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湯ノ丸リフトを利用して池ノ平をスノーシュー歩き~新雪歩きは楽しいがきつい~

池ノ平( 上信越)

パーティ: 2人 (モーちゃん さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

晴後曇り。気温駐車場-6℃(8:30)0℃(14:15)。林道は無風だが尾根上は強風で寒い。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 上信越道小諸ICをおりて県道79号線に出た。別府交差点を右折して県道94号線を登り湯ノ丸スキー場を目指した。除雪してあるが凍結していた。地蔵峠の手前を右折して湯ノ丸高峰林道を約400m進み第六ゲレンデカプセルリフト乗り場駐車場(無料)に入れた。リフト1回券400円(シルバー料金。大人500円)。

この登山記録の行程

湯ノ丸スキー場第六ゲレンデカプセルリフト山頂駅9:10・・・9:15湯ノ丸高峰林道(車両冬季通行止め)・・・10:40池ノ平湿原入口11:00・・・11:43村界の丘11:53・・・12:00昼食12:30・・・12:50池ノ平湿原入口・・・林道(カモシカコース)・・・14:13駐車場。
※往路はリフト利用。復路は林道歩き。

コース

総距離
約5.8km
累積標高差
上り約172m
下り約387m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 表紙画像は、村界の丘から眺望した妙高山(右)と火打山だ(左)。西方は樹木にさえぎられて眺望がなかったが、東・南・北方には絶景が広がった。山座同定することができ、ここまでの奮闘が報われた。
 
 新雪の上をスノーシューで歩いた。前日に降雪があったようだ。さらさらのパウダースノーだ。湿った雪ではないので、スノーシューが軽く感じた。前半は緩やかな上りの林道歩きだ。気持ちよく足が進んで行った。
そのうちだんだんと雪の量が多くなって来た。スノーシューが脛の真中まで沈むようになってくると足腰や腿・膝の筋肉が痛み出した。さっきまでの楽しさはどこへやら。
 池ノ平湿原入口に到着。霞んでいたが南から南西にかけて富士山・八ヶ岳・中央アルプス・御嶽山等が見えた。八ヶ岳の間から北岳が顔を覗かせていた。空には南から雲が次々と流れ込み始めていた。風が強くなり、寒くなって来た。
 右手の急斜面を登り、雲上の丘を目指した。北アルプスを眺望するためだ。しかし、ここにはトレースが全くない。積雪もさらに増えた。積雪が膝の深さを越えるとピッチは落ちた。スノーシューをはいてラッセルなんて聞いたことがない。10歩進んでは10秒間立ち休み。その繰り返し。雲上の丘行きを断念し、手前の村界の丘を目的地とした。
 やっと村界ノ丘に到着。絶景が広がっていてうれしかった。悪戦苦闘した甲斐があった。東方は西篭ノ登山・篭ノ登山・水ノ塔山・高峯山。高峯山の向こうには黒斑山・蛇骨岳その向こうには噴煙を上げる浅間山。南には富士山・八ヶ岳・中央アルプス・御嶽山。北には、草津白根山・四阿山・根子岳その後ろには妙高山・火打山等。西方は樹木にさえぎられて見えなかった。こんなに見えて良かった。山座同定は楽しい。
 帰路は林道をずうっと下って行って駐車場に無事着いた。大変満足したスノーシュー歩きになった。
※ 付け加え リフトに乗車している間右後方に北アルプスがよく見えた。撮影したかったが、手に荷物を抱えてていたため、カメラを取り出せなくて残念だった。
(参考にしていただきたいこと)
①トイレ ○道の駅「雷電くるみの里」 ○第六ゲレンデ麓のレストラン。※池ノ平湿原駐車場は冬季使用不可
②アイゼンだけでは踏み抜いて歩けない。ワカンとの併用が必要。
スノーシューは、急斜面を登り降りするので、かかとを上げ下げできる物がずうっと楽だ。
③スキーヤーとの接触に注意。練馬区の中学生がスキー教室で来ていた。 
 

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フォトギャラリー:19枚

ここはパノラマリフト山頂駅。奥に見えたのは北アルプスの峰々。槍ヶ岳の穂先まで目視で来たのはうれしかった。

歩き初めて30分もすると、林道から西篭ノ登山続いて篭ノ登山が目の前に現れた。

池ノ平湿原駐車場だ。奥はこれから登ろうとする村界ノ丘だ。

池ノ平湿原入口から見た南方の様子。左は富士山右は八ヶ岳。

雲が入り込み富士山が霞んでしまった。

八ヶ岳。

北岳が八ヶ岳の後ろに顔を覗かせていたのでアップ。

湿原入口から急な斜面を直登。トレースはないが上へ上へと進んだ。

湿原入口から約40分、村界ノ丘にやっと到着。大展望が広がっていた。後ろは左西篭ノ登山、右篭ノ登だ。

西篭ノ登山。

篭ノ登山。山頂に人の姿は見えなかった。

左篭ノ登山 右水ノ塔山。

右黒斑山左蛇骨岳。その間から浅間山のお釜が見えた。噴煙も目視できた

草津白根方面。。

四阿山をアップ。

四阿山の左後ろには根子岳。

妙高山をアップ。麓にはスキー場のゲレンデが広がっていた。外人客が大変多いそうだ(蛇足)。

妙高山の左後ろは真っ白な火打山。

帰路は林道の端をスキーヤーに注意してスノーシュー歩き。正面は湯ノ丸スキー場のリフト山頂駅、下りは乗車不可。

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装備・携行品

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