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ダイトレチャレンジ第二弾

岩橋山・大和葛城山( 東海・北陸・近畿)

パーティ: 2人 (うめぞー さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇り時々晴れ

登山口へのアクセス

電車
その他: 京都駅7:10発(橿原神宮前行き特急)橿原神宮前8:14発(尺土行き特急)尺土8:24発当麻寺8:27着当麻寺駅から当麻寺を目指す、當麻寺山門前を右に折れて道なりに進むと傘堂、鳥谷古墳を経由して祐泉寺に至る、祐泉寺から山道に変わりそこが登山口。

この登山記録の行程

当麻寺駅(8:40)・・・祐泉寺(9:10)・・・岩屋峠(9:30)・・・竹内峠(10:00)・・・平石峠(10:30)・・・岩橋山(11:30)・・・久米の岩橋(12:30)・・・岩橋峠(12:40)・・・山麓公園分岐(13:30)・・・大和葛城山(14:20)・・・櫛羅の滝(15:50)・・・葛城ロープウェイ前(16:00)・・・近鉄御所駅(16:40)

コース

総距離
約16.5km
累積標高差
上り約1,426m
下り約1,210m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回はダイトレチャレンジ第二弾として前回の続きから始めました。
前回は岩屋峠から下山したため今回は岩屋峠に登り返して葛城山から下山するというコースをチョイスしました。
ただ、このコースかなりの難易度となるため初級者の方は上級者同伴の元、無理ならエスケープルートを視野に入れながら山行してください。
まず、距離が18kmほど歩くのと(我々と同じコースなら)階段がうんざりするほどあるのとアップダウンが尋常じゃないぐらいあります。
私のGPSが算出した標高差は1645mなので相当アップダウンします。
(大和葛城山でも958.8mです。)
幸いなことにエスケープルートはたくさんありますので事前に調べてから山行してください。
距離が長いので出来るだけ自分とペースが合う方と行動してください。
あと、この季節は冷えますので筋肉を冷やさないように気をつけてください。
階段がほとんどを占めますので足がつる可能性があります。
それではコース案内です。
近鉄当麻寺駅で下車したら一路当麻寺を目指します。
山門前を右に折れて道なりに進んでいきます。
大津皇子の碑を右に折れて鳥居前を左に折れると当麻病院があり、すぐに山口神社・傘堂と続きます。
このあたりからやっと本格的な登山口を示唆する道標がありますので従い、鳥谷古墳の前を通り過ぎて祐泉寺を目指します。
途中にあるお不動様に山行の安全祈願をしたら祐泉寺の手前から山道に入ります。
このあたりは紅葉の真っ盛りで道がモミジの絨毯のようになっておりとても綺麗でした。
お助け水がある場所まではなだらかですがお助け水を越えたあたりから急な木製の階段が岩屋峠まで続きます。
岩屋峠を右へ進めば二上山へ行きますが今回は縦走なので左の竹内峠方面へ進みます。
ちなみにここからアップダウンが始まります。
まず、当麻寺駅が80m、岩屋峠は380mくらいなのに竹内峠へは下って行き約200mくらいの高度に国道があります。
国道を渡るのですが横断歩道も信号もありませんので気をつけてください。
(結構な交通量です。)
渡った先は公園のようになっており、東屋もありますので小休憩してもいいでしょう。
ここから先はなかなか休憩が取れるような場所はありません。
公園の敷地を右に抜けていくと左側に県境の碑が立っています。(歴史のあるものです。)
そのすぐ先に分岐がありますので左に上がって行きます。
ここからまた400mほど上がって行きます。
結構上がったなと思った先から今度は下ります。
下った先が平石峠でここからまた急勾配な階段が続きます。
途中、ピークでもなんでもない場所に四等三角点があり、近くにある地図に「万才山472.85」と記載されています。
ここからはひたすら階段を登って岩橋山に到達します。(標高658.6m)眺望は望めませんがベンチが2脚ほどありますので休憩はできます。
我々はちょうどお昼どきだったのでここで食事をいただきました。
コーヒーを飲んでほっこりしたら今回の目的の一つでもある久米の岩橋を見に行きます。
久米の岩橋はその昔、役行者(役の小角)がここから葛城山に橋を架けようとしたところ葛城山の神である一言主に激怒されて壊されたという謂れがあります。
岩橋山から岩橋峠方面へは急な階段で下るのですがその途中に右側へ行くように示唆した看板があります。(階段の途中にあるのでバランスを崩さないように注意してください。)
従い進むと5分ほどでつきますが下から見上げたらただの岩にしか見えません。
お不動様にお参りして振り返るとなるほど、確かに橋に見える岩です。
感動した我々は写真に収めて来た道を引き返し本線に戻ります。
ここからは一旦、今まで上った標高を捨てるくらいの勢いで下りていきます。
また、階段はとても急なため足を滑らさないように注意してください。
このあたりは何回もアップダウンを繰り返すので肉体はもちろん、メンタルにも相当堪えるため、縦走はこんなものだという心構えで進んでください。(イヤになってきます。)
岩橋峠まで降りきるとまた同じだけ登り返していきます。
しばらく進むと持尾辻に出ますがここからはやっとしばらくほぼ平坦な素敵な山道が続くので少し気が楽になる場所です。
そこから少し下った場所がトイレになっています。(唯一のトイレです。)
トイレはここを逃すと葛城山までありませんので必ずここで済ませましょう。
ここからはまたもや上りになっていきます。
ここは山麓公園分岐となっており下山ルートもあります。
ちなみに明確で安全な下山ルートは平石峠・岩橋峠・山麓公園分岐にそれぞれあります。
(各、奈良県側には1時間程度で下山できます。)
持尾辻にも布施城跡からのルートがありますが人があまり通らないようで少し荒れているようです。
山麓公園分岐からは基本殆どが上りですがほとんど木製の階段です。
もうこの辺で疲れているようなら下山はロープウェイを視野に入れておきましょう。
分岐が標高726mほどなのでそこから山頂へは200m程を登ります。
しばらく階段と格闘しているとやっと少し平坦な道になり少し先に分岐があります。
左へ行けばロープウェイ駅を経由して山頂に向かう自然研究路(階段が少ない。)でまっすぐに進めばひたすら階段の道となるハードコースですがもうここまで階段を耐えてきた方ならなんということもないので階段からの道をオススメします。(距離が近い。)
階段を上りきったら電波塔が左手に有り、その先を進んでいくと左右に道が分かれますがどちらでも同じ場所に出ます。(キャンプ場の炊事場)そこから左に進めばロープウェイからの道と合流しそのまま少し進めば山頂へ右という道標があります。(トイレが左にあります。)
最後の階段(本当に階段には泣かされます。)を登りきれば待望の山頂です。
5月のツツジのシーズンは観光客でそれこそ足の踏み場もないほどの賑わいを見せる葛城山ですがこの季節は観光客もまばらで静かな山を楽しめます。
しばらく友人と山頂を満喫して高原ロッジなどを周遊して拝見したら白樺食堂さんでコーヒーをいただきました。
実はここにはテラスがあり、白樺食堂さんで飲食をした方以外は見られない景色が見れるため立ち寄りました。(もちろんコーヒーも美味しいですよ。)
ここでも景色を満喫したので下山プランを友人と立てます。
バスの時間は中途半端なので下山したらタクシーを呼ぼうということになりそれなら時間を気にせず進めるので下山を開始します。
我々がチョイスした道はくじら滝ルート(櫛羅の滝と書いてあります。)で滝を見学しながら下山することにしました。
ここまでで疲れた方はこの道はお勧めできません。(急勾配の階段ばかりのため。)
下山口から階段と橋のオンパレードで特に橋は壊れそうで結構気を使うのと滑りやすいので気を付けないと足を取られます。
また、台風や豪雨の影響で結構道が封鎖されて代わりの道が厳しいものもあるため健脚の方でないとかなり厳しいと思います。
我々が楽しみにしていた滝も二ノ滝(行者滝)方面は閉鎖となっており結構ショックでした。(でも、行政が立ち入らないでと警告しているところは立ち入らないでください。)
階段と石段と荒れた道に神経をすり減らしながら進んでいくと分岐に出ます。
ここが櫛羅の滝へ行くルートで幸いなことにこちらは閉鎖されてなかったので見学に行きます。
まるで白蛇がうねるような綺麗な滝に見とれていると右側に白龍大神の石碑があったので納得です。
見学し終えた我々はそのまま下って行き少し行くと左側に及川安次郎の碑を見ながらゲート(猪よけ)を開けて出ます。(開けたら必ず閉めてください。)
少し先がロープウェイの駅なので駅員さんにお願いしてタクシーを呼んでいただきました。
ここから近鉄御所駅まで戻った我々は京都タワーの銭湯で汗を流し、居酒屋で打ち上げをして帰路につきました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 地図 コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

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登った山

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