行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
バス
その他:
JR奥多摩駅からバスで東日原へ
7:27発のバスに乗りましたがその前に川乗橋行きの臨時便がありました。
この登山記録の行程
東日原(8:00)・・・一杯水避難小屋(10:40)・・・三ツドッケ折り返し分岐(11:00)・・・三ツドッケ(11:15/11:25)・・・一杯水避難小屋(11:45)・・・蕎麦粒山(13:10/13:15)・・・鳥屋戸尾根分岐(13:20)・・・林道への分岐(13:40)・・・林道出会い(14:00)・・・川乗谷への分岐(14:40)・・・細倉橋 (15:20/15:25)・・・川乗橋(16:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は、今シーズン最後のツツジと広葉樹の新緑と渓谷を楽しもうと三ツドッケと蕎麦粒山に行ってきました。三ツドッケの山頂付近ではまだ多くのシロヤシオやミツバツツジが咲いていて、赤や白のツツジの花弁を敷きしめた路を歩みながら今シーズン最後のツツジを楽しむことができました。また、ヨコスズ尾根や三ツドッケから蕎麦粒山にかけての長沢背稜では素晴らしい新緑の広葉樹の林を、川乗谷では美しい渓谷を楽しむことができました。三ツドッケからは、富士山を始めとする奥多摩の山々を眺望することもでき、ハルゼミの鳴き声や小鳥のさえずり(川乗谷で初めてオオルリの美しい姿も見ることができました)を聞きながらの変化に富んだ楽しい山歩きができました。紅葉の季節も素晴らしいと思いますので、是非また訪れたいと思います。
蕎麦粒山から川乗林道への路や林道から川乗谷への路については、一般的なコースではありませんが、利用価値のあるコースだと思いますので下記に詳しく書いておきました。
(東日原から三ツドッケ)
東日原からはバス停を少し戻ったところに登山口の大きな標識があります。始めの1時間ぐらいはかなりきつい登りです。ヨコスズ尾根に入ると徐々に登りが緩やかになり、美しい広葉樹の林が広がってきます。山頂付近には広葉樹の大木もあり、また、ヤマツツジも綺麗に咲いていました。
一杯水避難小屋から三ツドッケへは、小屋の左手からが巻き路経由のコースで、直登コースは小屋の裏手を登ります。先週の登山記録ではシロヤシオとミツバツツジが巻き路に入ると満開だったとありましたが、この辺りはほとんど終わっていました。シロヤシオやミツバツツジに会えないかと心配したのですが、巻き路から折り返して三ツドッケへの登りではまだ多くのツツジが咲いていてくれました。確か登山記録には先週末がピークとありましたが、一週間経つと随分と様子が違ってくるのだと実感しました。そのかわり、赤や白のツツジの花弁を敷きしめた路を歩みながら、今シーズン最後のツツジを楽しむことができました。
三ツドッケの山頂からは、富士山を始めとする奥多摩の山々の眺望を楽しむことができました。また、山頂付近ではハルゼミが鳴いていました。
(三ツドッケから蕎麦粒山)
三ツドッケからは直登コースを下りました。このコースは、三ツドッケのコブを越えていくコースのようで、急坂の路です。途中で路が二股に分かれますが、木にテープ状の標識が張り付けてあり、小屋方向の路を選び下山しました。
小屋から蕎麦粒山まではたおやかな長沢背稜(都県境尾根)を歩きます。基本的には、東京側が針葉樹、埼玉側が広葉樹の路で、素晴らしい新緑の広葉樹の林が広がっていました。なお、この辺りも先週の登山記録ではツツジが多く満開だとありましたが、ところどころで咲いている程度でした。
(蕎麦粒山から川乗林道出会い)
蕎麦粒山から、すてぱんさんの先週の登山記録を参考に川乗林道へ下山しました。多くの人が歩いているコースではないですが、それなりに標識はありますし、路もしっかりとついています(おそらく林業の作業路として利用されているのではないかと思います)。また、途中で林道から川乗谷(細倉橋から百尋ノ滝への登山路)へ下ることもできますので、渓谷歩きを楽しむこともでき、利用価値のあるコースだと思います。ただし、途中で、大きな倒木が路を塞いでいたり、急なザレ場の長い直線的な路があったり、古い桟道があったりしますので注意は必要です。
蕎麦粒山山頂から「鳥屋戸尾根・川乗橋」方向の標識に従い下山します。10分ほどで鳥屋戸尾根との分岐の標識が現れますので、「踊平まき道」の方向に進みます。しばらく歩くと二股の路に出ますが左側の路を行きます。ここは少し迷いますが振り返ると「踊平」方面を示す小さな標識があります。またしばらく歩くと踊平方向と林道方向との分岐に出ますので右側の下っていく路を行きます。ここも木に踊平方向を示す小さな標識が付いています。ここを下っていくと林道と出会います。
(林道出会いから川乗谷経由川乗橋)
林道をしばらく下ると、渓谷の隣を林道が沿うように続きます。とても気持ちのよいところです。渓谷から大きく離れてしばらく行くと川乗谷へ下る分岐に着きます。バックミラーが目印(林道出会いから30~40分程度)ですが、標識はありません。バックミラーの右側から山に入っていき、急坂を下ると細倉橋から百尋ノ滝への渓流沿いの登山路(百尋ノ滝の少し手前)に出会います。ここは、細倉橋から百尋ノ滝への登山路が閉鎖されていた時に迂回路として利用されていた路です。
百尋ノ滝付近で事故がありヘリコプターでの救助活動が行われていたため、残念ながら滝には寄れませんでした。川苔山には二回ほど行きましたが、二回ともこの渓流沿いのコースが閉鎖されていて歩けなかったコースです。今回初めて歩きましたが、人気コースだけあって、美しい渓谷を十二分に楽しむことができました。なお、冒頭にも書きましたが、ここで初めて憧れのオオルリの姿を見ることができとても感動しました。
フォトギャラリー:32枚
東日原の登山口(バス停から少し戻ったところ)
ヨコスズ尾根の広葉樹
ヨコスズ尾根の広葉樹(かなりの大木もあります)
ヨコスズ尾根の広葉樹とヤマツツジ
一杯水避難小屋
小屋からの巻き道を三ツドッケへ折り返す分岐
三ツドッケへの登山路のシロヤシオ
登山路には白や赤のツツジの花弁が敷きしめられていました
三ツドッケへの登山路のミツバツツジ
三ツドッケ(天目山)山頂
山頂から蕎麦粒山、川苔山方面
山頂からの富士山と石尾根(鷹ノ巣山)方面
三ツドッケのコブと御前山方面
山頂からの下山路のミツバツツジ
山頂からの下山路のシロヤシオ
山頂からの下山路のツツジの花弁
長沢背稜のミツバツツジ(ところどころでまだ咲いていました)
長沢背稜の広葉樹
長沢背稜のシロヤシオ(ところどころでまだ咲いていました)
長沢背稜のヤマツツジ
長沢背稜の広葉樹(かなりの大木もありました)
蕎麦粒山山頂付近の広葉樹
蕎麦粒山山頂。川乗林道へは標識の「鳥屋戸尾根・川乗橋」方面へ下ります。
山頂から10分ほどの鳥屋戸尾根との分岐の標識。「踊平まき道」の方向に進みます。
鳥屋戸尾根との分岐からしばらく歩くと二股の路に出ますが左側の路を行きます。ここは少し迷いますが振り返ると「踊平」方面を示す小さな標識があります。
踊平方向と林道方向との分岐。右側の下っていく路を行きます。ここも木に踊平方向を示す小さな標識が付いています。
川乗林道が渓谷から大きく離れてしばらく行くと川乗谷へ下る分岐に着きます(林道出会いから30~40分程度)。バックミラーが目印です(百尋ノ滝付近で事故があり救助活動のため消防・警察の車が止まっていました)。標識はありません。バックミラーの右側から山に入っていき、急坂を下ると細倉橋から百尋ノ滝への登山路(百尋ノ滝の少し手前)に出会います。
美しい川乗谷の渓谷
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
非常食 | 行動食 | GPS機器 |
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