行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
勝沼ICから塩山経由<140号><206号>を経て焼山峠へ
焼山峠無料駐車場(15台前後)男女別・水洗トイレあり(協力金要)
乙女高原無料駐車場(20台前後2箇所)男女別・水洗トイレあり(協力金要)
この登山記録の行程
乙女高原<周回0.7km>8:00---8:50
焼山峠(9:15)・90・一杯水(10:10)・・・小楢山(10:30:休憩45分)・・・一杯水(11:30)・・・焼山峠(12:15)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
勝沼・ぶどう郷からクリスタルラインを大弛峠へと自転車で走り抜ける…JAPANヒルクライムが行われるため「9時-15時 交通規制あり」の看板に…帰路が心配され歩き出すのをまどいました。大急ぎでカーナビで調べコース外と判明し…焼山峠から乙女高原へ向かいます。道路沿いにはズミ(コナシ.コリンゴ)や栃の木の花が花盛りレンゲツツジは咲き始めです。
草花は夏の花への過渡期にあるようで全体的には少なめ…樹木の花が目立ちました。
[乙女高原]
昨秋、カラマツの黄葉と秋の花々を見せてくれたクリスタルライン…植物と昆虫の宝庫である乙女高原にサクラスミレが咲くと知り訪れてみました。
その昔、スキー場で賑わっていたこの地は、ズミや白樺・カラマツに囲まれ…メルヘンチックな雰囲気が満載です。(閉)乙女高原ロッジ前の駐車場から散策コースを歩きました。車を降りると…鳥の声をかき消すほどのハルゼミの大合唱。季節がまた一つ進んだように感じます。ズミの花が満開を迎え白い花をムクムクと広げています。鹿よけの厳重なゲートを入ります。整備・草刈され茅が敷かれた散策路を歩いていきます。ベットの上を歩くようにフワフワとしてツルツルと滑るので結構歩きづらいですが、新鮮な体験でした。散策路には所要時間の書かれた標識や植物の写真入りの解説がしてあります。ゆっくり一周散策しても50分くらい。レンゲツツジが蕾を膨らませ一部咲き出しているものもありますが、まだまだ序盤、花付きも良さそうなので後十日もするとゲレンデが朱色に染まるのでしょう。スミレの中で一番大きな花をつけるという…サクラスミレに出会いました。花色は桜色ではありませんが、大きな花びらなので存在感があります。黄色い花をつけたキンポウゲやミツバツチグリが花道を飾っています。小高い丘へ登ると…白い半月と青い空に映える富士山が綺麗に望めました。
やはり昆虫も多いようで、クロアゲハやしじみ蝶の他に…今年初のアサギマダラ蝶に出会えました。
ここは、乙女高原ファンクラブの活動により貴重な高山植物・昆虫が守られているようです。感謝w
[小楢山]
焼山峠の駐車場(9時過ぎ満車近く)に車を移し小楢山へ登ります。大会の係の方が来てました。
ここもズミ(コナシ)やナナカマドの花が花盛りです。黄緑色の下草に少し濃くなったカラマツの緑・青い空、清々しい空気です。登山口の子授け地蔵から再スタート。ラクダのこぶのような小山を4つほどアップダウンしながら歩いて行くとサクラスミレやニョイスミレがちらほらと見られウワミズ桜や深山桜もまだ残っていました。コナラの木にも花が付いていました。カエデは葉も多いので秋も期待できるはず。白樺やコナラにナシの木が混在する明るい森にモミの巨木も目立ちます。ポツポツと灯るように咲くヤマツツジが新緑に映えます。カラマツの林に入ると松ヤニのような匂いがしました。その下には腰高ほどもあるシダが茂り、ジャングルのよう(恐竜でもでてきそう)。ハルゼミがだんだん鈴の音に聞こえてくるほど森に共鳴します。
ミヤマハタザオやオオヤマフスマなども小さな白い花をたくさんつけ花を揺らしていました。マイヅルソウは咲き始め、ユリ科やラン科の花はもう少し先のようです。すれ違い際に「今日の山頂は富士山にズミとツツジが良かったよう〜」と教えてくれた方がいました。嬉しくなり歩みが弾みました。
山頂手前に満開のズミが真っ白な花を一面を染め…圧巻。「わ〜」っと歓声が上がります。ズミのトンネルをくぐり抜けるように進んでいくと・・レンゲツツジ…蕾も多く一部咲き始めでズミとの共演とはいきませんが、充分見ごたえがありました。金峰山、瑞牆山も見え始め気分も上がります。
そして頂上へ着くと・・甲府盆地なめの大菩薩量〜富士山〜南アルプス…が目の前に広がり…これもまた圧巻。「うわ〜凄い!」と思わず呟かせるほど素晴らしい眺望です。ゆったりと景色を楽しむ家族連れや4・5人のグループで山頂は結構な賑わいでした。次第に雲が広がり富士山が見え隠れしますが、この日の展望は充分満足できました。
皆さん思い思いに景色を楽しみ、昼休憩して下山します。山頂には深山桜やサラサドウダンが咲き始めていました。
もう一度、満開のズミ(コナシ)の下を歩きたくて…来た道を引き返しました。
フォトギャラリー:60枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
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