行程・コース
天候
晴れ(風はほぼ無し)
登山口へのアクセス
その他
その他:
電気アシスト自転車のアシストしなくなった重たい自転車。
この登山記録の行程
日影バス停(10:50)→小下沢一番口(11:12)→富士見台(12:20)→杉沢の頭(12:41)→高ドッケ→板当山→狐塚峠(13:39)→杉の丸(14:11)→黒ドッケ(14:24)→湯ノ花→山→大嵐山(14:51)→三本松山(15:09)→関場峠(15:29)→小下沢林道→日影バス停(17:10)→チャリで自宅迄(18:00)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
日影バス停(10:50)→小下沢一番口(11:12)→富士見台(12:20)→杉沢の頭(12:41)→高ドッケ→板当山→狐塚峠(13:39)→杉の丸(14:11)→黒ドッケ(14:24)→湯ノ花→山→大嵐山(14:51)→三本松山(15:09)→関場峠(15:29)→小下沢林道→日影バス停(17:10)→チャリで自宅迄(18:00)
冬場は起きるのが遅いので雑用を済ませてしまうとどうしても出発がこんな時間になってしまいました。今日こそは早く起きてゆっくり散策ハイキングと思うのですが、布団の中の温々の誘惑に抗しきれずにいますw
小下沢の矢倉沢から登って北高尾山稜縦走コースで堂所山へ出て、それから景信山・小仏城山と回って日影沢に降りようと思いつ出かけたのですが、富士見台で12時軽く休憩とエネルギー補給をしたらもう12時半にもなってしまいました。
矢倉沢はほぼ枯れ沢を登って行くのですが、途中枯れ沢から急な斜面に入って設置してあるロープを頼りに登って行く箇所があり、斜面を登りきるとまた枯れ沢に入ります。そこでこの枯れ沢を急な斜面に入らないでそのまま登れないかと考えて行ってみました。
少し行くだけで大きな岩が行く手を塞いでいました。今は枯れていますがこの岩が滝になっていました。岩にはほぼ枯れ沢となっているので現在水は湿っている程度しかありませんが、6~7mもありそうな高さです。滝口も年月でしっかり穿たれた跡があります。(画像も参照ください)
この滝道を登れないかなあと思い取りついてみましたが、ザックを背負っての私の技量ではこの程度の岩場でさえとても登れず、1mも登ったらずるずる滑り落ちてしまいました。それでもここにロープでも張ったら面白い岩登りが出来るなあと思いました。
なるほどそれで途中でロープを使って急斜面を登ることになるのは、この枯れ滝をエスケープする為のルートであったわけなのですね。素直に元に戻ってロープを使って斜面を登って行きました。
ところでこの矢倉沢はなんでこんなに枯れてしまっているのでしょうか。以前には滝口からしてそれなりの水量があったと思うのですが、まさか中央高速道で山を穿った所為なのかな?
斜面を登ってまた枯れ沢に入ると直ぐに北側斜面をトラバースしながら登って行きますが、このトラバースの道幅は狭く、しかも谷にかなり傾斜していますしおまけに急坂なので、私にはとても難儀な登りになります。
矢倉沢から登ることはできても、ここのトラバース斜面を降りたいとは一度も考えたことがありません。ここを降りるなら荒井バス停か駒木野バス停方面に降りた方が精神面で良いです。なんたって北高尾山稜の傾斜ときたら、転がって滑り落ちたら杉などにぶつかるまで止まりません。
滑ったら止まらない。そう考えるだけで怖いです。なので傾斜の急な道ははいずるようにして登ります。こんな姿では気軽にハイキングとも言えないですが、こんなところもすいすい上り下りする人の方が多いので、自分の力量が低すぎるんだと思います。山では自分の力量はミリも過大評価しません。笑われてもへっぴり腰でも余分に時間がかかってもいいのです。
北高尾山稜は低山の割にはドッケというピークが二つあり、このドッケとは尖った峰を意味する言葉です。ドッケの言葉通りにピークの面積は狭小ですが、幾分にも低山なのでブナなどの落葉樹もありますが多くは杉やヒノキなどの常緑樹に囲まれているため見晴はよくないです。
ドッケで片側が見える場所があり、その部分から覗きこんだらまさに急登な斜面です。こんな登るのも普通じゃ無理だろうと思われるような斜面にも植林してあり、登るのすら大変な傾斜に植林するという先人の偉業を感じられます。
北高尾山稜コースをすいすい歩いて行く方が多くいらっしゃいますが、自分にはこのドッケを登るのも下るのも大変です。登る時には体力消費で汗をかき、下りは冷や汗をかいています。
狐塚峠で午後1時40分となりました。このままではどうしたって堂所山・小仏城山軽油は時間的に無理そうなので、コースを変更して関場峠で小下沢林道をから帰ることにしました。道程の長い小下沢林道はもう歩きたくないなあと思っていましたが、今回幾つかの発見があり楽しんで小下沢林道を歩くことが出来ました。うん、小下沢林道はなかなか良いハイキングコースだなと再認識です。※画像を撮影してありますのでそちらをご覧ください。
小下沢林道で景信山や狐塚峠への登山口も過ぎて進んでいくと、林道で4-5頭の茶黒っぽいらラグビーボールに細い足が付いた動物と遭遇。一瞬猪かなと思ったけどあまりに小さいので思い直し、少し大きな個体もいて狸ファミリーだったようです。なんで一瞬猪かなと思ったのは、北高尾山稜コースには猪が掘り起こしたと思われる場所が異常なくらいたくさんあるのです。それで猪がいるってイメージが頭にあったんだと思います。
小さいと思っても一瞬怖いです。
両手をパンパン打ち鳴らして追い払いました。それこそ蜘蛛の子を散らすように左の斜面に向かって走り込んでいなくなりました。
日影バス停に着いた頃は薄暗くなっていました。
この辺の夜は寒さも厳しいのでしょう。路面に白いあられが降ったようになっています。どうやら夕方に塩化カルシウムを撒いたようです。均一にほどよく撒かれているので散布専用車が走るのでしょう。この旧甲州街道の516号線は冬は路面が黒くなって濡れているので、湿度が高いから結露しているのかと思っていたけど塩カリのせいだったんですね。
フォトギャラリー:37枚
日影バス停付近です。
小下沢林道へと向かう道です。右手は梅林となっておりここは小下沢梅林です。シーズンには観光客もそれなりにいますものの、シーズンにも売店などの設備もないので、それほど多くの観光客はないみたいです。
矢倉沢へ 一番口。
矢倉沢の障壁の滝。今は枯れているけど昔は水が流れていたのでしょう。これだけ滝跡を水が穿つには、悠久の時がどれほど過ぎたのでしょうか?
矢倉沢の滝跡を上から見てみました。
矢倉沢から植林された急傾斜のトラバースを登って最初の小ピークです。かってに「へのへのもへじ山」と名付けていますw
矢倉沢への下山は本当に悪路です。矢倉沢自体の枯れ沢歩きは難しいところはなく楽です。
富士見台
もやっているけど、富士見台でのお約束の富士です。
杉沢の頭
狐塚峠(「きつねづか」と読むのか「こづか」なのか?)
杉の丸
黒ドッケ
大嵐山
No.74送電鉄塔。鉄塔右手に階段風のものが見えるけど、こんな急斜面の階段風なものを上り下りすることを考えるだに足が震える。これ以上近づくのも怖い感じなのに、この鉄塔を架け、この鉄塔を巡視管理している方がいるのだと思うとそのことに対して尊敬する。
三本松。その名称の通りにこの辺には松も多く植生している。
関場峠が見えてきた。
関場峠です。峠では飯を食えと言う言葉もあり、ここでおにぎり一個食す。
小下沢林道。
小下沢に流れる滝で、最初これが滝かなと思っていたけど、滝でいいのかなあ?
先の滝とこの滝で二連滝となっているけど、地図にある滝はこれじゃなさそう?
小下沢に流れ込む滝発見!
これなら大きさと言い間違いなく滝だ。
小下沢林道を2017年1月だけで三回歩いたけど、この滝に気が付いたのは1月28日のこと。
その滝よりさらに歩を進めて行くと、あれ、嘘だろうというような光景が!
岩から落ちる雫が凍って氷柱状となっている!
やあ、凄いなあ。もう少し奥深い山に行けば凍った滝なんかも見られるだろうけど、低山ハイキングでこんなのが見れればこれだけで幸せです。
小下沢林道もなかなか良いもんだなと、景色を楽しみながら下る。
台湾の太魯閣渓谷とは比較すべきもないけど、そんな雰囲気もちょっとは・・・まあ、想像力をたくましくして見て欲しい(^^;)
異人達の顔にも見える岩群。想像力が大事です(^^)b
小下沢の流れも美しいですよ。
熊の手水場。熊の手のように見える・想像力想像力だよ!
このゲートの先は狐塚峠、景信山登山口です。
ジェット雲が夕日で赤かったんだけど、デジカメで葉色が出ていなくて残念です。
霰でも振ったのか?
夜間凍結防止のために路面に撒かれた塩カリだった。
午後5時10分、日影バス停付近。少し薄暗くなってきました。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ツエルト | 健康保険証 |
ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
軽アイゼン | トレッキングポール |
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