行程・コース
天候
AM9時頃までは晴れ、その後は雨。特に8合目より上は強風。
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
尾白渓谷駐車場に3:30到着。この時点での駐車台数は10台程度。
道の駅「はくしゅう」のある交差点で国道20号線と別れ、あとは看板標識に従って5分少々。
この登山記録の行程
尾白渓谷駐車場(04:00)・・・笹ノ平[休憩 10分](05:30)・・・刀利天狗[休憩 20分](07:00)・・・五合目小屋跡[休憩 10分](07:35)・・・七丈小屋第1[休憩 20分](08:20)・・・八合目[休憩 10分](09:25)・・・甲斐駒ヶ岳[休憩 10分](10:30)・・・八合目(11:15)・・・七丈小屋第1[休憩 20分](11:45)・・・五合目小屋跡[休憩 10分](12:30)・・・刀利天狗(13:05)・・・笹ノ平[休憩 10分](14:05)・・・尾白渓谷駐車場(15:10)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
自分にとって今年最大のイベント、甲斐駒ヶ岳黒戸尾根日帰りピストンです。途中から台風がらみの悪天候になったものの、充実感・達成感は100%以上の山行になりました。
退社して仮眠後、マイカーで自宅を出たのは1時半。尾白渓谷駐車場には3時半頃に到着。駐車台数は10台ほど。また、登山バスから降りてきたのは数名(残りは八ヶ岳かな?)。みんな思い思いに準備を開始し、まるで申し合わせたように4時に出発。7割ぐらいはトレランの人達でした。こんなコースをよく走る気になるものです。
私も4時に出発。日の出が5時なので暫くはヘッドランプ装着。私のランプは光量が弱くて足元を注意深く見ないと転びそうでスピードは出せません。それでも道が非常にわかりやすかったのでヘッポコのランプでも大丈夫。標識も要所にあり、道のわかりやすさは山頂までずっと続きました。
しかし、道のわかりやすさと難易度は全く別物。刀利天狗に着く頃には既にモモとふくらはぎは黄信号。五合目小屋跡から七丈小屋までの鎖&梯子エリアは大したことなかったのですが七丈小屋を過ぎると立ち止まって呼吸を整える回数が増えました。八合目を過ぎる頃には疲労困憊。「俺には帰りの足が残っているんだろうか?」という不安がよぎりますが、もはや山頂を目指す以外に道はありません。
何とか力を振り絞ってようやく山頂到着。しかし、八合目の手前あたりから降り始めた雨のせいで展望はゼロ。うー、残念。しかも、強風で結構寒い・・・。体力が奪われそうなので滞在10分で早々に下山開始。が、足はすでに限界モード。岩場やハシゴはできるだけ両手を使って脚への負担を減らしました。ラッキーだったのはこの山の岩の質。雨で濡れているので滑りやすいかと思いきや、決してそんなことはなく、濡れていてもしっかりクリップが効きました。花崗岩だからでしょうか?
そしてラストの2時間。刃渡りから笹の平を経由してゴールまで、くたくたの足に鞭打って下ります。登りの足はもう残っていませんでしたが、下りの足はまだあったようで、まずまずのスピードで駐車場に到着。とはいえ、うんざりするほど長い下り道とどこまでも続く単調な景色。しかも、雨と汗でずぶ濡れ。苦行です。
でもようやくゴールに到着したときは何とも言えない充実感でした。苦しい苦しい山行ではありましたが、やっぱり行って良かったと思えました。特に登山道で出会う人達との一言二言の会話が楽しかったです。難コースに挑んでいることをお互いわかっているので妙な戦友意識が生まれていました。
フォトギャラリー:6枚
装備・携行品
シャツ | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック |
スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ |
着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | 修理用具 |
医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール |
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