行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
折立(09:40)・・・三角点[休憩 10分](11:10)・・・太郎平小屋[休憩 30分](13:50)・・・薬師峠(14:45)
【2日目】
薬師峠(04:30)・・・太郎平小屋[休憩 20分](04:50)・・・薬師沢小屋[休憩 20分](07:00)・・・雲ノ平[休憩 10分](10:40)・・・雲ノ平キャンプ場(11:10)
【3日目】
雲ノ平キャンプ場(04:30)・・・祖父岳(06:00)(地図とは別ルート)・・・ワリモ北分岐[休憩 10分](06:55)・・・水晶小屋[休憩 10分](07:35)・・・水晶岳(黒岳)[休憩 20分](08:15)・・・水晶小屋[休憩 20分](09:10)・・・ワリモ北分岐[休憩 10分](09:55)・・・鷲羽岳[休憩 30分](11:10)・・・三俣山荘[休憩 30分](12:30)・・・巻道合流点(14:15)・・・黒部五郎小舎(15:20)
【4日目】
黒部五郎小舎(05:00)・・・黒部五郎岳(中ノ俣岳)[休憩 20分](07:20)・・・中俣乗越(08:38)・・・北ノ俣岳(上ノ岳)[休憩 10分](11:10)・・・太郎平小屋[休憩 10分](12:50)・・・薬師峠(13:30)
【5日目】
薬師峠(04:30)・・・薬師岳山荘(05:40)・・・薬師岳[休憩 30分](06:25)・・・薬師岳山荘[休憩 10分](07:35)・・・薬師峠[休憩 60分](08:20)・・・太郎平小屋[休憩 30分](09:50)・・・三角点[休憩 10分](12:00)・・・折立(12:50)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
8月10日、AM9:30頃折立に到着。駐車場はほぼ満車だったが、何とか置くことが出来た。日程が一日ずれていたらどうなっていたか・・・。
AM9:30頃登山開始。ペース配分を誤って、後半バテてしまった。途中、有峰湖を見ながら歩く。午前中はガスが多くあまり展望は良くなかったが、途中から薬師岳を望む事が出来た。それにしても大きい!
太郎平小屋に到着すると、雲ノ平・水晶岳・鷲羽岳・黒部五郎岳など、黒部源流の山々を望む事が出来た。小屋で一息ついて薬師峠キャンプ場へ。お盆休み前だったが思ったよりテントの数は多かった。
8月11日、晴れ。AM4:30頃、雲ノ平目指して出発、太郎平小屋から約2時間程で薬師沢小屋へ。吊り橋を渡り、河原へ一度下りるとここからはひたすら登り。疲れがピークになりかけた頃に少しずつ視界が開け、アラスカ庭園へ。ようやく雲ノ平に到着!
ここからのんびりと木道を歩きながら雲ノ平山荘へ。テント泊の受付をしてキャンプ場に移動、到着時刻が早いからなのか、お盆休みの連休初日にここまで一気に来る人が少ないからなのか、テントの数はまばらだった。幕営後に雲ノ平をゆっくりと散策、のんびりと過ごすことが出来た。天候にも恵まれ、充実した一日だった。
8月12日、晴れ。本日の予定は水晶・鷲羽を経て黒部五郎キャンプ場へ。時間と体力の状況によっては三俣蓮華キャンプ場で宿泊。AM4:30頃出発、祖父岳を経由してワリモ北分岐でザックをデポし、水晶岳へ。後半のゴツゴツした岩場を慎重に歩いて山頂に到着。山頂からの眺めは抜群で、雲ノ平は勿論、南アルプス・富士山まで見えた。前回来た時はガスと暴風の為5分ほどで退散していたので感激!
ワリモ北分岐で重いザックを再び背負い、鷲羽岳を目指す。前回来た時の感動が忘れらない。ワリモ岳を下ってからの登り返しがキツく、鷲羽の山頂が遠い・・・。それを耐えた後の山頂からの眺めは最高!鷲羽から眺めた槍ヶ岳はお気に入りの景色だ。
絶景を堪能した後、三俣山荘へ。展望レストランにてオムライスを食べる。美味い!
そこそこの休息をとって黒部五郎キャンプ場を目指す。三俣蓮華岳経由で行きたかったが体力に自信がなく、巻道を通った。前日同様に疲れがピークになりかけた頃、ようやく黒部五郎小舎が眼下に見えた。お盆休みに突入とあってキャンプ場は既にテントで溢れていたが、少しのスペースを見つけて何とか張る事が出来た。今夜はペルセウス座流星群の極大日・・・が、夜はガスに覆われ、何も見えない(泣)
8月13日、黒部五郎岳目指して出発、朝はガスだったが徐々に晴れて最高の天気となった。AM5:00頃出発、カールルート経由で山頂を目指す。黒部五郎のカールは想像以上に大きく、圧倒された。AM7:20頃山頂に到着、勿論眺めは最高!
大展望を満喫した後、初日に泊まった薬師峠キャンプ場目指して出発。赤木岳到着前辺りからガスが出たり晴れたりの繰り返しとなった。赤木岳~北ノ俣岳付近で2組のライチョウの親子を見た。
太郎平小屋に到着後、しばらく休憩を取って薬師峠キャンプ場へPM1:30頃到着。ビールを飲みながらのんびりと過ごした。
8月14日、今まで同様いい天気。AM4:30頃、最後の目的地、薬師岳目指して出発。不要な荷物はテント置いて行ったのでとても楽チン!
樹林帯を抜けると視界が開け、遠くは白山まで見えた。山頂への到着がAM6:30前で予定よりかなり早く、登山者も少なかった。剱・立山~槍・穂高・笠は勿論、乗鞍・御嶽・富士山まで見えた。特に富士山が見えるとは思っていなかったので感激した。
薬師岳からの大展望も満喫して下山、テントを撤収して太郎平小屋で昼食を取り、黒部源流の山々の景色に後ろ髪を引かれる思いで折立へ。5日間一滴の雨も降らず、天候に恵まれた山行になった。
【追記】
特別な技術が必要な個所は無さそう。強いて挙げるなら水晶岳山頂直下、ワリモ岳山頂直下は滑落に注意。祖父岳・黒部五郎カール内・薬師岳の稜線上は濃霧時にルートを外さないように注意した方がよさそう。薬師沢小屋~雲ノ平の急登はキツイ!
太郎平小屋~黒部五郎岳山頂往復もいいですが、日程に余裕があれば黒部五郎小舎で一泊してカール内を歩くと黒部五郎岳の素晴らしさが倍増すると思う(あくまでも個人的な感想)。
水晶岳山頂付近の石に太陽の光が当たってキラキラ光っているのは水晶??
フォトギャラリー:84枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 傘 |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | ストーブ |
燃料 | ライター | カップ | |||
【その他】 サポートタイツ・三脚 |