行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
JRびわこ線で草津駅下車、上桐生バス停で下車、道なりに進むとオランダ堰堤へ向かう道と左へ向かう道があるので左へ向かえば登山口。
この登山記録の行程
京都駅発(7:16)・・・草津駅(7:40)・・・上桐生行き(帝産交通バス)(8:00)・・・登山口(8:40)・・・落ヶ滝(9:10)・・・鶏冠山山頂(10:00)・・・天狗岩(10:30)・・・耳岩(10:45)・・・白石峰(休憩所)(11:45)・・・妙光寺山磨崖仏(12:50)・・・上桐生バス停(13:25)・・・草津駅(13:50)・・・京都駅(14:30)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
本日は快晴なので巨岩巡りと磨崖仏を見学に行ってきました。
いつもの友人が仕事なので一人でしたが楽しく巡ってきました。
それではコース案内です。
JRびわこ線で草津駅まで行きます。
大阪やその他の距離が長い駅からのアクセスは各自で調べてください。
京都からなら7:16発の新快速に乗れば草津駅に7:40分に着きます。
ちなみに草津駅の東口から上桐生行きのバスが出ているので乗り込みます。
バスは一時間に一本程度(8:00の次は9:00までありません。)なので時間は厳守です。
どうしても乗り遅れたときはタクシーで2800円ぐらいで行ってくれるので4人で乗り合えば700円ぐらいです。(バスは430円)
上桐生バス停(終点です。)で下車したらそのまま真っ直ぐに進みます。
すぐに車止めのチェーンが張られており右側に道標があります。
チェーンの先はオランダ堰堤から磨崖仏を経由しての登山口がありますがルート的には今から説明する方から行くほうが効率よく回れます。
チェーンの方には行かず左側に進むと大きめの駐車場があります。
マイカーで来られる方はここを利用するといいでしょう。
駐車場を越えた先に登山口の看板があり、車止めから先に林道が始まります。
しばらくアスファルトの林道を進むと左右の分岐がありますが左はオリエンテーリングの道で一応、鶏冠山に通じていますが普通の道なのでここは右から進んでください。
すぐに本格的な山道になります。
シダが生い茂った道を進んでいくと何回か沢を渡渉することになりますがそんなに深くも長くもないので足を滑らさなければ水に濡れる心配はありません。
ただし、普通の靴では確実に濡れるので登山靴は必須です。
しばらく進むと落ヶ滝の分岐が現れるので従い進みます。
沢沿いの道を5分ほど進むといきなり高さ40mほどの立派な滝が現れます。
これが落ヶ滝です。
とても綺麗な滝なので是非とも見ることをオススメします。
また、これがこちらから登ったほうがいいという理由の一つです。
滝を満喫したら分岐まで戻り再び北峰縦走路出合方面に進みます。
ここからは岩場の道となり上級者同伴でないと道迷いしやすい道となります。
決して歩きやすいからと安直にルートを選択しないでください。
道は意外な方向に伸びており岩場をよじ登るような道になっているためルートを見極められる能力が必要となります。
一応何箇所かにはこの道は行き止まりですとの看板がありますがない道もあるので注意が必要です。
また逆回りでこの道に来ると結構足元が滑りやすい岩場を下ることになるためこちらのルートを勧めるわけです。(滑落すれば間違いなく大怪我します。)
また、崖に上がってもルートが不明瞭な箇所もあるため上級者と行動して欲しいです。
特に今日も見かけましたがお年寄りのグループがトライしておられたのですがかなり危険だったので安直に行かないようにしてください。
低山だと舐めてかかると滋賀県の山には落とし穴がいくらでもあります。
無理だと思ったら清く撤退しましょう。
危険な地帯を抜けると北峰縦走路出合に出ます。
ここを右に行くと天狗岩方面、左に行くと鶏冠山に行くことができますが鶏冠山は標高490mほどの低山ですが急坂が続くため、ここまでで疲れた方は天狗岩方面に進んでください。
また、知らずに進むと結構メンタルに来るのが鶏冠山までピークが3箇所ほどあるため「着いた~」と思っているとただのピークでがっかりすることになります。
実際、私が鶏冠山から北峰縦走路出合に戻る際に出会ったご婦人がいきなり私に「山頂はまだですか?」と挨拶もそっちのけで聞いてきたぐらいですから相当メンタルに来ていたようです。(メンタルに来るとバテの原因になります。)
天狗岩方面はそれでもアップダウンはそこそこありますのでこちらも簡単ではありません。
キャンプ場で宿泊するのならいいですが日帰りだと結構な距離を歩くことになるのでペース配分には注意してください。
分岐から天狗岩へは基本一本道で特に迷うような道ではありません。
またこのあたりから奇岩が結構あるため私のように巨岩や奇岩好きにはたまらない道です。
景色を楽しみながら進むとやがて目の前に天狗岩が圧倒的な存在感で聳えています。
少し、鞍部に下りそこから登り返すと天狗岩の看板とその前にベンチがあるので疲れた方はまずベンチで体制を整えてからチャレンジしてください。
正規ルートから進めばなんということもないのですが最初のとっかかりがわかりにくいので気をつけてください。
矢印に従えば物の5分で岩の上に立つことができます。
ここからの眺めは最高ですので是非とも堪能してください。
また天狗岩以外でも岩場(結構広い岩がたくさんあります。)があるのでその辺で昼食をとるのもいいでしょう。
ただし、天狗岩は避けましょう。(それを目当てにたくさんの人が集まります。)
天狗岩からの景色を堪能したら耳岩方面に向かいます。
耳岩は天狗岩から10分かかるかかからないかで着きます。
ここは少々危険なので岩場を歩く際は気をつけてください。
耳岩からの眺めも最高なので景色を堪能してください。
ただし、耳岩では食事を取らないようにしてください。(ほかの方に迷惑です。)
ちなみに耳岩から少し天狗岩方面に戻れば途中に水晶谷出合へのエスケープルートがあるので疲れた方は無理をせず下りましょう。(ここからまだまだ道は続きます。)
耳岩から白石峰方面に進むとすぐに大きな岩の間を抜けるように階段が設置されています。
階段を上りきって少し進めば白石峰で休憩所(ベンチが数基設けてあります。)があります。
ここも分岐となっており左へ進めば竜王山へ右へ進めば磨崖仏方面に行くことができます。
私はこのあたりでお腹がすいたため昼食を取らせてもらいました。
昼食を食べてコーヒーも堪能した私は磨崖仏を見るため南谷林道出合方面に向かいます。
この道はとても素敵な道で重ね岩や国見岩などの巨岩が道中にありますしそれ以外にも結構な奇岩があります。
素敵な道を下っていくと左側に磨崖仏があります。
これは昔この上にあった金勝寺が女人結界で女性が参拝できなかったからこの地に狛坂寺を建立し磨崖仏を本尊として参拝していたそうで残念なことに狛坂寺は明治の頃に廃寺になってしまったため磨崖仏だけが残った状態なのです。
ご尊顔を拝見しほっこりしながら道を下っていくとなにげに誰かに呼ばれたような気がして左を振り返るとびっくりしたのがどう見てもゴリラにしか見えない岩がありました。
もちろんこの岩に名前もありませんし存在すら知りませんでしたが奇岩好きな私にご褒美を頂いたようで嬉しくなりました。
このあたりはシダが生い茂っているので足元が見えにくいため足元注意で進みます。
しばらく進むと南谷林道出合に出ますが林道とはいえ普通に山道なのでとても歩きやすく沢沿いを進むため気持ちよく歩くことができます。
ただ、倒木が何箇所かあるためしゃがんだ際に足腰を痛めないようにしましょう。
しばらく進むと名神のガード下に出くわします。
ここからアスファルトに道が変わりますが車は来ないので安心して歩けます。
そこからしばらく進むと道が左右に分かれますが左に進んでください。
(右は先程紹介したエスケープルートです。)
しばらく沢沿いのさわやかな道を下っていくと右側に行く道があります。
道標もありますがこれが逆さ観音への道なので進みましょう。
(看板には100mほどと書いてありますが実際は50mあるかないかで行くことができます。)
説明看板にはオランダ堰堤の作成時に岩を削られたため後に山上にあった観音様がずり落ちて逆さになったそうです。
逆さ観音様を拝見し一路バス停方面に向かいます。
逆さ観音様からすぐに分岐があり、左へ進みます。(バス停方面はキャンプ場方面となります。)
しばらく進むとオランダ堰堤の説明看板がありその先にオランダ堰堤が見えてきます。
オランダ堰堤を見学したらキャンプ場を左に見送り過ぎた先が上桐生バス停です。
バス停に着いたときちょうどのタイミングでバスが出るとこを運転手さんの好意で乗せていただいた私は草津駅でも一分も待たずに電車に乗れたためあっという間に京都まで戻ることが出来、いつもの温泉でお風呂を堪能しビール祭りを開催してから家路につきました。
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装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル |
帽子 | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 携帯トイレ |
非常食 | 行動食 | GPS機器 |
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