行程・コース
この登山記録の行程
酸ヶ湯(11:11)・・・仙人岱ヒュッテ[休憩 10分](12:48)・・・大岳(13:36)・・・大岳ヒュッテ[休憩 10分](13:55)・・・上毛無岱(14:35)・・・下毛無岱(14:54)・・・酸ヶ湯(15:42)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今年は、八甲田の紅葉よりも先に、岩木山、八甲田の初冠雪の情報がテレビから流れてきた。どうなってるの?と思い、八甲田の紅葉状況の確認もいいかなと考え、早速天気予報を確認する。午前中曇り、山頂部は気温2度、風速10メートル、昼から晴れの予報であり、11時頃からの入山が最適と判断する。気温と風の予報では、体感温度マイナス8度となるため、低体温症対策として冬装備とし、念のため軽アイゼンも携行した。
11時11分、酸ヶ湯公共駐車場を出発、大岳を見ると山頂部は薄っすらと白くなっている。しかしながら、酸ヶ湯温泉周辺の紅葉は、あまり進んではいない。
登山口に入るなり、酷い泥濘であり、靴を汚さないよう足場を選び慎重に歩く。時間が経つにつれ、天候は回復傾向となり、気温も上昇模様、50分の行動、10分の休憩を心掛け、泥濘地獄から脱出、地獄湯の沢にて休憩を取る。遠くには、かすかに岩木山が見える。
仙人岱にて辰五郎清水を覗いて見ると、結構な水量は出ているが、虫の死骸やゴミが多く、今回はパスとした。
鏡沼辺りから、雪が薄っすらと残っている。周囲を見渡すと南八甲田の峰々、戸来岳、北八甲田の硫黄岳、石倉岳、小岳、高田大岳、雛岳が確認できる。写真とビデオを撮る。山頂では、風をまともに受けると予想、ソフトシェルとネックウォーマを装着し、山頂へと進む。途中、祠に立ち寄り、山行安全を祈願する。
山頂に着くと、誰もおらず独り占めであった。標識の裏側には着氷があるが、しょぼい。
さほど、風も強くなく、気温も低くは感じられず、写真とビデオを撮り、直ぐさま大岳鞍部避難小屋へと移動。途中、黄金色の毛無岱を見晴らす事が出来た。
避難小屋にて休憩を取り、ソフトシェルとネックウォーマを脱衣収納する。
さて、これからが本日の目的地の毛無岱だ。どんな景観を見せてくれるか、楽しみである。
上毛無岱は、草紅葉で黄金色一色の感じだ。階段を降りて下毛無岱へと進む。段々と紅葉色が濃くなってくる。木道に降り立ち、振り返ってみると、ん〜っ・・・赤が足りない。
まだ8分程度か、1週間から10日後辺りが見頃かもしれないと感じた。
しかし、綺麗な景観を見せてくれた。写真とビデオを撮り、下毛無岱を後にする。
岩木山が正面に、薄っすらと山頂まで確認できた。
木道が終わると、再び泥濘地獄が始まる。靴を汚さないよう足場を選び慎重に歩く。
今回のコースタイム実績を見ても分かるが、行きと帰りの泥濘地獄は結構時間が掛かっており、苦戦した事が分かる。好天が続けば、足元も乾き、歩きやすくなるだろう。
酸ヶ湯温泉に15時42分到着、無事下山する。
今回の水分摂取量、気温も低くかった事もあり、500ccのペットボトル×1本のみであった。
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大岳山頂部は薄っすら冠雪
火山性ガスで枯れ果てている。
櫛ヶ峰と横岳
地獄湯の沢
遠くに薄っすらと岩木山
小岳
大岳
大岳
小岳
小岳
大岳
辰五郎清水
仙人岱
小岳、分岐
大岳
小岳
右から乗鞍岳、赤倉岳と左後方が戸来岳
手前に硫黄岳
1456メートル地点、雪発見
手前から小岳、高田大岳
鏡沼
山頂手前の祠
大岳山頂
標識裏の着氷
右から小岳、高田大岳、雛岳
毛無岱一望
井戸岳、赤倉岳
大岳鞍部避難小屋
上毛無岱、黄金色
下毛無岱に進む。
段々と紅葉色が濃くなる。
下毛無岱の木道到着
振り返ると赤が少ない。
酸ヶ湯温泉が見えた。
酸ヶ湯温泉到着
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 |
コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | 軽アイゼン |
トレッキングポール | ライター | ||||
【その他】
AMラジオ、携帯トイレ |
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