行程・コース
天候
1日目:曇りから快晴 2日目:曇り(ガス)→雨
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
千葉20:30出発~伊那IC23:50~桂小場24:25着 車中泊
★到着時は1台停車。車中泊は後から1台。その後は早朝に到着。5:00前には満車。(学校登山用のバス回転場スペース確保でロープ張られ駐車スペース狭い。登山口手前の橋の下にもスペースあり。3台くらい止められる)
この登山記録の行程
【1日目】桂小場4:55・・・ぶどうの泉5:23・・・馬返し6:37・・・大樽小屋7:10(WC休憩)・・・胸突八丁7:30・・・胸突の頭8:50・・・茶臼山分岐(分水嶺)9:00・・・西駒山荘9:30(WC休憩)・・・聖職の碑9:50・・・濃ヶ池10:35~11:00(ランチ休憩)・・・宝剣山荘12:18・・・中岳12:32・・・頂上山荘12:40~13:00(WC・休憩)・・・馬の背経由西駒山荘14:35 夕食18:00後将棋頭山18:20・・・西駒山荘19:10(泊)20:00消灯 (参考CT9時間40分)
【2日目】5:00朝食・・・西駒山荘7:15・・・茶臼山分岐(分水嶺)7:35・・・行者岩7:48~8:00・・・大樽小屋9:02~15(WC休憩)・・・落雷事故碑9:30・・・馬返し9:37・・・ぶどうの泉10:17・・・登山口10:28
(参考CT4時間10分)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
5年前の話。9月の台風の中、たった一人の客人になった私。双子池ヒュッテに泊まったある日、古い山岳雑誌で松濤明や「聖職の碑」のことを知った。(「山岳史に残る遭難特集」だったのだ)自分もずぶ濡れ。寒さで乾燥室の暖炉から離れられず、すっかり感情移入してしまった。昨年、山小屋登山ツアーで千畳敷から「聖職の碑」の足跡を訪ねた。西駒山荘では映画「聖職の碑」を特別にDVDを流して頂いた。伊那出身の参加者が「登山旅行の思い出」を語り、小屋番宮下さんの解説で更に興味が沸いてしまった。改めて小説を読破した上で桂小場からのルートをかみしめて歩こうと思い、計画を立てた。
山頂の天候は快晴。小虫が多いので、虫嫌いでなくても虫よけネットを。山頂に向かうと花の種類がぐっと増える。山上は高山植物のお花畑。来てよかった!コバイケイソウの咲く濃ヶ池でランチ。映画では子供たちがここで楽しそうに水遊びをしていた。宝剣山荘までのルートは沢を何度も渡渉し、涼しい。宿泊先はもちろん、西駒山荘。頑張れば日の長い7月なら1日で回れる。ここは名物のカレーに惹かれ宿泊。
小屋は団体さんで賑やか。20時消灯を過ぎれば寝息と鼾のみ。夜半、強風で目が覚める。朝はガスで視界悪し。宿泊者一同が慌ただしく出立した翌朝、のんびりとコーヒーを飲み、本来の山荘の良さを味わう。のんびりとした空気をひとり占めした後、重い腰を上げる。
宮下さんおすすめの行者岩。強風の中、ただ岩を仰ぐばかり。快晴だったら岩の上は気分がいいことだろう。クライマーならルートを探し岩登りが楽しめそう。
この先の茶臼山・福島Bコースは正沢川の橋が流されたので、雨の後などの増水時の渡渉は危険警報。地元の遭対提供の注意喚起情報を小屋で拝見する。
橋に関して復旧のめどは立っていないそうなので、利用される方は自己責任でご利用下さい。
帰路、偶然西箕輪中学校付近を通過。部活帰りの生徒を見かけ、事故にあった大正・昭和時代の子ども達に思いをはせた。西駒山荘の利用リストにも麓のたくさんの学校が名を連ねていた。「聖職の碑」山行は地元の人々によって今も連綿と続いている。
フォトギャラリー:87枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール | ストーブ | 燃料 |