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三方分山2017年1月

三方分山・パノラマ台( 関東)

パーティ: 1人 (ニャゴニャゴ さん )

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行程・コース

天候

快晴

登山口へのアクセス

マイカー
その他: コースタイムは雪の状況によるので、時間的制約のないマイカーを利用。

この登山記録の行程

県営駐車場(8:55)・・・精進(9:05)・・・堰堤(9:30)[準備20分]・・・女坂峠(10:30)[休憩10分]・・・三方分山(11:30)[休憩10分]・・・精進峠(12:20)[休憩10分]・・・根子峠(13:30)[休憩10分]・・・パノラマ台(14:00)[休憩40分]・・・県営駐車場(15:30)

コース

総距離
約7.8km
累積標高差
上り約819m
下り約819m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

雪の低山第二弾は、精進湖から三方分山を経てパノラマ台へ巡る周回コースを選んだ。
精進湖畔の駐車場から精進まで車道を歩き、旧中道往還に入る。ここから女坂峠まで、歴史ある街道を歩くことになる。舗装路が終わると雪が現れ、沢を左右に渡りながら山道を進む。間もなくやや大きな堰堤に突き当たり、木橋で右岸に渡ると、ここから狭い登山道になる。雪もしっかりとあり、傾斜も急になるので、ここでアイゼンとスパッツを着けた。前回ほどではないが、冬用ブーツが大きく、取り付けにやや時間がかかる。
女坂峠への登りは急な圧雪路でアイゼンが良く効く。登り詰めた所が女坂峠(阿難坂)で、旧中道往還の難所であったと。ここからは、冬枯れの樹林越しに、これから登る三方分山が見える。女坂峠からの稜線は右側が崩落しているところが二箇所あり、二つ目は巻き道ができている。長い急登が緩むと疎林の中に笹が生えた雪原となり、三方分山山頂に至る。山頂は一面雪野原で、腰を下ろして休む場がない。シートを敷いて昼食にしようかとも思ったが、雪が厚かったので、写真を撮って、登頂のメールを打ったら、先に進むことにした。しかし、その判断が誤りであった。
三方分山からの下りは、緩やかな雪尾根で始まるが、精進山から先は岩混じりの急下降で、雪がないところもあり、アイゼンが引っ掛かりやすく、慎重に下る。精進峠は12時を回っていたが、ここでも昼食を飛ばし、先に進んだ。ここからは小刻みな登り下りを繰り返し、バテてきた。昼食にできそうな場所を探しながら歩くも、腰を下ろす場所すらなく、1305mピークでカロリーメイトを口に入れた。唾液が出ず、カサカサした異物をお茶で流し込んだ感じだった。三方分山山頂で雪を踏み均してでも昼食にすべきだった。根子峠からパノラマ台までの登りは、湿雪でアイゼンの裏が雪団子となり、ストックで落としながら進むも、10歩登っては一息つくという、バテバテの歩みとなってしまった。
やっとの思いでパノラマ台に到着。待望の昼食に取り掛かるも、なんと箸・スプーンを忘れてきた!どうしようかと思っていたら、枯れ枝が目に入り、これを折って箸代わりにして、ガツガツと食べた。・・・回復。パノラマ台からは、子抱富士、三方分山、御坂山地、西湖方面などの眺望が素晴らしく、ここまで来た甲斐があった。パノラマ台からは快調に下る。途中桟道の先で雪が消えたので、アイゼンを外した。その後も何度か雪や凍結が現れたが、アイゼンなしで下り切った。
昼食を飛ばしてこれほどバテるとは思いもよらず、朝と午後で異なる雪質に体力が消耗するという体験をした雪の低山山行であった。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 地図
コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) 健康保険証
ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食
テーピングテープ 軽アイゼン トレッキングポール ストーブ 燃料 ライター
カップ クッカー
【その他】 エマージェンシーシート、サポーター

登った山

三方分山

三方分山

1,422m

よく似たコース

三方分山 山梨県

樹林と好展望を楽しむ周遊コース

最適日数
日帰り
コースタイプ
周回
歩行時間
4時間20分
難易度
★★
コース定数
19
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