行程・コース
天候
快晴・強風、途中から山頂まで吹雪
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
関越道の水上ICで降りて、国道291号を北上し、谷川岳ロープウェイ「土合口駅」まで約13km・20分です。7階建ての「谷川岳ベースプラザ」に車を停めて(1,000円)、6階で往復チケットを購入して(2,060円)、7階からロープウェイに乗り、終点の「天神平駅」から登山開始です。
この登山記録の行程
「天神平駅」(10:00)・・・熊穴沢避難小屋(10:50)・・・大岩「天狗の留まり場」(11:25)・・・分岐道標(12:10)・・・トマの耳山頂(12:20)・・・オキの耳山頂(12:40)・・・肩ノ小屋(13:10)・・・「天神平駅」(14:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
「谷川岳ベースプラザ」は下階が駐車場で、6階にチケット売り場や売店などがあります。
チケット売り場の右手で登山届に記入してから、7階のロープウェイ乗り場まで歩きます。
「天神平駅」までは約7分間で着きます。駅を出たらゲレンデ下部でアイゼン装着です。
ゲレンデ下部から反時計回りにゲレンデ周囲を登って行きます。まだ良い天気でした。
2月末のこの時期はまだ雪が締まってなく、雪に足を取られながら天神尾根に出ました。
ここから本格的な雪山登山が始まります。天気は良かったのですが、前方は雪雲です。
途中から、前方のピークが見えないほどの雪が降ってきましたが、トレースはあります。
進んで行くと、唯一の危険な短い下りがありますが、ゆっくり下れば問題はありません。
「熊穴沢避難小屋」に着くころには吹雪になり、多くの方が重装備に変更していました。
ここから結構な勾配の登りが続きますが、前の方の足跡を頼りに一歩一歩登って行きます。
大きな岩である「天狗の留まり場」で小休止して、今度はかなり広い勾配を登りつ続けます。
強風の吹雪の中で視界が悪く、前方の人たちの姿が少しづつ薄くなっていく状況です。
ホワイトアウトになり、広い斜面で登山者が一列ではなく広がっている危険な状態でした。
トレースをたどりながら登っていると、左斜めを登っていた方がクレバスに落ちました。
クレバスはトマの耳の山頂手前に30m位の長さで50cm程の幅で口を開いていました。
クレバスを飛び越えてトマの耳山頂です。その先に一瞬かすかにオキの耳が見えました。
時折雲が抜けて雪がやみ、一瞬見える絶景の中をトマの耳からオキの耳へと往復です。
帰路は来た道を戻りましたが、下山者が増えた為、登山時の雪のステップは崩れていて
これから登る方達は、トレースはありますが、ぐしゃぐしゃな雪の中を登ることになります。
高度を下げるに伴い、晴天が顔を出しましたが、振り返ると山頂はまだ雪雲の中でした。
多くの登山者がいた為、あまり危険ではありませんでしたが、2割から3割が女性でした。
景色・工程・標高など、晴れていたらもう一度来てみたい山です。
フォトギャラリー:47枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | ライター | アウターウェア |
オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 | アイゼン | ピッケル |
スノーシュー |
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