行程・コース
天候
晴れ時々曇り
登山口へのアクセス
電車
その他:
往路:目黒4:32→山手線→代々木4:42~56→中央線→高尾5:57~6:14→中央本線→塩山7:22~30→栄和交通バス→大弛峠8:43
復路:川端下12:50→川上村営バス→保育園前13:23→ヘルシーパークかわかみ「ヘルシーの湯」13:27~14:35→徒歩→信濃川上15:05~26→小海線→小淵沢16:12~17→ホリデー快速ビューやまなし号→新宿19:10~19:15→山手線→目黒19:27
この登山記録の行程
大弛峠2365m8:45→朝日峠2430m9:01→大ナギ2528m9:14~17→朝日岳2579m9:22→金峰山2599m9:56~10:13→金峰山小屋10:23→水場10:55→八丁平分岐(林道終点)1859m11:04→車止ゲート11:30→廻目平(金峰山荘)1568m11:34~37→旧道分岐12:09→川端下1356m12:18
合計3時間33分
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
8月11日の山の日は、春の引越以降、泊まりの山道具がしまい込んだままで、出すと整理するのが面倒なので、また日帰りで行ける手っ取り早く涼しいところっていうことで、塩山から栄和交通バスに乗って大弛峠まで行って、金峰山に登って来ました!
帰りは、この前このルート使った時にみずがき山荘に下山して増富の湯に行ったので、今回は廻目平に下りて川上村のヘルシーの湯に行ってみました。
なんとなく沸かし湯っぽいんだけど、万年金欠の登山者にやさしい300円!汗を流すだけなら十分です。
まず、目黒駅4時32分の山手線始発に乗れば、塩山7時30分発の栄和交通バスの一便に間に合うので、それで焼山峠まで行きます。ここまで1000円。
さらにジャンボタクシーに乗り換えて大弛峠まで。こちらは800円。
合計しても1800円で、韮崎からみずがき山荘へ行くバスより安いです。ただし前日の昼までに予約が必要!
ということで8時43分、半分寝ながら、雲取山の鴨沢と変わらぬ時間に大弛峠2365mに到着してしました!近いぜ奥秩父!
ちょっとノンビリしたいところなんですが、ヤマケイのネットのコースタイム計算で、帰りのバスの時間に10分しか余裕がないのですぐに出発します。
そしたらいきなりめまいが~!高山病かも知れない!いやマジで!
今回は朝日峠あたりで治ったんだけど、車でいきなり2365mまで上がってしまうので、普通は準備運動ぐらいした方が良いかもしれません。
朝日峠を過ぎコメツガの林の中を再び登って行くと、大ナギという展望の良い岩場に出ます。
まず振り返ると、東に国師ヶ岳から北奥千丈ヶ岳を経由して南に落ちてゆく長大な稜線が見えます。
そして南は雲海の上に富士山!
再び、今来た方向を振り返ると、国師ヶ岳の左手に甲武信ヶ岳から三宝山への稜線も見えます。
普通はここで休憩するとこなんだけど、先を急ぐので休憩無しで進みます。
すると僅かな距離で朝日岳2579m山頂に到着。ここは西側が開けているので、これから向かう金峰山が良く見えます。バックに見えるのは南アルプスです。
朝日岳から再び林の中に下り、次の鉄山は下を巻いて進むと、若干の上りで森林限界を超え、金峰山山頂の一角に出ます。
下の方に今日下山する廻目平方面が見えます。
そして北西に目を転じれば、岩をニョキニョキ生やした瑞牆山が見えます。上に見えるのは八ヶ岳。
あと少しなので先に山頂まで行ってしまいます。
そして最後、大きな石が積み重なっている場所を登ると、9時56分、大弛峠から約1時間10分で、金峰山山頂2599に到着しました。
いつもの五丈岩が出迎えてくれます。
展望は、富士山は山頂付近が雲に隠れてしまったけれど、南アルプスはまだ良く見えます。
予定よりかなり早めに着いたので、10時15分まで休憩して、金峰山小屋方向に下山を始めます。
金峰山山頂から金峰山小屋へまでは、大きな石がゴロゴロあるある意味本日のコース一番の難所。
でもスピードが出ないというだけで10分で、五丈岩の小形みたいなのがある金峰山小屋に到着。
朝の仕事を終えた小屋の人が「山の日なのになんでうちにはポケモンがいないんだー!日本百名山ナメんなよー!」とブツブツ言いながら、ポケモンGOをやっていました。たんにメールを確認してただけかも知れないけど…。
休憩はせず、挨拶だけして通り過ぎると、いよいよ廻目平への下りの道が始まります。
うんと歩きやすいというわけではないんですが、良く手入れされた、みずがき山荘への道よりはるかに歩きやすい道です。
そこを小走りにひたすら下って行くと、約30分で水場になりそうな沢に到着。そこから約10分で砂防ダムのある登山道の終点である丸太の橋に到着。
橋を渡ると車の残骸のある広場に出て、ここから良い林道が廻目平まで続いているはずだったんだけど、川の増水でズタズタの石ゴロゴロになっていて、しばらく登山道並みの歩行を強いられます。
工場中の区間が出てくると、ようやく小走りに走れるようになり、そのまま廻目平の車止めのゲートまで一直線。25分で到着。
テントがいっぱいの廻目平のキャンプ場を横目で見ながら進むと、さらに5分で立派な金峰山荘の前に到着。
女の子がソフトクリーム食べてたので、山荘の売店で買って、残り約1時間半あって余裕なので、それを食べながら、ダラダラと白樺の道を下ります。
白樺の下にマルバタケブキの大群落があって、ちょっと不思議な雰囲気。
道はやがて今朝スタートした大弛峠からの林道と合流して、川上村名物の広大なレタス畑の中に出ます。
そして、畑の向こうには瑞牆山の弟みたいな岩をニョキニョキ生やした屋根岩が!ちょっと日本離れした雰囲気です。
川端下のバス停へは、橋を2つ渡った先で旧道に入ります。金峰山荘から約30分ぐらいの距離。ここ、昔は小さな手書きの標識があるだけでわかりにくかったのですが、大きな標識が出来ました。
旧道が集落の中に入りしばらく行くと、バスの折り返し場になっている川端下のバス停に、12時18分到着。分岐から10分、金峰山荘から40分といったところ。金峰山山頂からだと約2時間。
川端下のバス停には、飲み物の自動販売機はありませんが水道はあるので、最後の水がなくなってもなんとかなります。顔も靴も洗えます。
バス停で30分ほど後片付けをしながらダラダラしていると、ようやく川上村営バスが来ました!これに乗って、ヘルシーパークかわかみにあるヘルシーの湯まで行きます。
川上村営バスには、停留所のアナウンスは無いので、信濃川上駅以外に途中下車する場合は、乗った時に行き先を言っておく必要があります!
ヘルシーパークかわかみの最寄り停留所は「診療所前」なんだけど、診療所が休みの休日はパスされるので「保育園前」になります。川端下からの料金は490円。
ヘルシーパークかわかみは、診療所と一体化した川上村の老人福祉施設で、ヘルシーの湯はそこにある2つの浴場を村外の一般人にも解放したものです。
温泉じゃなく沸かし湯っぽいんだけど、料金300円なので登山の汗を流すだけなら十分です。露天風呂は無いけれどサウナもついてるし。
でも夏休みなんで、近所で林間学校かなんかやってる小学生が集団で入りに来て、あまりノンビリ出来なかった…。
それではと、風呂を出て併設のレストラン「こでまり」でカツカレー食べて、ビールを飲んでノンビリします。
レストランには山屋が来ても困らないように、山の本が少年ジャンプと並べて置いてあったんだけど、それにしても山屋がいないなー。トレイルランナーも自転車屋もバイク屋も皆無。
なんでも大弛峠の林道の長野県側は未舗装なので、普通のバイクや自転車や車は峠で折り返して帰ってしまうんだと。そういえば三国峠も埼玉側は未舗装だし…。
でも、静かです。小学生以外は…。
食事を終えたら、パスを使ってもいいんだけど、30分ぐらいなのでコスモスが咲いている道を信濃川上駅まで歩きます。
どこの自販機にも、真夏なのにホットがあります。この辺はやっぱり寒いのかな~。
15時5分、たまに無人駅の信濃川上に到着しました。でもお盆なんで今日は人がいたので、小淵沢から新宿までのホリデー快速の指定席を購入。
手書きの指定席券なんて初めて見たー!
あとは夏はいつもにわかテツで混んでる小海線に乗って帰ります。
ヘルシーパークかわかみ(ヘルシーの湯)
http://www.vill.kawakami.nagano.jp/shisetu/01_healthypark.html
フォトギャラリー:53枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
トレランシューズ | バックパック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ |
みんなのコメント