行程・コース
天候
曇り時々晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
国道29号から案内標識に従って国道482号へ。
わかさ氷ノ山スキー場アルパインゲレンデ下の駐車場に停める。
この登山記録の行程
わかさ氷ノ山スキー場アルパインコース下の駐車場(5:23)…スキー場最上部(6:50)…三の丸(8:05-8:22)…氷ノ山山頂(9:21-9:52)…氷ノ山越(10:55-11:15)…わかさ氷ノ山キャンプ場(11:56)
※キャンプ場からスキー場へは徒歩約15分。一人で車の回収へ向かう。
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
昨年より山歩きを始めた母に氷ノ山に初登頂してもらおうと計画した山行です。
今回選んだ三の丸コースは鳥取県側から氷ノ山へ向かう登山道の一つです。
序盤のスキー場での大きな登りが核心部といって差し支えないコースです。
但しスキー場を過ぎれば、氷ノ山山頂まで緩やかな縦走を楽しめます。
でも三の丸、氷ノ山間では数か所でぬかるみがあって、靴は汚れるものと覚悟が必要です。
フォトギャラリー:21枚
早朝で涼しいうちにスキー場を登ってしまうことが大事です。
下山後の車の回収の利便性を考え、アルパインゲレンデ側に駐車します。
仙谷コースや自然探勝路を歩く場合はこちらのほうが便利です。
三の丸コースへ向かうには最初は舗装された林道を歩くのが良いでしょう。
アルパインコース、イヌワシコース側から舗装路を歩いてロマンスコースへ。
ここからはゲレンデを登っていきます。ここは初級コースなのでまだ斜度は緩めですが、上へ行くにしたがって急になってきます・・。
スキー場最上部のチャレンジコースの急斜面を乗り越えなくてはいけません。
一応階段道が整備されていますが、リフト終点直下辺りで崩落しています。
崩落個所は滑りやすい岩場になっているので要注意。
ようやく急な登りを終えてリフト終点に辿り着きます。
ここまでで氷ノ山までの標高差の半分超を稼いでしまいます。
リフト終点からの展望は抜群なのですが、板張りをよく見ると傷んでいる箇所があり。
改修されるまで立ち入らないほうが良かったです。
一応登山道に沿ってロープが張られていました。
リフト終点からは植林と自然林が混ざった尾根歩きとなります。
登るにつれてなだらかになってきます。
展望にはあまり恵まれませんが、途中からは氷ノ山山頂や三の丸が見えてきます。
この辺りが三の丸コースで最も楽しいところと思います。
ブナの大木の回廊を通過します。尾根も殆ど平坦になって散策気分で歩けます。
森林限界を越えた?ように植生ががらっと変わり、一面笹原の台地に出てきます。
熊笹は背丈以上の高さで展望と風も遮ります。
真夏の昼間にここを歩くのは避けたいところです。
三の丸まであと少しのところで、戸倉側から登ってくる坂ノ谷コースと合流します。
南側は一面笹原が広がり、氷ノ山初めての母は感動していました。
避難小屋を過ぎてすぐに三の丸に到着!
正面に目指す氷ノ山が殆ど変わらない標高差で見えています。
三の丸は笹原に囲まれたミニピークで展望櫓もある居心地の良いところ。
展望を満喫するためにもゆっくりしていきます。
三の丸(宍粟50名山最高峰)から氷ノ山を見据える。
これより引き続き氷ノ山へ向けて笹原の間を抜けていきます。
三の丸から氷ノ山へ向けて北上します。
殆ど標高差はありませんが、小刻みにアップダウンを繰り返します。
また相変わらず泥濘が数か所あって、快適に歩けるところとは言い難いです。
それでも歩いていると氷ノ山が段々と近くなってきて、山頂の建物がよく見えてきます。
ただし1,448m標高点ピーク辺りのぬかるみ突破はルートミスに要注意。
標高差約60mの最後の登りに掛かります。
振り返ると三の丸が遠くに小さく見えています。
この行程は縦走の醍醐味も味わえます。
やや曇りがちで比較的涼しい氷ノ山山頂に到着!
とりあえずトイレもある展望所で、三の丸を眺めつつ一息入れましょう。
これよりわかさ氷ノ山キャンプ場へ向けて下山を開始します。
まずはブン回し尾根上に避難小屋が小さく見えている氷ノ山越を目指します。
やや雲行きが怪しくなってきましたが、幸いにも雨は降りませんでした。
氷ノ山越まで下っていくと、続々の登り中の方々とすれ違います。
笹原の中に立つ山頂避難小屋。
氷ノ山山頂を後にします。
約1時間で氷ノ山越に到着。
やや滑りやすい下りが続き、母の様子を見ながらゆっくりしたペースで降りてきました。
氷ノ山越のベンチに腰掛けて、残りの下りに備えます。
氷ノ山越から眺めた氷ノ山。
雲から現れたり、隠れたりを繰り返していました。
わかさ氷ノ山キャンプ場へ向けて下っていきます。
氷ノ山越直下はけっこう急な下りです。
途中からはなだらかになってきて、涼しげな沢を横切ったりします。
わかさ氷ノ山キャンプ場に到着!
キャンプ場の最も奥まったところですが、しっかり道標があるので登山口は分かりやすいです。
ここで母に待っていてもらい、自分は車の回収にスキー場に向かいます。
周回を終えてわかさ氷ノ山スキー場に戻ってきました。
少し前は途中で崩落個所がありましたが、今ではキャンプ場まで山沿いの道を車で通れるようになっています。
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
ストーブ | 燃料 | カップ | クッカー | カトラリー | |
【その他】 三脚 |
みんなのコメント