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涸沢(パノラマコース利用。徳沢泊。)

涸沢( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (中村 さん )

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行程・コース

天候

9/26 曇りのち晴れ、9/27 晴れ

利用した登山口

上高地バスターミナル  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 9/26
自宅2:40→松本IC→6:10 沢渡 6:28 →(タクシー乗り合い)→6:48 上高地
※タクシー代 4200円/4人=1050円
9/27
7:25上高地→(バス)→沢渡大橋
※1250円

この登山記録の行程

【1日目】
上高地バスターミナル(06:58)・・・河童橋(07:02)・・・明神(07:37)・・・徳沢(08:20)・・・横尾(09:04)・・・本谷橋(09:54)・・・涸沢[休憩 30分](11:18)・・・屏風のコル(12:57)・・・奥又白谷河原(13:56)・・・徳沢(14:45)

【2日目】
徳沢(05:55)・・・明神(06:30)・・・河童橋(07:05)・・・上高地バスターミナル(07:10)

コース

総距離
約28.3km
累積標高差
上り約1,728m
下り約1,728m
コースタイム
標準11時間45
自己8時間32
倍率0.73

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

涸沢の今年の紅葉は「見頃の予想は9/26頃」との情報(*1)に惹かれて、初めて(*2)この時季の涸沢を訪ねました。
 ただ、山小屋も登山道もかなりの混雑が予想されたため、涸沢泊は止め、
 上高地→涸沢→徳沢(テント泊)→上高地
の行程としました(敢えて穂高には登らず)。
 上高地出発時点(6:58)では山の上の方はまだ雲に覆われていたものの徐々に天候が改善。本谷橋付近から一気に紅葉の眺めが素晴らしくなり、特に本谷出合付近から望む天狗原方面はちょうど陽が当たり素晴らしい景観でした。
 しかし、涸沢に到着して得られた展望は更に格別。雑誌やカレンダーでよく見る眺めがまさにそのまま広がっていました。
 徳沢への戻りは、今年は9/18にようやく開通したという(*3)「パノラマコース」を利用。涸沢ヒュッテが口酸っぱく注意喚起している通り、アップダウンが結構あり、滑落・落石等への注意も必要、また数カ所道を間違えそうになる箇所もあり、万人向けではありませんし、雨や視界不良時も避けた方が良いと思われます。しかし今回のように天候が良く岩もそれほど濡れていない場合、眺めが良く歩き応えもありとてもいいコースでした。少し離れた高い位置から見る涸沢カールの素晴らしい展望、そしてまた槍ヶ岳の展望が得られ、大満足です。(この日、横尾→涸沢は、登山者はもちろん、下山者もそれなりに多く、たびたびすれ違い待ちがあったものの、パノラマコースで出会った登山者は、登り7名、下り5名のみでした。)
 15時前に徳沢に戻り、テント泊。テント場は意外に空いており、静かで快適。とてもいい時間を過ごすことが出来ました。
 翌日は5時過ぎに起きてテントを撤収し、早々に上高地へ。
 6時台の早い時間帯ながら、続々と来る入山者とすれ違いながら上高地に戻りました。
 今回のこのプラン、この時季の毎年恒例のプランにしたくなりました。

(*1)涸沢ヒュッテ情報 2015/9/16
http://www.yamakei-online.com/mt_info/info_detail.php?id=22243

(*2)過去の涸沢訪問
2012/9/13-14
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-224445.html
2014/9/13-14
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-511685.html

(*3)パノラマコース
涸沢のコース入り口に以下の注意書きあり。
  注意
  パノラマコースは起伏が激しく、滑りやすい岩場が続き、事故が多発する難路です。
  岩稜登はん経験のある方の通行をお願いします。
実際、横尾~涸沢間と異なり、アップダウンがかなりあり、フィックスロープに頼る箇所やルートが不明瞭な箇所も数カ所あり。

GPSデータ
          新村橋→涸沢  涸沢→新村橋
         (横尾経由)  (パノラマコース)
距離        8.3km     5.9km
累積標高差 登り  +940m    +450m
      下り  -230m    -1160m 

またこのコースは積雪期通行不可。
本年、通行可になったのは9/18。
http://www.yamakei-online.com/mt_info/info_detail.php?id=22305
2014年は、8/20。
http://www.yamakei-online.com/mt_info/info_detail.php?id=20171

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フォトギャラリー:45枚

8:10
徳沢手前

8:12
徳沢手前

8:18
徳沢

9:05
横尾

9:55
本谷橋

10:13
本谷橋→涸沢

10:16
本谷橋→涸沢
天狗原

10:45
涸沢

11:06

11:26
涸沢ヒュッテにて

11:39
涸沢にて
(1)蝶ヶ岳方向

11:39
涸沢にて
(2)涸沢小屋・北穂高岳

11:39
涸沢にて
(3)涸沢岳

11:39
涸沢にて
(5)前穂高岳~奧穂高岳

11:39
涸沢にて
(6)北尾根

11:39
涸沢にて
(7)屏風ノ頭

11:42
涸沢ヒュッテより
涸沢小屋・北穂高岳

11:42
涸沢ヒュッテより
涸沢小屋・北穂高岳

12:04
涸沢
パノラマコース入口

12:05
涸沢→徳沢
(パノラマコース)

12:08

12:13

12:14
涸沢

12:16

12:19
槍ヶ岳

12:27
正面は×
右上が○

12:28
×

12:47
屏風ノ頭

12:47
徳沢方向

12:52
屏風のコル手前より
槍ヶ岳

12:54
屏風のコル手前より
涸沢カール(奧穂~北穂)

12:57
屏風のコル

13:21

13:55
中畠新道分岐手前

14:19

14:27
左は×
右が○

14:34
新村橋より

2015/9/27(日) 5:53
徳沢

6:16
徳沢→明神

6:30
明神

6:54
明神→上高地
登山者、続々

7:05
上高地(河童橋)より、岳沢

上高地→沢渡
バス時刻表

新村橋→横尾→涸沢

距離:8.3km
標高差:+935m-236m

新村橋←涸沢(パノラマコース)

距離:5.9km
標高差:+446m-1163m

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装備・携行品

シャツ ダウン・化繊綿ウェア レインウェア 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 地図 コンパス 腕時計
カメラ ナイフ ツエルト 健康保険証 ホイッスル 非常食
行動食 トレッキングポール GPS機器 燃料

みんなのコメント

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  • 中村さん、こんにちは
    やはり涸沢の紅葉の景色は素晴らしいですね。
    お天気にも恵まれたようで、うらやましいです

    パノラマ新道ですが、登攀経験者とありますが、これはロッククライミングの技術が必要ということなのでしょうか?
    三点確保程度でも大丈夫でしょうか?
    次に穂高に行くときはパノラマ新道も考えて見たいと思い、お尋ねする次第です。

  • コメントありがとうございます。

    パノラマコースは、コンディションの悪い時は避けるべきだと思いますが、クライミング技術まで要求されるわけではありませんでした。

    ちなみに小生は、コンディションの良い時だけ、槍ヶ岳、ザイテングラート、北穂~奧穂、奧穂~前穂~岳沢、剣山荘~剱岳の経験はありますが、槍~穂高とか、ジャンダルムは行ったことがありません。

    どうぞお気をつけて。

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