行程・コース
天候
初日曇り時々雨。2日目晴れ時々くもり、強風。3日目台風の影響で雨、弱風。
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
早朝に新潟県側から小国町経由で飯豊山荘へ。山荘の上にバス停があり、更に2段になって、ゲートまで駐車スペースとなっている。4,50台分はある。
この登山記録の行程
【1日目】
飯豊山荘(08:00)・・・梅花皮沢出合[休憩 20分](08:30)・・・石転び沢出合[休憩 30分](11:30)・・・梅花皮小屋(15:30)
【2日目】
梅花皮小屋(05:00)・・・烏帽子岳(05:53)・・・御手洗池(06:52)・・・御西小屋[休憩 30分](08:05)・・・文平ノ池(09:05)・・・大日岳[休憩 10分](10:05)・・・文平ノ池(10:55)・・・御西小屋(11:25)・・・飯豊本山(12:45)・・・本山小屋(13:05)
【3日目】
本山小屋(05:10)・・・飯豊本山(05:20)・・・宝珠山(06:35)・・・千本峰(08:55)・・・檜山沢出合(10:45)・・・梅花皮沢出合(11:20)・・・飯豊山荘(11:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
石転び沢は、徒渉、藪漕ぎ、雪渓、ガレ場歩きと何れもルートファインディングがポイントとなり、経験と技術と体力が要求されると共に、人の手があまり入っていない、新鮮な環境を楽しむことができる素晴らしいコースです。
雪渓の残り具合でコースタイムが大幅に変わる可能性が有るようです。雪渓での時間短縮を期待しましたが、今年は残雪が少ないため雪渓歩きよりも、ガレ場歩きの比率が多く、ガレ場はザレている箇所が多いため、デリケートな歩きを強いられ、体力を消耗させられ時間短縮どころではありません。雪渓は途中で途切れており、アイゼンを外してガレ場を歩き、再び取付く雪渓の弱点探しに気を使います。雪渓は、クレバスが縦横に発達しており、安全で効率的なルートファインディングに神経を使います。
アイゼン、ピッケルはちゃんとしたものがあるといいです。シモンのアイゼンとグリベルのピッケルをお守りと思って持参しましたが、バリバリに活躍してもらいました。
雪渓が終わり、草付きに入っても油断はできません。雨上がりで合羽を脱いだのが仇となり、露をたっぷり蓄えた草付きはあっという間に下半身ずぶ濡れです。靴の中まで水浸しになり、植物の保水力に感嘆させられます。さらに、大量の小さな虫に襲われ、目に入るし、吸い込んでむせるしで大変です。防虫ネットがあると助かります。
梅花皮小屋の周りには4、5張幕営出来そうですが、傾斜地で快適ではなさそうです。ずぶ濡れでめげていた事もあり、素泊まり1500円、幕営500円、先客2名と聞いて小屋にお世話になりました。
大倉尾根も人手はあまり加えられておらず、標高が低い割に森林限界が低いこともあり、起伏に富んだ尾根に岩やザレが存分に配置され、樹林帯に入ってからの木の根を含めて体力勝負の尾根ルートです。
本山小屋は、朝4時までは炊事などで音を出してはいけない規則なので5時出は厳しく工夫が必要です。
フォトギャラリー:19枚
石転び沢の雪渓が小さくガッカリ
ガスで見づらいけど、汚れ切った雪渓
お世話になった、梅花皮小屋を振り返る。後ろは北股岳
烏帽子岳の下りで山形県側に日が差す
ニッコウキスゲがパリッと咲いていました。手前までは、終わった感が有りガッカリしていました。
チングルマが咲いていました。手前までは綿毛の渦巻き状態でした。
大日岳からの帰り、自然の芸術ハートマークのお花畑
振り返って、烏帽子岳・北股岳
大日岳、立派です
キアゲハが羽根を休めていました
明日下る大倉尾根
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー |
【その他】 テント、アイゼン、ピッケル、アームカバー、ウォッシュレット、日焼け止め薬 |
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