行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
仙流荘のバス停まではマイカー、登山用の駐車場は無料でかなり広い
仙流荘から北沢峠までは南アルプス林道バス、往復\2,680
北沢峠から長衛小屋のテント場までは徒歩10分
この登山記録の行程
長衛小屋(05:30)・・・仙水小屋[休憩 10分](06:00)・・・仙水峠[休憩 10分](06:30)・・・駒津峰[休憩 10分](07:45)・・・甲斐駒ヶ岳[休憩 30分](08:50)・・・駒津峰[休憩 10分](11:05)・・・双児山[休憩 10分](11:35)・・・北沢峠(12:40)・・・長衛小屋(12:50)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
南アルプス山行2日目、白亜の名峰甲斐駒ヶ岳を登頂!
仙水峠→駒津峰を通り、登りは直登コースから甲斐駒ヶ岳へ。
摩利支天に立ち寄り、駒津峰→双児山を経て下山。
2日目も素晴らしい大快晴で、絶好すぎるほどの登山日和でした。
山頂からの展望がとても素晴らしい!!
ただ仙丈ヶ岳と比較すると、急登が多く中々厳しい山です。
途中から岩場に突入しますが、鎖もロープもなく三点支持して登ります。
※直登コースを通らず頂上に向かうコースもあります。
駒津峰から甲斐駒ヶ岳に向かい、駒津峰に戻るコースの場合、
重たい大きなザックのときは、アタックザックを用意しておくと良いです。
・~長衛小屋(登山口)
長衛小屋のテント場にテントを張り、早朝から登山開始。
1日目の仙丈ヶ岳はこちら
http://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=78860
前日や当日の日中めっちゃ晴れていましたが、さすがに早朝は凍える寒さでした。
この時期防寒着は必須ですね…
甲斐駒ヶ岳の登山道は途中、水場やトイレはありません。
水場は手前の仙水小屋のみです。
時間も長いのでしっかり準備して登りましょう!
・~仙水小屋
長衛小屋のすぐ近くに登山口があります。
川を渡るコースと手前のコースがあるようです。自分は右側の川沿いからスタートしました。
どちらのコースも仙水峠に着きます。
しばらく川沿いの道を歩きます。登りぽいところは少なく、林道に入ってから登りに突入します。
途中ロープの張られた岩場がありますが、特にロープを使わずとも登れます。
仙水小屋は水汲み場があります。トイレはありません。宿泊者だけは利用できるぽいです。
テント場もありますが、かなり狭いのでわざわざここでテントしなくても良い気がします…
・~仙水峠
仙水小屋から仙水峠へは林道から花崗岩が積み重なった岩道を歩きます。
傾斜は緩やかですが岩道なのでどこが道か解らなくなります。
下山で通りたくない道ですね。
仙水峠は「峠」なので登りはありません。
仙水峠に到着すると、駒津峰と甲斐駒ヶ岳、右手側に北岳が見えます。
前方には、甲斐駒ヶ岳の尾根と摩利支天の岩峰がはっきりと見え、とても迫力があります。
ここから地獄の急登がしばらく続くので、しっかり休んでおくと良いです。
・~駒津峰
仙水峠から駒津峰までは、ずーと急登です。黒戸尾根も有名な急登ですが、ここも結構キツいと思います。
途中から森林限界になり、駒津峰の頂上も見えてきます。だいぶ遠く感じますw
駒津峰の右手にある白亜の山が甲斐駒ヶ岳です。
森林限界あたりから富士山や後方に仙丈ヶ岳、右後ろに北岳、鳳凰三山のオベリスクがはっきり見えます。
急登をがんばって登りきると駒津峰の頂上です。
ちょっと開けていて展望もあるので、この先のさらなる地獄の前にしばし休憩しておくと良いです。
大きなザックや荷物を持っている場合は、ここでアタックザックに切り替えると良いです。
トレッキングポールは邪魔になるので、しばらく仕舞いましょう。
・~甲斐駒ヶ岳
駒津峰から甲斐駒ヶ岳はヤセ尾根を下り→登り六方石を通過し、地獄の直登コースに行くか、マキ道の砂道コースに行くか選択をさせられます。
岩場を登る自信がなければ、マキ道コースから登りましょう。
もちろん自分は、地獄の直登コースですw
直登コースはガチの岩場で、登山というより岩登りです。
鎖もロープもありません。三点支持して登らないと危険です。
岩場が鋭いので手を怪我しないようグローブ着用は必須です。
ここで怪我したらシャレになりません。慎重に十分に気を付けて登りましょう!
岩場を抜けてもまだ急登が控えていますw しかも砂ぽく登りにくい…
さすが名峰、甲斐駒ヶ岳なかなか厳しい山です…
急登の砂道を登りきると頂上到着です!
言葉を失うほど大展望の絶景です!!
八ヶ岳、富士山、北岳、仙丈ヶ岳、北アルプスなどの名峰たちが見渡せます。
隣の険しい山は鋸山(のこぎりやま)です。
奥にある道が有名な黒戸尾根です。
ツライ急登・岩場を登りきった後の最高のご褒美ですね^^
・~摩利支天
時間が余ってたのと、せっかくなので摩利支天に寄りました。
砂コース側を途中まで下り、摩利支天の分岐から向かいます。
砂道なので歩きにくいです。登山道も解りにくい箇所があります。
分岐に戻ってくることになるので、ここで荷物を置いていく登山者も多くいました。
摩利支天の頂上付近は仏像があります。
信仰の対象となっているのがよく解ります。
富士山や北岳、間ノ岳が良く見え、人も少なかったのでここでしばし休憩しました。
快晴なので日差しは強いものの、標高が高くとても寒いです。
・~駒津峰
分岐まで戻り、そのまま砂道を下りヤセ尾根を戻り、駒津峰に向かいます。
行きで通った道とはいえ、ヤセ尾根は岩場の連続なので、なかなかツラい下山です。
双児山も経由するので、甲斐駒ヶ岳の下山は登ったり下ったりが多く
下山も油断できません。ほんとに厳しい山です^^;
素晴らしい絶景もここでお別れです。
休憩がてら南アルプスの名峰をしっかり目に焼き付けておきましょう!
・~双児山
駒津峰から元の道に戻るか双児山を経由するコースかの分岐になります。
双児山は下り→登り→長い下りですw
ちゃんと休んでおきましょう!
駒津峰からの下りはガレ道で、双児山からは林道コースになります。
・~北沢峠
林道コースをジグザグに下ります。1時間20~30分ほど掛かります。
ずーと同じような道をクネクネ下ります。
飽きます!しかも地味に長いです!
登山口は、北沢峠のバス停付近に直結しているので帰りはそのままバスに乗れます。
土日・祝日の南アルプス林道バスは、登山客が多い場合、定刻時間以外で臨時バスが出ます。
バス停に28人くらいいると出発するようです。
フォトギャラリー:50枚
早朝に長衛小屋を出発。超寒い…。トイレはここにしかないので要注意!
しばらく川沿いを歩きます。
この丸木橋を渡って林道に入ります。
仙水小屋に到着。水汲み場があります。トイレはないそうです…。
林道から花崗岩だらけの山道?に変わります。むしろ岩歩き。
どれが山道か解らなくなるので、ピンクテープを頼りに進みます。
仙水峠に到着。ここは景色が良く休憩場所に適しています。
仙水峠から甲斐駒ヶ岳。遠いな…
朝日がとてもキレイです。
これだけ離れていてもすごい迫力の甲斐駒ヶ岳。
駒津峰を目指します。急登で結構距離感あります…
南アルプス側に富士山が見えてきました!
この辺りは急登がキツいものの、景色が良いです。南アルプス・富士山、鳳凰三山がよく見えます。
昨日登った仙丈ヶ岳です。
駒津峰に到着。ここからが本番なのでしっかり休憩と良いです!! トレッキングポールをしまい、グローブ着用しましょう! アタックザックがある場合、ここで重たい荷物を置いていくのも良いです。
駒津峰からの甲斐駒ヶ岳と摩利支天。
富士山と北岳・間ノ岳がキレイに見えます。
ここはまだ八合目。遠いわw
こんな感じの岩道をひたすら登ります。
運命の分かれ道。左側が直登コース。右側が砂のマキ道コース。標識とかなく、落書きぽいのが書かれているだけですw
甲斐駒ヶ岳の美しい背中です!
直登コースの半分くらいのところ。まだまだ登ります…
キツい直登コースを登りきり甲斐駒ヶ岳の頂上到着!!本当に素晴らしい展望です!!
こちら仙丈ヶ岳側。
尖がってるのが北岳その後ろが間ノ岳。
名峰富士山!
鋸山・黒戸尾根側の甲斐駒ヶ岳。
こちら摩利支天。
八ヶ岳が超キレイです!!
御嶽山側と思われる。
御嶽山と北アルプス側かな?
下山は砂のマキ道側から。途中、摩利支天に寄れるのでせっかくなのでお参りしてきます。
甲斐駒ヶ岳の険しさを物語っています。
高所恐怖症の人は見ない方が良いですねw
摩利支天から甲斐駒ヶ岳を見上げる。かっこよすぎです!
下は断崖絶壁。
甲斐駒ヶ岳の尾根から八ヶ岳。
摩利支天に到着!頂上からちょっと離れているので、人も少なく景色もキレイなのでここで休憩しました。
駒津峰までの下山。下山も険しい岩場を通ります… orz
駒津峰に戻ってきました。ここからまた下り→登り→下りの連続です… orz
双児山に到着。ここまでちょっときつい登りがあります。もう登りはいいよw
双児山から登るコースは人気ないと思います。すれ違いの登山客が居ませんでした。まあ通ればその理由が解ります…
だるーくて、ながーくて、クネクネした林道を下り、やっと北沢峠に到着。
長衛小屋のテント場に戻ってきました。時間的にかなりテントの数が減っていました。
装備・携行品
シャツ | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | ヘッドランプ | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス |
地図 | 登山計画書(控え) | 健康保険証 | 医療品 | ロールペーパー | 行動食 |
トレッキングポール | |||||
【その他】
水1.5L所持 ※途中補給なし ウィダーinゼリーx2、プロテインゼリーx1 アミノバイタルゼリーx2 |
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