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弥山(宮島)・駒ケ林、神々を訪ねる旅

弥山・駒ケ林( 中国・四国)

パーティ: 2人 (うめぞー さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

曇り時々晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 前日に宮島までマイカーで移動、当日は宿から出発、登山口まで徒歩5分。

この登山記録の行程

ホテル(8:25)・・・登山口(8:30)・・・駒ケ林山頂(9:30)・・・弥山山頂(10:00)・・・ロープウェイ展望台(10:30)・・・紅葉谷下山口(11:00)・・・山村茶屋(12:00)・・・ホテル(13:30)

コース

総距離
約7.7km
累積標高差
上り約874m
下り約873m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

今回はいつもの友人とその家族、私の家族と宮島に旅行して来ました。
最初は登山計画をして居なかったのですが家族はロープウェイで我々は登山で弥山を目指すということになり急遽行くことにしました。
もちろんいつもの登山道具も持って来て居なかったので無理の無い計画を友人と立てて登りました。
それではコース案内です。
弥山へのルートは大きく分けると大元公園からのコースと大聖院からのコースと紅葉谷からのコースの3つに分かれます。
このうち駒ヶ林山頂を目指すなら大元公園からのコースが一番効率良く行くことが出来ます。
また、一番登山道らしい道でもありますのでオススメなのは登りは大元公園からのコースで下りは大聖院へのルートを選択すると見所満載となります。
紅葉谷からの下山ルートは最短のコースなので結構階段が多いのとあまり見所が無いので何回か登った人向けです。
我々は紅葉谷公園にある山村茶屋さんに寄り道するため下山ルートは紅葉谷コースを選択しました。
宿泊した宿から直ぐに大元公園があったのもコースの決めてになりました。
朝、8時20分くらいに宿を出た我々は家族と分かれ大元公園を目指します。
この宿を出た左を少し進むと大元公園になり、登山口の道標があるので従い進みます。
公園の敷地を抜けて行くと大元神社があったのでこれからの山行の安全祈願をします。
公園の敷地にはいたるところに道標があるので迷わず進めます。
道標に従い進んで行くとやがて山道に出ます。
この辺りから徐々に巨石が目立つようになります。
また、昔の丁石があるのですが丁の字が町になっているのが特徴です。
最初は緩やかな道を友人とノンビリ歩いて行きます。
やがて風情のある石段が出て来たあたりから徐々に道が険しくなって来ますが急登と言う程でも無いので無理の無い登り方で進んでください。
しばらく進むといきなり目の前を巨岩が塞ぎます。
ものすごくデカイ一枚岩が富士岩と呼ばれる高さ約8m幅20mの巨岩です。
少しこの岩を巻くように上がると岩の先っぽの右側に足場があるので景色を眺めることが出来ますが足を滑らさないように注意してください。
友人と感動しながら進んで行くと14町石に水子地蔵様が祀られており、そこから少し進んだ先にお大師様が祀られた大きな岩があります。
ここが風吹き岩と呼ばれる巨岩で確かに岩の隙間から冷たい風が吹いていました。
夏場はここで冷たい風に吹かれると気持ち良いのでしょうが冬のこの時期は寒いので早々に次を目指します。
しばらく進むと岩屋大師と書かれた看板があったので見に行きます。
コースを少し外れますが直ぐにあるので安心して行くことが出来ます。
大きな岩の洞窟に入ると中は約10畳くらいの広いスペースがあり、一番奥にお大師様やお不動様が祀られていました。
岩の隙間から射し込む陽射しに照らされて佇んで居られる御姿に感動した我々はここまで無事に来れた事を感謝して岩屋大師を後にします。
ちなみに中は広いですが天井は低いので頭を打たないように注意してください。
コースに戻って少し進むと尾根に出ます。
左に進むのですが上に上がれる道があったので見に行きます。
特に何もないのですが岩山が見れたので良しとして本線に戻ります。
しばらく尾根道を進むと駒ヶ林山頂への分岐に出くわすので駒ヶ林山頂を目指します。
駒ヶ林山頂へは結構急な階段を進むので疲れた方はスルーしても良いですが景色は最高なのでゆっくりでも行くことをオススメします。
山頂は大きな岩で出来ており結構な広さなのでゆっくり休憩出来ますが端の方は滑りやすく崖になっているので注意が必要です。
ここは案内看板にもあるように古戦場跡になっておりその昔、陶晴賢と毛利元就が戦をした場所です。
我々はゆっくり景色を楽しんだ後、弥山を目指します。
階段を下りて分岐に戻ると道標があるので従い進みます。
少し下りになり、鞍部まで到達すると少し登り返しますが大したことはありません。
登り返した先に案内看板と道標がありますので仁王門方面に進路を取ります。
道標から仁王門は直ぐに着きます。
素敵な金剛力士像に出迎えられて仁王門を潜り抜けます。
仁王門から少し進むとくじら岩と呼ばれる巨岩があり、上に乗ることが出来ます。
ここからの景色もなかなか良いので楽しんでください。
そこから階段を上って行くと水掛地蔵様が祀られたお堂があり、少し進むと大日堂があります。
ここまで無事に来れた事を感謝してから先へ進むと干満岩があります。
この岩は潮の満ち引きとリンクしており、干潮時は水が少なく満潮時は水が溢れるくらいになる何とも不思議な岩です。
水は岩の真ん中あたりに空いた穴から確認できるのですが何故岩の中に水があって潮の満ち引きと関係があるのか?今でも分かって無いようです。
そこから少し進むと弥山の山頂広場に出ます。
ここには大小様々な岩があります。
展望台もありますのでゆっくり景色を楽しんでください。
先ほどまで居た駒ヶ林山頂から虹が出ていたので家族と感動しながら眺めました。
ちなみにロープウェイは9時からだったらしく家族は我々と変わらない時間に山頂に着いたそうです。
家族と合流した我々はコーヒーを飲みたくなったので一旦、ロープウェイ駅に戻る事にしました。
下りはゆっくり景色を眺めながら歩いて行きます。
まずは三鬼堂を見学して弥山本堂に行きます。
ここには有名な消えずの火がある霊火堂があります。
この消えずの火で沸かしたお湯を飲むと無病息災で過ごせることから老若男女がこぞって飲んで居られました。
もちろん我々も頂きます。
ここで御朱印も頂いた我々は一路ロープウェイ駅に向かいます。
途中で可愛い鹿と出会い写真に収めて先へ進みます。
ロープウェイ駅には獅子岩と呼ばれる巨岩がありますが獅子に見えるかはその方の感性と言えます。
ここの二階には喫茶店があり、コーヒーセットを注文したのですがコレが絶品です。
ケーキがメチャ美味くて家族全員でお気に入りの一品となりました。
コーヒーも美味しく店のおばさんもいい方だったので楽しく休憩が出来ました。
家族に下りはどうするか聞いたところ折角なので下りは歩きたいと言うので紅葉谷方面に向かうコースを選択して進みました。
ただ、この道は弥山への最短ルートなので結構急な階段が待ち受けています。
家族にゆっくり進むように指示をして進みます。
何ヶ所か砂防堰堤を右に見送りながら下って行くとやがて紅葉谷公園に出ます。
ここからは次の目的地である山村茶屋さんを目指します。
山村茶屋さんで有名なオムライスとアナゴ飯を頂きます。
家族と交換しながら食べましたが確かに宿のお姉さんが言う通りとても美味しかったです。
特にアナゴはおかみさんが厳選したアナゴしか使用しないのでハズレがありません。
ちなみにおかみさんが気に入ったアナゴしか出さないので良いアナゴが無い日はアナゴ飯を食べられないそうです。
我々はゆっくり楽しんだ後、もみじ饅頭を買って帰路に着きました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 地図 コンパス ノート・筆記用具 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

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登った山

弥山

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535m

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最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
2時間50分
難易度
コース定数
13
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