、見晴らしがよく、都心部のビル群まで見ることができた。
特にスカイツリーは形が特徴的なので、すぐに見つけることができた。

高台の時点で景色はある程度満喫してしまったが、せっかくここまで来たので登山口へ向かうことにした。
最近は奥地の山ばかり登っていたので、麓ぎりぎりまで民家がある山は新鮮だ。

しかし、登山口に入ると、町に接しているとは思えない森の中を進んでいく。
最初はスギ林が続くが、いつの間にか広葉樹の森に変化する。
この森の木々がまた立派で、幹幅が身長を超えるような大木が至る所に生えている。
手軽に登れる山として開発しつつも、自然をきちんと残すよう管理されてきたことがうかがえる。
また、樹木だけでなく、所どころに特徴的な岩場や祠などが解説付きであることで、ちょうどよいタイミングで休憩が取れるのもよい。
整備され過ぎていることについては賛否両論あると思うが、景色の変化があって飽きずに登山を楽しめるという点で、深田百名山としての魅力は十分に感じることができると思う。

そんなことを考えているうちに、女峰山の山頂に到着。
今日は風が強く、周辺が平地の筑波山はもろに風の影響を受けるようだ。
筑波山は山道が整備されていて土が飛びやすいのか、目に土ぼこりが入ってきて今までの登山ではない厄介な思いをした。

もう少し休憩もしたかったが、時刻は既に4時を過ぎ、日が傾いて薄暗くなりつつあった。
日の入りを逃してはならないと、男体山の方に足早に向かう。
女峰山と男体山の間にはロープウェイ駅があり、閉まってはいたが店がいくつも並んでいた。こんな光景は高尾山ぶりである。

商店街を抜けると再び山道になる。
自分と同じように日の入りを見たい人が多いのか、そこそこ登山客の姿が見られた。
10分程度で頂上に到着すると、かなりの人が展望台に集まっていた。
良い位置は既にカメラをセッティングしたガチ勢に占領されていたので、少し脇の位置で待機。

空が赤くなり、太陽が徐々に沈んで山にのまれていく。
日が高いうちは気が付かなかったが、少し南側に富士山があり、夕焼けを背後に山影がくっきりと見えるようになった。
なかなか見れない幻想的な関東平野を眺めているうちに、太陽がすっぽりと隠れる。
少しずつ沈んでいるはずであるのに、日の入りはあっという間に終わり、辺りが徐々に暗くなっていく。

日の入りが終わってすぐに、周りの登山客は「早く下りないと暗くなっちゃう」とどんどん捌けていった。
自分はヘッドライトを常備しているので日が暮れても問題はなかったが、風が強くとにかく寒かったので、少し間をおいて自分も降りることにした。
(降りるときは点いていなかったが、街灯らしきものがあったので、普通の観光客でも夜も問題なさそうではあった。)

先ほどのロープウェイ駅に着くと、発車時刻までまだ時間があったので、夜景を見て楽しむ。
この辺りはあまり発展していないため、夜景としては正直なところ感動するほどではなかったが、昼間も見えたスカイツリーがライトで時折姿を見せる光景はなかなかによかった。

時間になってロープウェイに乗ると、日の入り直後の便だったためか車内は満員であった。
今の時期はもみじがライトアップされているため、降りている間に車内灯が消してくれるサービスが行われており、夜の紅葉を楽しめる。
旬の時期は翌週ぐらいからということで、まだそこまで色づいていなかったが、雰囲気だけでも楽しむことができた。

筑波山は気軽に登れる山として人気があり、この時期はやはり混雑していた。
しかし、ロープウェイがあるため、通常の登山と異なるタイミングで登ることができ、うまくピークをずらせば、混雑を避けて山の自然を満喫することができる。
筑波山には主な登山ルートが5つあり、冬でもたまに頂上付近に雪が積もるぐらいらしいので、真冬にまた登ろうかと思わせられる山であった。
各ルートでまたどのような別の景色を見せてくれるか、今後が楽しみである。

続きを読む

フォトギャラリー:11枚

すべての写真を見る

装備・携行品

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

筑波山

筑波山

877m

関連する山岳最新情報

よく似たコース

筑波山 茨城県

ケーブルカーとロープウェイを利用して筑波山ハイキング

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
0時間51分
難易度
コース定数
4
筑波山 茨城県

筑波山 自然研究路をめぐる 日帰り

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
1時間10分
難易度
コース定数
5
筑波山 茨城県

「日本の道」として再生された由緒ある古道

最適日数
日帰り
コースタイプ
縦走
歩行時間
2時間15分
難易度
コース定数
9

まさゆきさんの登山記録

登山計画を立てる