行程・コース
天候
初日:曇り 後はだいたい午前中晴れ、午後雨。
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
富山駅より富山電鉄及びケーブルカー、バス。
富山電鉄は、土砂崩れのため、立山駅までの区間が不通だったので、途中からバスで振替運行をしていた。
この登山記録の行程
【1日目】
室堂ターミナル(11:00)・・・ミクリガ池[休憩 10分](11:30)・・・エンマ台(11:45)・・・雷鳥平(12:10)
【2日目】
雷鳥平(05:20)・・・大走り分岐[休憩 10分](07:05)・・・富士ノ折立(07:45)・・・大汝山[休憩 10分](08:00)・・・雄山神社[休憩 10分](08:20)・・・一ノ越[休憩 10分](09:10)・・・南峰[休憩 20分](09:55)・・・ザラ峠[休憩 10分](12:20)・・・五色ヶ原山荘(13:11)
【3日目】
五色ヶ原山荘(04:45)・・・越中沢岳[休憩 10分](06:50)・・・スゴ乗越小屋[休憩 10分](09:20)・・・間山[休憩 10分](10:35)・・・北薬師岳[休憩 10分](12:20)・・・薬師岳[休憩 20分](13:23)・・・薬師岳山荘[休憩 10分](14:20)・・・薬師峠(15:42)
【4日目】
薬師峠(04:30)・・・太郎平小屋[休憩 10分](04:54)・・・北ノ俣岳(上ノ岳)[休憩 10分](06:50)・・・中俣乗越[休憩 10分](08:00)・・・黒部五郎岳(中ノ俣岳)[休憩 10分](09:45)・・・黒部五郎小舎[休憩 10分](11:00)・・・巻道合流点(12:37)・・・三俣蓮華岳[休憩 10分](13:15)・・・双六小屋(15:23)
【5日目】
双六小屋(06:00)・・・硫黄乗越(07:10)・・・千丈沢乗越(09:20)・・・槍ヶ岳山荘[休憩 10分](10:39)・・・槍ヶ岳[休憩 10分](11:05)・・・槍ヶ岳山荘[休憩 10分](11:35)・・・中岳[休憩 10分](12:55)・・・天狗原稜線分岐(13:45)・・・南岳小屋(14:25)
【6日目】
南岳小屋(05:37)・・・A沢のコル[休憩 10分](07:35)・・・北穂高岳[休憩 30分](09:08)・・・南稜テラス・・・涸沢のコル[休憩 10分](10:40)・・・涸沢岳[休憩 10分](11:54)・・・穂高岳山荘(12:25)
【7日目】
穂高岳山荘(04:08)・・・奥穂高岳[休憩 20分](04:57)・・・ジャンダルム[休憩 10分](06:34)・・・天狗のコル[休憩 10分](08:21)・・・西穂高岳[休憩 10分](11:13)・・・西穂独標[休憩 10分](12:20)・・・西穂山荘[休憩 30分](13:09)・・・上高地・焼岳分岐・・・西穂登山口・・・田代橋・・・上高地バスターミナル(15:47)・・・河童橋(16:00)
【8日目】
河童橋(08:00)・・・明神(08:15)・・・明神池[休憩 10分](08:20)・・・河童橋[休憩 60分](08:45)・・・上高地バスターミナル(10:20)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
室堂から雄山を登り、薬師岳、黒部五郎岳、三俣蓮華岳、槍ヶ岳、北穂高岳、奥穂高岳、ジャンダルム、西穂高岳の縦走コースを歩いて来ました。特に奥穂から西穂の縦走路は、長い縦走路の最後にどうしても通りたかったので、最後の最後に入れてみました。
室堂から五色ヶ原は、とても良いコースでした。ただ、一の越から雄山までの道は登山者(観光客?)がとても多く、渋滞気味でした。しかし、鬼岳から獅子岳にかけてはぐんと人が減り、静かな山行が楽しめました。
五色ヶ原から薬師峠は、薬師岳の大きさをとても実感できました。ただ、コースが長く、途中のスゴ乗越小屋を宿泊地としてもいいかなとも思いました。薬師平から薬師峠に下る沢道はルートが分かりにくく、本当にこのルートでいいのかと思いました。この日は、テン場から雨で、雨の中のテント設営でした。
薬師峠から双六小屋も長いコースでした。途中の黒部五郎小屋で泊ってもいいと思いましたが、頑張りました。黒部五郎までのルートは、とても気持ちがよくなだらかな天空の散歩道でした。黒部のカールもゴーロがいっぱいあって、迫力満点でした。黒部五郎小屋からの登りは、疲れた足にはこたえました。双六岳にも行こうと思っていましたが、雨と霧が深く、疲れていたのであきらめました。双六小屋のテン場では、大雨で荷物がびしょぬれで、よっぽど小屋に避難しようかと思いました。
双六小屋から南岳小屋は、前日までのコースよりずっと短かったので、とても楽に感じました。槍ヶ岳はガスの中でしたが、時折ガスの合間より表銀座の山々が見えてとても感動しました。南岳小屋は雨でしたが、昨日よりずっと降り方は弱く、南岳小屋からは、今年も虹が見えました。感動です!
南岳小屋から奥穂岳小屋は、大キレット越えです。緊張感はありますが、スリルのある岩場を楽しんで歩く(登る?)ことができました。疲れた後の涸沢岳の鎖場がきつかったです。途中の南稜テラスの分岐には、滑落して怪我をしている人がいました。奥穂高のテン場は水も無料でトイレもきれいで最高です。
奥穂高岳から上高地までは、この縦走の締めくくりとして、ジャンダルムから西穂のコースを選びました。きついコースではあるけれど、これをこの長い縦走の最後に歩ききることができれば自信につながるなあと思ったからです。奥穂高からジャンダルムまでは、やはり馬の背の下りがものすごく高度感があり、足場も下りなのでほとんど見えない状況で、最高の緊張感の中でこれをクリアしました。ジャンダルムからの360°の展望は、まさに今までのロングコースすべてを振り返ることができ、とても感慨深いものでした。その後も難所が続き、特にアップダウンが激しくて、縦走の装備が重いこともありとても疲れました。しかし、一緒に行ってくれた山友に支えられて、歩ききりました。雨が降ってきて飛び込んだ西穂山荘で食べた味噌ラーメンが最高にうまかったです!上高地までの樹林の中の下り坂を駆け足で降りていき、小梨平でビールで乾杯しました。出会った人にみんな感謝しています。また、山で会いたい人ばかりでした。ありがとうございます。
フォトギャラリー:57枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
トレッキングポール | GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ |
クッカー | カトラリー |
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