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たくさんの花に出会えた入笠山

入笠山( 南アルプス)

パーティ: 2人 (モーちゃん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴れ時々曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 中央道諏訪南ICで下りて、国道20号線を甲府方面へ進み、「富士見パノラマリゾート(スキー場)」を目指す(所要時間は、ICより約10分)。

この登山記録の行程

ゴンドラ山頂駅(9:05)…日本スズラン群生地…入笠湿原…御所平峠…入笠山頂(10:45~11:30)…御所平峠…ゴンドラ山頂駅(12:45)。入笠すずらん公園を散策。

コース

総距離
約5.0km
累積標高差
上り約344m
下り約344m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 スズランとクリンソウの花を求めて入笠山に来た。日本スズランは、やや旬を過ぎてはいたが、まだ楽しめた。スズラン自生地へは、ゴンドラを降りて、左折して林道をしばらく進み、標識を見てカラマツ林に入っていく。木道の階段の両側には、日本スズランがたくさん自生していた。
 レンゲツツジが見ごろを迎えていた。入笠湿原から始まり、入笠山頂にかけて、あちこちで見られた。歩きやすい林道ではなく、林道に並行している登山道の方がクリンソウにまじかで出会えた。特に、白色のクリンソウが橋の下にあった。また、御所平峠の手前には、クリンソウが群生していた。
 御所平峠からは、しばらく広い斜面を登った。ここでもスズランが咲いていた。なんとニッコウキスゲも咲き出していた。その他、シモツケの蕾やヤナギランの茎が伸びていた。また、夏季に訪れたいと思った。
 山頂直下がやや急な岩場の登山道だ。ややゆるやかな巻道もあった。レンゲツツジの美しさに辛さが紛れた。
 山頂は、登山者であふれていた。雲が立ち上って展望は楽しめなかったが、吹く風が涼しかった。
 帰路は時間があったので、ゴンドラ山頂駅近くにある「入笠すずらん公園」を歩いた。紫色のアツモリソウに目を奪われた。これから次々と高山植物が開花していくので、楽しみである。

(参考にしていただきたいこと)
①ゴンドラ運行時刻を確認しておきたい。ちなみに6月始発は8時半。往復券を買うと「入笠に咲く花」の小冊子をいただけるので、活用したい。見られる花を花の色ごとに紹介しているので、大変探しやすい。②トイレは、レストランやゴンドラ山頂駅、入笠湿原、御所平峠にある。③マウンテンバイクの専用走路があるので、登山道と交錯することはない。7月25日(土)、26日(日)に大会が予定されている。この日も練習のために走っている人たちがいた。これから6、7月の土・日曜日は、駐車場やゴンドラ等が込み合いそうだ。

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フォトギャラリー:21枚

ここは駐車場である。見える建物は、チケット売り場と売店。その上部には、レストラン・トイレ等がある。ゴンドラ乗り場は、さらに500m先にある。

ゴンドラに乗車して約10分で山頂駅に到着する。下には、マウンテンバイクの走路が見えた。

山頂駅から林道に入ってまもなくガレ場の斜面にキバナノヤマオダマキが咲いていた。

林道からカラマツ林に入ってまもなく日本スズラン群生地に出た。下には、入笠湿原が広がっていた。

日本スズランである。旬は過ぎていたが、見られて良かった。小さな釣鐘型の花が愛らしい。

アヤメである。外側の花びらの付け根に黄色と紫色の網目がある。

ウマノアシガタだ。根出葉(根から出たように見える葉)の形が馬の似ている?のが由来らしい。

レンゲツツジの群落は、ここ入笠湿原と入笠山頂直下にあった。どちらも見頃を迎えていた。

入笠山の向かう途中、林道と並行している登山道で見つけた。沢岸に咲いていた白色のリンソウだ。白色は大変珍しい。

クリンソウの群生地は、入笠山湿原から御所平峠へ向かう登山道に二箇所もあった。

クリンソウは、立ち姿が美しい。

花の姿が仏塔の屋根にある「九輪」に似ていることからつけられたそうだ。

御所平峠からシカよけ柵に入ると、ニツコウキスゲが咲いていた。7月には、この斜面を真っ黄色に染めることだろう。

ハクサンフウロが早くも咲き出していた。

シモツケの蕾である。開花が楽しみだ。

やっとの思い出登頂すると山頂は登山者が50名くらいいた。雲が広がり、展望は楽しめなかったが、風が涼しかった。

帰路は、入笠湿原の木道をすべて歩いてみた。オオアマドコだ。小さな花が一直線に並んでいた。

ササバギンランだ。入笠湿原から林道ではなく、森の中の登山道を進むと登山道脇にひっそりと咲いていた。

ゴンドラ山頂駅前の「入笠すずらん公園」で撮影したアツモリソウである。花の形が独特である。この形を平敦盛の母衣(ほろ)に見立ててこの名前があるそうだ。母衣は、鎧の背中に付ける物で流れ矢をよけるための物。

「入笠すずらん公園」の入口近くの登山道に咲いていた。ベニサラサドウダンである。

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装備・携行品

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登った山

入笠山

入笠山

1,955m

よく似たコース

入笠山 長野県

ゴンドラ山頂駅から入笠山・大阿原湿原を周遊

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
3時間10分
難易度
コース定数
13
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