行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
猿倉(12:40)・・・白馬尻(13:55)
【2日目】
白馬尻(05:25)・・・葱平(08:00)・・・村営頂上宿舎(11:35)・・・白馬山荘(13:00)・・・白馬岳(14:00)・・・白馬山荘(15:15)
【3日目】
白馬山荘(06:10)・・・村営頂上宿舎(06:30)・・・杓子岳分岐(07:40)・・・鑓ヶ岳(09:05)・・・鑓温泉分岐・・・白馬鑓温泉小屋(13:20)
【4日目】
白馬鑓温泉小屋(06:25)・・・小日向のコル(09:20)・・・猿倉(11:30)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
◆猿倉駐車場からスタート
一日目は猿倉駐車場から約1時間30分で白馬尻小屋1560m泊。
道中は大雪渓からの水流と花で退屈はしない。小屋は屋根裏の2階に我々5名と女性2名、男性2名の計9名だった。布団の数からすると24名のタコ部屋だ。17時夕食、20時消灯。
◆大雪渓
二日目は小屋から大雪渓を約2時間30分で登り葱平ネブカッピラに到着。大雪渓は全長3.5km、標高差600m、落石、中には落岩もある。我々は晴れていて登りだから避けることができるが、ガスっていて下りだとかなり危険だ。
◆雪渓踏破後のご褒美はお花畑
葱平からトンガリ山の天狗菱と花を見ながら登ると小雪渓の表示プレートが大きな岩石に埋めこまれている。小雪渓をトラバースし、更に進むと「お花畑」だ。
村営頂上宿舎で昼食はカレーライス。登山道わきのお花畑と旭岳を見ながら白馬山荘に到着。大雪渓を終えて白馬山荘までは見事な花、花、だった。
◆白馬岳
白馬岳は晴れていたが雲が多く、イマイチの景観だったがコマクサや岸壁に咲く花々を楽しめた。
◆白馬山荘
収容人員なんと800名と日本最大。2階のはずれにある「杓子」に宿泊。6名部屋に5名で貸切個室と同じで嬉しかった。男女に関係なくやはり同志で1室が気楽でよい。食堂とは別にレストランがあるのが凄い。おつまみからスイーツまで下界と変わらないが、生ビールの値段だけは850円と高めだ。17時に夕食。
食後は21時の消灯まで時間がある。レストランで混成コーラスを聞いて、杓子岳、鑓ヶ岳の夕暮れ、旭岳の夕日にくぎ付け。レストラン、談話室、部屋で過ごす人、私のように外で夕暮れを楽しむ人、様々な夕暮れのひとときだ。
◆杓子岳、鑓ヶ岳は荒天
三日目は杓子岳を荒天で断念、風雨が強く、指先が冷える、メンバー一人のザックカバーが超スピードで吹っ飛んだ。何とか白馬鑓ヶ岳2903mにたどり着き、ここから下りで風雨収まったのが「大出原」の手前、お花畑を楽しんで、更に危険な鎖場を慎重に降りて鑓温泉小屋に到着した。鎖場は岩が濡れていたので女性軍には特に注意をさせた。
◆白馬鑓温泉
野天混浴風呂と女湯、時間で切り替わるが、野天に入浴中、お嬢さんが黒いセパレーツ下着でご入場により混浴状態、二言三言 よ も 山 話・・・。湯の花がある硫黄分の効いた温泉で大量のかけ流しは贅沢過ぎる。石鹸不可。
湯上りはビール大缶1、並缶2、日本酒1カップ、痛風を忘れて乾杯。70代の先輩グループとの話がおつまみでお酒が進む。
◆下山も雪渓、絶景にも遭遇!
四日目は2100mの鑓温泉から下山。大中小の雪渓を超え1時間余歩くと絶景に遭う!白馬岳、雪渓から流れる滝、岩、緑など、様々な自然が重なってできた日本の絶景だ。日本にこんなところがあるのかと大いに感激。
その後は林の中をひたすら歩き猿倉駐車場に11時半ごろ到着した。これから温泉「白馬の湯」に浸かり美味しいものを食べて帰路だ。「白馬の湯」は登山客多し。
ビックリしたのは猿倉から車で少し下った処の林の中になんと「熊」だ、車から30~40m、3秒くらいお互いに静止画像、向かってくるのかと思ったが林に消えた。
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