行程・コース
天候
初日快晴、夕方雲海を下に見る。夜中から終日快晴。三日目朝晴れ下山後温泉出ると雨。
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
奈良田まで前日マイカーで車中泊。翌日バス遅れでマイクロタクシー使用。
この登山記録の行程
【1日目】
広河原(09:40)・・・白根御池小屋[休憩 30分](11:58)・・・小太郎尾根分岐(14:44)・・・北岳肩ノ小屋(15:27)
【2日目】
北岳肩ノ小屋(06:24)・・・北岳[休憩 10分](07:09)・・・北岳山荘(08:22)・・・中白峰(09:06)・・・間ノ岳[休憩 10分](10:12)・・・農鳥小屋[休憩 20分](11:07)・・・西農鳥岳(12:30)・・・農鳥岳[休憩 10分](13:16)・・・大門沢下降点(13:58)・・・大門沢小屋(16:28)
【3日目】
大門沢小屋(06:30)・・・吊橋(森山橋)(08:48)・・・奈良田第一発電所(農鳥岳登山口)(09:21)・・・奈良田(09:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
【入山前】
車中泊し、翌朝8時5分のバスを待ちバス停まで行くと、「倒木の為2時間遅れます」との張り紙が!! 誰か朝に来て貼りつけたのだろうが、マイクで一言言ってくれれば良かったのに。かなり不親切。仕方ないので、周りの人を集め、マイクロタクシーをチャーター。約1時間遅れでタクシーが到着すると、その後ろからバスが来るではないか!なんてこった。仕方なくタクシーに乗り込むと無言のプレッシャーを運転手が感じたのか、バスで1時間強かかるところを約30分で到着。 数名気分が悪くなっていたが(笑)
【1日目】
というわけで入山。
9:46分 快晴の中、広河原を出発。昨年の雨がぽつぽつとは大違いでウキウキ♪。特に危ないところもなく、スケジュール・オンタイムで白根御池小屋に到着。ここで北岳肩の小屋で働く20代前半の女性と遭遇。先週の日曜日に2か月ぶりに下山する際、雨がひどかったので、ゴム長靴で下山し、今日はそれを履いて上ってきたらしい。スゲー。(さらにこの後、先に出た我々をあっさり抜いて行ったのだww)
白根御池からの草すべりは、御花畑で楽しませてくれるが、ここが急登で大変。途中左への巻道があったのにも関わらず、直登してしまった。 その先には、したばかりのティッシュとキジうち後が!! それを踏まないように避けながら合流地点に着くとはロープが張ってあった。(登り口もロープ貼っといてくれればわかったのに!)というより、キジうちしたら埋めるとか、ティッシュ持ち帰るとか、常識だと思いますがね。
さらに進むと少しづつガスが出てきた。岩場と稜線あたりは風が強くかなり寒くなり上着着用。しばらく歩くと肩の小屋へ到着。昨年は大樺沢コースだったが、こちらのコースも大変さではあまりかわらないかも。 考えていたよりもはるかにきつかった。テントを張ってしばらくすると、小屋の前から山に向かってみんなが手を振ってる? 何かと思い小屋の前まで上がってみると、ブロッケン現象が見られるではないか!!! スゲー。 漫画でしか見たことなかった。 大勢横並びでいるのに、自分には自分のブロッケンしか見えないんですよ。
その晩から雲一つなく、満点の星空。朝は雲海から顔を出す富士山。もう最高です。
ただ、この季節、テントはやはり寒く、フライシートの内側に水蒸気が溜まり凍ってました。私はモンベル#1なので大丈夫だったが、友人は#3で死ぬほど(?)寒かったと。
【2日目】
北岳への登頂。360°の絶景。昨年リベンジ第一弾成功です。ここから奈良田へ無事下りられれば大成功。間ノ岳、農鳥岳を堪能して大門沢小屋へGO!!!!!!!
昨年テント泊した北岳山荘をスルーし、間ノ岳へ。北岳側から見る間ノ岳への稜線はほれぼれするほどかっこよく、個人的には大好き。その道を満喫しながら間ノ岳登頂。農鳥小屋へ向かう道はより岩礁が多く全体的に白っぽい感じがして、北岳~間ノ岳の感じとまた違って荒々しさが素敵だ。農鳥小屋手前から、ふと間ノ岳を振り返るとびっくりした。北岳側から見る間ノ岳と、反対側から見る間ノ岳ではまるで別の山を見ているようで、こんなに大きかったのか!と完全に惚れてしまった。
農鳥岳に到着すると、名物と言われている管理人さんが出てきてご挨拶。軽く行動食で昼食を取った後、明日の天気とかを聞いたり少ししゃべったけど、とても良い人に感じましたよ。
さてそこから西農鳥岳へ向かうだが、きついきつい。やっとの思いで登頂し、あとは農鳥岳へ縦走だけだ、と思ったら大間違い。下る下る、そしてまた急登をのぼるのぼる。もうへとへとですよ。 朝1時間遅れでスタートしたため、時間かけずに下山へ。 下降点からなんと大門沢小屋まで3時間もかかってしまった。 道があれていて、さらに下りばかりと思いきや、また登って下っての繰り返し。そして小屋手前の橋は真ん中から真っ二つに壊れていて、命綱一本でその壊れた橋を渡らなければならないアトラクション付き(笑)..ほんとびびりました。 その晩は疲労の為(?)胃がむかむかし、早々と寝てしまったが、翌日はすっきり。やはり睡眠は大切ですな。
【3日目】
朝くもがかかるものの、富士山が見える。午前中は天気よさそうだ。出発直後、また橋げた+命綱。早川町の観光課さん、本気でやばいっすよ、これ。 さらに最後の最後には、命綱さえ無い、ただの橋げた。濡れてて滑るし、川の水の量大いし、落ちたら確実にその先に1メートルほどの段差の先まで流されそうだし。ま、渡るしかないのでビビりながら渡りましたけど。 そのあと、すっげ―揺れる吊り橋があったりしながら、何とか無事林道まで到着。無事駐車場まで戻り、奈良田温泉でゆっくり体を癒して出てくると雨がぽつぽつ。帰り途中でアルプス蕎麦に寄っておいしくおそばを頂き、帰宅しました。
フォトギャラリー:98枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール | ライター | カップ | クッカー |
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