行程・コース
天候
10月19日 曇り/雨 、 10月20日 雨
登山口へのアクセス
バス
その他:
有峰林道の入口、亀谷温泉の白樺ハイツに午前7時に集合し、バスで薬師岳の登山口、折立に向かう。
この登山記録の行程
〈1日目〉
7:30白樺ハイツ集合-8:30折立-10:05三角点-11:20五光岩ベンチ-12:05太郎平小屋(昼食) 12:40太郎平小屋-13:30薬師平-13:45太郎平小屋 17:45薬師岳感謝祭(太郎平小屋食堂)
〈2日目〉
7:00太郎平小屋-7:30五光岩ベンチ-8:30三角点-9:50折立-11:00白樺ハイツ(薬師岳閉山祭)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
大山観光協会主催で行われる薬師岳閉山祭。大山地域のシンボルである薬師岳、大自然の恵みに感謝すると共に、来シーズンの安全を願い執り行われる。
初日の天候予報は曇り。三角点(1,871m)を過ぎた頃より、登山道の脇に先週降った雪が残っている。たいした雨は降らないだろうと思いながらも、太郎平小屋に近づくにつれ小雨がパラついてくる。
太郎平から見る薬師岳はガスが掛り、頂上付近は真っ白な雪で覆われている。昨日、薬師如来を降ろしに登った人の話では、祠の周りは40cmほどの積雪があるとのこと。年配の人の中には、あきらめて太郎平小屋に留まる人も。日没も早いため15時には引き返す予定。何とか頂上を極めたいとの思いで小屋の前のベンチで昼食を済ませ、12時40分薬師岳に向け出発する。
2班の班長(山岳ガイドの広瀬さん)が先頭を引っ張り、薬師峠のテント場に着く前に2人か脱落する。そこから沢伝いに登る急斜面は徐々に積雪が多くなり、私の足も限界に近づき遅れ始めた。薬師平に着いた頃には、昨年痛めた左足のふくらはぎが痙攣しだし、下りのことを考えここでリタイア、ベンチで休憩し下山することにする。結果、2班の広瀬さんが引き連れた若い女性3人を含む6人が、山頂まで登り日没前に下山してきた。(頂上での滞在時間、わずか7分)
太郎平小屋の食堂で、夕食の前に『薬師岳感謝祭』が執り行われ、昨日薬師岳頂上から降ろして来た「薬師如来像」へ、全員が手を合わせ登山の安全を祈願した。次に太郎平小屋と周辺の山小屋(薬師沢小屋、スゴ乗越小屋、高天原小屋そして薬師岳山荘)の責任者が、今年1年の小屋の状況や、来年に向けた思いなどの報告があり、この後、ビール、酒飲み放題の大宴会へ移った。なかでも、今日2班の11人を引き連れ引張ってくれた山岳ガイド広瀬さんとの話に盛り上がり、あっという間に8時、食堂退出の時間をむかえた。
夜中2時半ごろから雨音がはげしくなり、2日目は雨の降る中の下山となる。それでも薬師岳は頂上まで姿を現し、我々を見送ってくれているようにも思えた。7時に太郎平小屋を出発、雨水が小川のように流れる登山道を慎重に下り、2班は9時50分に、1班はそれより25分遅れ10時15分、折立に全員無事到着し迎えのバスで白樺ハイツに戻る。この雨の為、閉山祭は播隆上人像公園から白樺ハイツのホールに変更し、執り行われた。
薬師岳の頂上を極めることは出来なかったが、参加者やスタッフの方々との2日間は良い思い出となった。
フォトギャラリー:31枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | 着替え | 地図 |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール |
GPS機器 | ライター | カップ |
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