行程・コース
この登山記録の行程
川乗橋(09:00)・・・細倉橋(09:35)・・・百尋ノ滝(10:33)・・・東の肩・・・川苔山(12:19)・・・東の肩・・・舟井戸(13:07)・・・分岐・・・大根ノ山ノ神(14:25)・・・鳩ノ巣駅(14:57)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
梅雨入りの便りも聞こえ始め、新緑の季節もそろそろ終わりかと、奥多摩の人気の山、川苔山と百尋の滝を眺めてきた。多くの人で賑わっていたが、谷間の新緑、涼しげな百尋の滝、登りごたえがあって最後に展望が開ける川苔山、山ツツジの群落など楽しめた。
細倉橋から一部谷間の橋が落ちているため通行止めの案内が出ていたが、そのまま進むパーティーもちらほら。出戻り登山者は、素直に指示された林道の迂回路を2.4キロ進む。川乗谷を見下ろすと登山者の姿が涼しげに見え、羨ましくも思えた。実際はどの程度危険な状態だったのだろう。林道の途中で、迂回路の終点の案内があるので、痩せた急斜面を谷に向かって下って、川乗谷と道を合わせる。新緑の木陰とせせらぎ、迂回せずに進んだ人はこれを楽しめたのだなと、ちょっと頭をよぎる。(地図の記録は林道の迂回ではなく、そのまま谷を進んだ表記になっている)
分岐で川苔山を東側に回り込む「東の肩」への道と、足毛岩から山頂を目指すコースに分かれる。ヤマケイの地図ではコースタイムがついていないマイナー扱いだが、後者を選んで進む(記録の地図は東の肩コースの表記になっている)。いったん下って足毛岩に登り返す。そこから山頂までは、かなりの急登が続く。展望はないが、ときおり爽やかな風が吹き抜け、新緑の広葉樹があれば全く退屈しない。最後の急登を登り切ると山頂に飛び出し、雲取山や鷹ノ巣山など西側の展望が広がる。
山頂は人で賑わっているが、ハエやアブも多いのでこれからの季節、虫除けの工夫が必要だろう。そういえば朝方はかぐわしかった大気も、蒸し暑く感じることに気づく。そろそろ低山ハイクも秋までお休みかな。木陰を見つけて腰を下ろし、簡単な昼食を済ませてから、鳩ノ巣方向へ下る。下りも結構な急斜面が続く。途中、船井戸辺りで山ツツジの群落があり、咲き残っていた花を楽しめたのが望外の喜び。盛りは過ぎていたけれども、目を楽しませてくれた。
鳩ノ巣駅から、ホリデー快速に乗るために奥多摩駅にいったん電車で戻るが、「今日はとても混んでいるでしょう」との駅員さんの一言で温泉立ち寄りは諦めて帰宅する。
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