登山記録詳細

無雪期登山
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石鎚山から瓶ヶ森へ One Day 縦走 石鎚山、瓶ヶ森、伊吹山、子持権現山(中国・四国)
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記録したユーザー

カモネン さん
  • 日程

    2016年10月9日(日)

  • 登山口へのアクセス

    バス
    その他:JR伊予西条駅からせとうちバス(1日4本)で西之川まで。
    西之川から石鎚登山ロープウェイで山頂駅まで。
    山頂駅から成就社登山口まで徒歩20分。

  • 天候

    雨のち曇り(午前中は強風)
    [2016年10月09日(日)の雨雲の位置を確認する]

この登山記録の行程

成就社(6:15)⇒ 前社森(7:00/7:05)⇒ 夜明峠(7:25)
 ⇒ 二の鎖(7:55)⇒ 弥山山頂(8:15/8:25)⇒ 天狗岳(8:30/8:35)
 ⇒ 二の鎖(9:00)⇒ 土小屋(9:55/10:10)⇒ よさこい峠(10:55)  
 ⇒ 伊吹山(11:15)⇒ シラサ峠(11:30/11:45)
 ⇒ 子持権現山山頂(12:35/12:40)⇒ 瓶ヶ森男山山頂(13:25/13:35)
 ⇒ 瓶ヶ森女山山頂(13:45/13:55)⇒ 瓶壺(14:15/14:35)
 ⇒ 鳥越(15:15/15:25)⇒ 西之川(16:55)


水平移動距離 約24.8km 積算標高差 上り:約2,038m
下り:約3,005m
3連休で実家に帰省したついでに石鎚山から瓶ヶ森への縦走を敢行。前日、朝一番で横浜の自宅を出発し、予め実家に送っておいた装備で身支度した後、JR・バス・ロープウェイを乗り継いで成就社の常住屋白石旅館に宿泊。朝食は6時からですが早立ちのため弁当に変更してもらいました。
夜半からの雨が残る中、足元が見えるくらいに明るくなった6:15に成就社を出発。最初は下りですが八丁鞍部から先の道は大半が木段の登り。1段1段の幅が小さくて登りにくいのですが整備状態は良好。高度をぐんぐん稼ぎます。
程なくして前社ヶ森に到着。ここから試しの鎖。「試し」とはいえ結構きついです・・・。が、足場の取っ掛かりはまあまああります。むしろ困ったのは下り。長さは登りより短いのですが、最後の一降りの足の置き場が難しい。足運びの手順を確認してから降りるのがベターです。
その後、一の鎖、二の鎖(手前に休憩所兼トイレが新設)、三の鎖と登りました。雨で濡れているので、滑らないよう3点支持を心掛けます。左の鎖が登り用、右が下り用。他に誰もいなかったので右に左に登りやすい方を選んで登ります。それでも適当な足場が見当たらない時は三角形の金具に足を引っ掛けました。が、やはり安定感はイマイチ。岩の方が安心です。なお、三の鎖は荷揚げ用リフトの建物(?)の向う側にあります。
三の鎖を登り切るとそこが弥山頂上。残念ながらガスって視界不良。一番乗りだったようで人影はゼロ。ザックを社務所横にデポし、岩の陰に隠れて強風をやり過ごしつつ天狗岳まで往復。弥山に戻った後は鎖場ではなく迂回路を下って二の鎖へ。そこから土小屋ルートに入ります。非常に整備されたこのルートでは100人ぐらいとすれ違いました。さすが百名山だけあって石鎚山の人気は高いです。
ところが土小屋から先は状況が一変。瓶ヶ森林道(車道)脇の「瓶ヶ森へ8.4km」の標識から登山道に入ったものの、少し先の熊笹の藪で道を見失い10分ほどロス。テープはあるにはあったのですが・・・。また、先程までの雨のせいで細い道は崩れやすく素っ転んでしまうことも。瓶ヶ森へは車でも行けるからか縦走路はあまり使われていないようでやや荒れ気味でした。また、伊吹山から下る途中で見かけた標識もトリッキー。道はハッキリと左にカーブしているのに標識が指すのは右方向。でも右は草ぼうぼうでとても道には見えない・・・。なので左に進んでみると予期せず車道に合流。標識の通り、右が登山道だったようですが、あの不明瞭な藪道を進むのはためらわれ、そのまま車道を歩いてシラサ峠に到着。
シラサ峠では車道を挟んだ右手に山荘しらさを見ながら進みます。しかし、この先も熊笹地獄。テープもなく道がわかりづらいです。例えば、行く手を阻む大きな倒木を越えた先で道が熊笹で消滅。慌てて倒木まで戻ってよくよく見てみると、倒木に行き当たった地点から左斜め後ろに登る道が笹に埋もれていました。また、道が不明瞭というだけでなく藪に隠れた倒木に膝をぶつけて転倒することも。この区間は要注意です。
不明瞭な道に悩まされながら歩いていると突然目の前に巨大な絶壁。子持権現山でした。岩を右から巻くように登ると祠があり、ここにザックをデポして70mの鎖を登ります。傾斜や長さは石鎚山と同レベルですが、足場の取っ掛かりが少ない点と登る途中で一息つける箇所が少ない点で難度が高いと感じました。それだけに頂上に辿り着いた時は達成感もひとしお。雲だらけで展望はダメでも気分は最高!
子持権現山からの下りに迂回路はありません。鎖場を慎重に下り、ザックを拾って先に進みます。すると駐車場が見えてきて人影も。ここから瓶ヶ森頂上までは40分ほどです。男山を経由して女山(=瓶ヶ森のピーク)に着いたのは13:45。山頂には10名ほど。石鎚山に比べて随分閑散としたものです。
当初計画より30分以上遅着のため西之川15:15発のバスは諦め、17:21発の最終バスに変更。時間的余裕ができたため「瓶壺」にも立ち寄りました。よって、必然的に下山は東之川ルートではなく釜床谷を下る西之川・名古瀬ルートに。ちなみに、瓶壺とは瓶ヶ森の湧水が作った甌穴。「瓶ヶ森」の名前も瓶壺に由来しているらしいです。
瓶壺からは釜床谷の急坂をジグザグに下りますが、崩壊箇所があり、ロープやハシゴが設置されています。さらに難渋したのはこの山域特有の石。百科事典のような形に平たく割れた灰緑色の石の表面にはうっすらと苔が生えていて、雨で湿ったところを踏むと滑ってしまいます。3回ほど転びながらも鳥越には15:15到着。
小休憩の後、シロジ谷を左下に見ながら右岸を下ります。谷に流れ込む沢をいくつか横切ると今度は沢に沿って下る指示標識。これに従って進むと小さなケルンを発見。何だろう?と思いつつもさらに沢を下ると沢の左岸に大きな石垣が見えました。沢の中の道があやふやだったので石垣の周りを探してみるも道らしきものは発見できず。(それは当然。正しい道は沢の右岸にあるはず。疲労で頭がボケていたか?)薄暗くなった沢を上り下りしても道は見つからず、最終バスの時間が気になりだした時、沢の右岸の上方に微かな踏み跡らしきものを発見。登ってみると道でした。あとから思えば、あのケルンが目印だったのかも・・・。いずれにしてもテープがないと取り付きがわかりづらいと感じました。
10分以上もロスしたので先を急ぎます。雨で流れた斜面の土が細い道をわかりづらくしてますし、ザレザレの崩落箇所も。しかし、ハシゴや石段などの人口構築物もちょこちょこ現れるようになり、道が正しいことが確認できるのでありがたく感じました。そしてやっと大きな林道に合流。ここが上の名古瀬登山口(下にももう1つ登山口があります。)疲弊した脚に鞭打って林道を下り、16:55西之川バス停に到着。雨と汗と泥にまみれた服を着替え、公衆トイレで顔を洗って一息ついたら17:21のバスが来ました。
もし、行程中に転倒して負傷したり、道迷いのリカバリーに時間を要していたら、最終バスに遅れるどころの話では済まなかったかもしれません。雨の影響、不測のアクシデント、後半の疲労蓄積を考慮していなかった分、今回のスケジュールにはやや無理があったかなと反省です。

登山中の画像
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石鎚登山ロープウェイ山頂駅から見た瓶ヶ森(左…
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常住家白石旅館。
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成就社。
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成就社からの登山口。
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三の鎖
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三の鎖
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弥山頂上。天狗岳から戻ってきたら1人いました。
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シラサ峠から子持権現山への登山道。(ガスって…
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子持権現山の頂上
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瓶ヶ森(男山)
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瓶ヶ森(女山)
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瓶ヶ森山頂下の氷見二千石原の笹原。
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瓶壺。直径1.5mほど。
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釜床谷の急坂。一部崩壊しているのでロープやハ…
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鳥越の大岩。周囲はもう薄暗い。
この山行での装備
長袖シャツ、Tシャツ・アンダーウェア、パンツ、靴下、雨具・レインウェア、登山靴・トレッキングシューズ、ザック、スパッツ、ゲイター、水筒・テルモス、ヘッドライト(+予備電池)、タオル、防寒着、帽子、グローブ、手袋、軍手、着替え、地図(地形図・ルート図)、コンパス、メモ帳・筆記用具、腕時計、カメラ、修理用具、ファーストエイド・医療品、熊鈴・熊除けスプレー、ロールペーパー、非常食、行動食、トレッキングポール
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