行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
太白山八幡神社への参道鳥居付近に数十台駐車可能
この登山記録の行程
太白山八幡神社への参道鳥居前(8:28)・・・太白山山頂(8:53)・・・梨野バス停留所(9:43)・・・萱ヶ崎山山頂(10:46)・・・西風蕃山山頂(11:16)・・・蕃山山頂(11:51)・・・大梅寺(12:36)・・・太白山八幡神社への参道鳥居前(13:33)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
冬のこの時期は冬山には行かず、里山をゆっくり歩くことにしている。今日は仙台市近郊の太白山から蕃山を周回する。昨日は大雪の予報だったが、見事に外れてこの時期には珍しいほどの晴天だった。今日も晴天を期待したのだが、あいにく曇り空である。
太白山八幡神社への参道鳥居前には8時20分過ぎに着き、ここから鳥居をくぐって八幡神社へ向かう。よく手入れされた杉林の中を行き、苔むした石を踏んですぐに神社に着く。ここからが本格的な登りで、鎖場もあるが、ものの数分で尾根の肩に登りつく。ここからは左に折れて、急な道を数分登って山頂を踏む。西に茂庭団地、その向こうに北蔵王から二口山塊の山々が、雪に霞んで見える。東には仙台平野から太平洋、南には人来田団地から村田へ繋がる東北自動車道路が見える。
山頂からは西へ急斜面を下りる。道が凍っていて、慎重に下りた。途中、単独の男性とすれ違う。この道はやや自然度が高く楽しいが、今の時期は滑りやすいので、トラロープや木の枝を掴みながら下りた。
太白山を下りて、林道を梨野に向かう。十数分で車道に突き当たり、梨野のバス停から少し行ったところのトンネル付近を薮に入って、そこから山道に乗り上げる。右手に太陽光発電のパネルが一面に見える。山道はトンネルの上部を通り、そこからが萱ヶ崎山への道である。
気持ちのよい雑木林や、うっそうとした杉林を交互に通り、立石神社を過ぎて急斜面を登ると、太白山がよく見える場所に着く。ここでは休まずに、萱ヶ崎山山頂を目指す。山頂には10時46分に着いた。山頂には電力の高架塔と反射板が設置してあり、蔵王方面の展望が開けているが、今日は雪に煙ってよく見えない。
ここから西風蕃山への道は私のお気に入りである。春には林床にカタクリが咲き乱れ、コナラやクヌギの雑木も美しい。西風蕃山付近の天然のモミ林は、仙台市の貴重な財産である。深い山の空気を味わいながら、雪の積もった道をゆっくり進んだ。
西風蕃山からは、いったん栗生方面に下りて、泉ヶ岳の雄姿を拝むつもりだったが、雪に吹かれて山頂を見ることはできなかった。
すぐに引き返して西風蕃山を過ぎ、蕃山を目指す。途中で十数名の集団を追い越し、蕃山山頂には11時51分に着いた。ここから仙台市西を見るが、雪の影響か、鮮明さに欠ける。
蕃山からは大梅寺に下りて、そこから車道を梨野まで歩き、林道に入って、太白山八幡神社への参道鳥居前には13時33分に戻った。歩行距離が、約13.5kmと、里山にしてはなかなか歩きがいのあるコースだった。
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