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白峰三山縦走

農鳥岳 西農鳥岳 間ノ岳 北岳( 南アルプス)

パーティ: 3人 (登登路 さん 、ほか2名)

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行程・コース

天候

晴れ

利用した登山口

奈良田  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 首都高速・・・中央高速・・・甲府南I.C・・・国道358・・・国道52・・・奈良田バス停付近駐車場(無料)

この登山記録の行程

【1日目】
奈良田(00:02)・・・奈良田第一発電所(農鳥岳登山口)(00:49)・・・吊橋(森山橋)(01:31)・・・大門沢小屋[休憩 20分](05:00)・・・大門沢下降点[休憩 10分](09:08)・・・農鳥岳[休憩 10分](10:24)・・・西農鳥岳[休憩 10分](11:45)・・・農鳥小屋[休憩 20分](12:30)・・・間ノ岳[休憩 20分](14:24)・・・中白峰(15:40)・・・北岳山荘(16:04)

【2日目】
北岳山荘(06:24)・・・北岳[休憩 30分](07:23)・・・北岳肩ノ小屋[休憩 20分](08:30)・・・小太郎尾根分岐(09:17)・・・大樺沢二俣(10:50)・・・広河原(13:00)

コース

総距離
約24.9km
累積標高差
上り約3,703m
下り約3,011m
コースタイム
標準18時間55
自己20時間18
倍率1.07

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

奈良田からスタートし、農鳥岳、間ノ岳を経て北岳山荘へ泊まり、翌日に北岳へ登り、広河原へ下山しバスで奈良田へ戻ると言うのが今回の登山概要。
天気は晴れ、奈良田は携帯電話の電波が入りますが、そこまでの道中は電波入らないのと、広河原では携帯の電波は入りません。北岳山荘ではドコモだけ若干電波入りました。
(もちろんLTEや3Gは入りません)

<1日目>
真っ暗闇の中、ヘッドライトをつけての山行です。最初は発電所や橋などポイントになる所が多かったので分かりやすかったのですが、本格的に山道になってからは所々にあるピンクや赤のテープだけが頼りでした。他に目印となる標札などもなかったので、このテープだけをたよりに登って行きましたが見失うことも多々あり、GPSですぐに位置を確認し、テープを探しながら先へ進むと言う具合でしたので気疲れしました。日が登ってからそれが実感できましたし、日が落ちてから山の中を歩くのは危ないって言うは納得。
日が登りだしてからはスムースに登っていけましたが、日差しが強いのと暑い。水場のある山荘ではかなりお世話になりました。持って行った水は3ℓ。最初の山荘へ到着した時点ですでに1ℓは消費した感じです。
天候は快晴とまでは言えませんが、そこそこ晴れていたので日に焼けました。

最初の分岐へ到着した時は雲の中。風も強く気温も低いのでむしろ寒いくらい。
雲の合間に見える富士山にテンション上げながら農鳥岳を目指しましたが、すでに9時間ほど歩いているので、疲れも溜まってきていました。農鳥岳へ到着した時には10時間強。
足裏やふくらはぎ、ザックを背負う肩など痛い部分も増え、山頂での気分は良いのですが、次の山へ赴く気持ちは重い。
3人パーティと言うのもあって、ペースを合わせながらと言うのもあるので疲れは大分ありました。それでも山頂へ到着した時は気分は良く、そこからの眺望に気分を躍らせながらも稜線を歩きました。これはとても良かった。
北岳山荘へ到着した時はもう助かった気持ちでいっぱいだったんです。
山荘は人が多く、うじゃうじゃ人がいましたね。テント泊の人もいっぱい。
1つの布団に2人が入ると言う混雑ぶり。荷物の置き場も無いくらい。
でも、ラッキーだったのが、遅めに到着したせいか端っこの場所で、隣の人が来るものと思いきや来なかったので、3人で二つの布団と場所をキープ!
ゆったりはできましたよ。
夕食はカレー。人が集まりすぎたのでこのメニューになったんだとか。
山荘には自動販売機もあったので、コーラ飲んで、酎ハイ飲んで、就寝。
お水は飲み放題です。

<2日目>
夜中にゴソゴソ・・・
それで目が覚めてみると登山客が動き出している。もう朝かと思いきやまだ3時。
私のスケジュールでは、5:30起床~5:50朝食~6:30出発だったので、まだ早い。
そこから2度寝。でもあまりぐっすりもできないので、起きて5:00から準備。
日は登りもう明るいので辺りの景色を眺めたりと時間を過ごし、ご飯を食べていざ北岳へ!寒さは殆どなしです。
体はすっかり回復し、気分はサイコー!
北岳へはもうテンション上がってたので、他の2人をおいてサッサと登っちゃいました。
(ごめんね、いつも先に行っちゃって・・)
山頂では風が強かったのですが、それほど寒くもなく(涼しい)、30分強くらいは2人を待つのと、景色を堪能してました。日本で第二位の高さです。しかも北岳って年間4mmずつ隆起していっているんですって!すごい山ですね。
そして、あとは下るだけ。
初日とは打って変わって、所々休憩しながら、小川で足を冷やしたりとくつろぎながら下山で楽しかったです。
広河原山荘へ到着してからは早速アイス。ソフトクリームが良かったのですが、それは無かったので我慢。山荘ですしね。
そこから吊り橋を渡りバス停に行き、1日に4本しかないバスに乗って奈良田へ戻り、ようやく帰ってきたと言う気持ちになりました。その後は近くの奈良田温泉の里へ行き、ほうとう定食(これが凄い美味しい)を食べ、温泉に浸かり東京へ戻る帰路に・・・
途中、桃を買ったり、ドライブインでソフトクリーム(フルーツ入り)食べたりと、毎度グルメな旅になりました。

ただ、16時間も歩く登山は辛い・・・

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ
サングラス 着替え コンパス 腕時計 カメラ ナイフ
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け 非常食 行動食
テーピングテープ GPS機器 ストーブ 燃料 ライター カップ
【その他】 日焼け止め・ボディシート・フェイスシート

この山行で使った山道具

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登った山

北岳

北岳

3,193m

間ノ岳

間ノ岳

3,190m

西農鳥岳

西農鳥岳

3,051m

農鳥岳

農鳥岳

3,026m

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